一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

明日は社団戦!!

2021-09-25 23:04:05 | 社団戦
明日は2021年度社団戦「交流大会」第1日目が行われる。将棋ペンクラブの状況が分からなかったが、サイトを見たら名前があった。今年も参加の運びになったのだ。
私は将棋ペンクラブから出場するつもりなので、最悪、当日に会場に行けばいいのだが、その前に誰かとコンタクトを取りたい。
いつもはKan氏と取っているのだが、私のメールアドレスは変わってしまっており、auの過去メールも見られない。つまり相手先のメアドが分からず、私はどうしようもなかった。
だが先日、Kan氏から封書で通知が来た。Kan氏も私にメールをくれたが、宛て先不明で帰ってきたと思われる。そこで手紙となったわけだ。いまや古典的だが、昔はこうやってやり取りをするのが当たり前だったのだ。
内容は私の参加を促すもので、もちろん快諾である。手紙にはKan氏のメアドが書いてあったので、私はメールで返信した。
あらためて交流戦は4組からの出場で、全14チーム。全11回戦なので、総当たりではない。目玉は第1日目4回戦の大野教室2戦で、私は古巣との対戦となる。
また第2日目は10月31日だが、私は24日、どうしても外せない用事ができたので、助かった、と胸をなでおろした。
ところが23日、サイトに「10月31日にメンテナンス工事が入り、24日に変更」の緊急連絡が掲載された。
まさかの展開で、これで第2日目の私の参加はなくなった。こういうパターン、私の人生にはよくある。たぶん、私に31日の都合が悪ければ、そのまま31日が大会日になっていただろう。
ともあれ明日は、出場した回は全力で戦いたい。
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鈴木女流三段-渡部女流三段戦、終わる

2021-09-24 06:07:43 | 女流棋戦
23日(木)は祝日だったが普通に9局が組まれ、第48期女流名人戦リーグ・鈴木環那女流三段対渡部愛女流三段の一戦もあった。鈴木女流三段は4勝2敗、渡部女流三段は3勝3敗で、前者は挑戦権を、後者は残留を目指したい。
あまり知られていないがこの一局は、「私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の1位と2位の対戦。私に観戦記を書かせてくれたら、両者の描写のみで全譜を書き切る自信がある(なお白玲戦も、1位と3位の対戦である)。
結果は、スポーツ報知の北野記者がツイッターにて逸早く結果を知らせてくれ、鈴木女流三段が勝った。ネット掲示板ではウソの情報を書きこむキチガイがいるが、主催関係者が知らせてくれる以上に正しい情報はなく、北野記者に感謝、感謝である。
鈴木女流三段はこれで5勝2敗。前期は早々に残留を決め、第48期も9局指せることを喜んでいたが、これで来期もリーグ戦以上が保証されたわけだ。
現在の首位は伊藤沙恵女流三段で4勝1敗。伊藤女流三段はタイトル戦の常連で、残り4戦を全勝で挑戦者となる、唯一の自力である。だが伊藤女流三段は23日のマイナビ女子オープンで中井広恵女流六段に屈しており、絶対的存在ではない。
また23日は第3期清麗戦第1局・里見香奈清麗対加藤桃子女流三段戦が行われたが、この挑戦者決定戦で鈴木女流三段は敗れている。つまり鈴木女流三段はこの日、里見清麗と盤を挟んでいたかもしれないのだ。
いずれにしても着実に実力をつけている鈴木女流三段、女流名人戦で頑張ってほしい。
いっぽう渡部女流三段は、研究不足があったかもしれない。ここがタイトル戦展開中の女流棋士にはつらいところだが、それが強者の宿命だからやむを得ない。
渡部女流三段の残りは伊藤女流三段と加藤女流三段。どちらも難敵だが、伊藤女流三段に勝てば、それが鈴木女流三段へのアシストとなる。これが総当たりリーグ戦の醍醐味でもある。
とにかく、早いところ残留を決めてもらいたい。
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第1期白玲戦第2局

2021-09-23 12:56:26 | 女流棋戦
18日に指された第1期白玲戦第2局に触れてみる。
西山朋佳女流三冠の先勝で迎えた本局は、後手番西山女流三冠が四間飛車に振った。渡部愛女流三段が▲2五歩△3三角を決めたのに、初志貫徹の△4二飛だった。西山女流三冠がこの筋に飛車を振るのは珍しいが、順位決定トーナメントの加藤圭女流二段戦でも同様の作戦を採っている。作戦巧者・加藤女流二段の研究を外す意味だが、相手を格下に見ていればスンナリ中飛車に振ったはず。それをそうしなかったのは、そのくらい加藤女流二段を評価していたということだ。
本局の渡部女流三段にも同じことがいえるが、加えて七番勝負の長丁場、さらに先勝した余裕も西山女流三冠にはあったと思う。
対して渡部女流三段は、▲6六角と上がった。若干奇異な手だが、ここから▲8八銀~▲7七桂~▲8九玉と囲う意味で、場合によっては端攻めを見ている。
それを察知し西山女流三冠も美濃囲いを放棄し、△6二金上。△8二玉も保留し、△8二銀の余地を残した。このあたりの西山女流三冠の指し手は緻密で、さすがに実力四段だけのことはあると感心した。
先手としては、持久戦となりがちなこの戦法で、右銀が▲5七へ上がりたい。しかしそうすると▲6六角の進退が極まり、指しづらくなる。
とはいえ渡部女流三段も▲5七銀と上がったが、対する西山女流三冠の解答は、△7三金~△6四金~△5二飛だった。
この形に捉われない指し方も西山女流三冠の魅力だが、実際角金交換の戦果を挙げ、後手としては十分。私が先手で指導対局を受けていたらこの時点で戦意喪失。以下はジリ貧負けとなったであろう。
しかし相手は渡部女流三段で、その後も辛抱強く指し続け、気が付けば盛り返していたようだ。

だが図の局面で▲7七銀と引いたのがマズかったらしい。以下△6八桂成▲同金に△3四角が好打で、これで西山ペースになった。
戻って▲7七銀では、じっと▲7四歩と取り込むのがよかったらしい。
ここ、もし後手が西山女流三冠でなかったら、渡部女流三段も「あなたばかり気持ちいい手は指させないから」とばかり、寸隙を衝いて▲7四歩と反撃したと思う。
しかし本譜は西山女流三冠の攻めにおののき、つい▲7七銀と防御を固めてしまった。
ちなみに△3四角以下は、▲5六香、▲6五桂、▲7六桂と次々に只取りされ、これで勝負あった。
本局、西山女流三冠が不利な局面もあったが、西山女流三冠の快勝といっていい。とりわけ本局は微妙な四間飛車だったから、2勝0敗は十分な結果だろう。
対して渡部女流三段は痛かった。この白玲戦を野球の日本シリーズに例えれば、渡部女流三段は0対10で3試合負けてもいいのである。しかし競り合った試合は4つ、確実に勝ちたい。本局は5対4で勝てるチャンスだったのに、2対5で負けてしまった感じだ。
いよいよ渡部女流三段は苦しいが、ツイッターその他の談話を読むと、「第3局も頑張ります」と前向きだ。その意気やよし、である。
第3局は10月2日、鹿児島県指宿市にて。渡部女流三段はとにかく1勝。話はそれからだ。
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1日遅れの名月

2021-09-22 23:26:30 | プライベート
昨夜オフクロが叫んだ。「あらあ、月がきれい!」
トイレに入ったら、窓から中秋の名月が飛び込んできたという。
確かにトイレから見る満月はオツなものである。オフクロは用を足したあとオヤジを呼んで2人で見ていたが、これはいいお月見になったのではないか。
そういえば数年前、私は同じ状況で名月を写真に撮り、ブログに上げた気がする。
数年前と同じことをしようと思い、私は1日遅れながらの今夜、トイレに駆け込んだ。だが、なかなか見えない。
とりあえず庭に出て、パチリ。それから数十分後、ようやくトイレの窓から名月が見えたが、微妙に障害物があり、驚くほどの構図ではなかった。
では一応、庭から撮った名月をアップしておこう。



私のカメラでは、ここまでのズームで精一杯だった。
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将棋版フォネティックコード

2021-09-21 20:44:57 | 将棋雑記
将棋版フォネティックコード(通話表)を考えてみた。

・合駒の「あ」
・居飛車の「い」
・上手の「う」
・叡王の「え」
・王手の「お」
・角の「か」
・香車の「き」
・九段の「く」
・桂馬の「け」
・好手の「こ」
・阪田三吉の「さ」
・将棋の「し」
・スズメ刺しの「す」
・先手の「せ」
・袖飛車の「そ」
・タイトルの「た」
・挑戦の「ち」
・詰めろの「つ」
・天才の「て」
・と金の「と」
・中飛車の「な」
・二歩の「に」
・抜け番の「ぬ」
・ネコ式タテ歩取りの「ね」
・ノータイムの「の」
・羽生の「は」
・飛車の「ひ」
・藤井の「ふ」
・変化の「へ」
・彫り駒の「ほ」
・マス目の「ま」
・美濃囲いの「み」
・向かい飛車の「む」
・名人の「め」
・森内の「も」
・矢倉の「や」
・指運の「ゆ」
・米長の「よ」
・ラス前の「ら」
・竜王の「り」
・ルールの「る」
・レーティングの「れ」
・六枚落ちの「ろ」
・脇システムの「わ」
・雁木の「が」
・玉の「ぎ」
・グズるの「ぐ」
・原始棒銀の「げ」
・後手の「ご」
・座布団の「ざ」
・女流の「じ」
・図面の「ず」
・Zの「ぜ」
・俗手の「ぞ」
・ダンスの歩の「だ」
・?「ぢ」
・?「づ」
・電王戦の「で」
・泥沼流の「ど」
・バカ詰の「ば」
・貧乏図式の「び」
・部分図の「ぶ」
・別解の「べ」
・棒銀の「ぼ」
・パックマン戦法の「ぱ」
・ぴよ将棋の「ぴ」
・プロ棋士の「ぷ」
・ペンクラブの「ぺ」
・ポカの「ぽ」
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