一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

式年遷宮の旅・8

2013-08-21 00:41:34 | 旅行記・その他の地域
内宮の正式名称は「皇大神宮」。外宮から約6キロ、神路山のふもとにあるらしい。
さすがにここは観光客、いや参拝客が多い。時代劇に出てきそうな大橋(宇治橋)の下を、豊かな清流が流れている。五十鈴川だ。その向こうには大鳥居。思わず居住まいを正してしまう。大鳥居をくぐるとき、けっこう若いカップルもお辞儀をする。彼らにも日本人の血が流れているのだ。
一の鳥居をくぐると、右手の五十鈴川でみなが手を洗っている。どうも、お清めらしい。私もそれに倣う。
二の鳥居の近くに、神楽殿が見えてきた。入母屋造が美しい。さらに歩くと、正宮が見えてきた。一番奥のご正殿に、天照大神がお鎮まりになっている。ちなみに式年遷宮の斎行は、内宮が10月2日、外宮が10月5日である。
さすがにここは、襟を正してお参りをする。といっても私は、Tシャツ姿だったが。
再び神楽殿に戻り、ご朱印をいただく。これが外宮と同じそっけないもので、きょうの日付を揮毫したあと、「内宮○○」と朱印を捺しただけのものである。さすがに天下の伊勢神宮。ごちゃごちゃしたことは書かないのである。
ここでも式年遷宮の献金を行っていたので、出雲大社と同じ2,000円を奉納する。この金額が高いのか安いのか分からない。恐らく、安いのだろう。
待合室みたいなところがある。ジュースの自動販売機があったが、冷水器が置いてある。もちろん無料で、ありがたくいただいた。
再び宇治橋を通って、内宮を出る。これで出雲大社と伊勢神宮外宮、内宮、3つの式年遷宮参拝が終わった。どのくらいパワーをいただけたのか分からぬが、やるだけのことはやったつもりである。
右手を見ると、古風なたたずまいの飲食店が、一直線に連なっていた。ここが旧参宮街道の「おはらい町通り」である。これが物凄い人出で、思ったのだが、参拝者はこの通りの観光が目的で来ているのではあるまいか。そう考えれば、京都の清水寺界隈にも、同じ雰囲気はあった。これらはいわば、日本の元祖テーマパークなのだ。
お昼はとっくに過ぎているから、伊勢うどんを食したいが、ホントに時間がなくなってきた。後先考えずに伊勢うどんを食し、それが原因で新幹線にでも乗るハメになったら、数百円の出費が数千円の出費になってしまう。ここはぐっと我慢するしかない。
右手に赤福本店が見えてきた。誤解を恐れずに言えば、伊勢神宮のイメージは内宮でも宇治橋でもなく、この赤福本店ではないかと思う。
本店は物凄い客だった。この不景気に、羨ましいことだ。
そしてその手前の道を右に曲がれば、小さな橋があるはずだ。きょうは6月30日、みそかだ。
伊勢には毎月1日、いつもより早く起きてお参りする風習が残っており、それにちなんで赤福では毎月1日、「朔日餅(ついたちもち)」を発売している。お笑いのU字工事がテレビ朝日「いきなり!黄金伝説。」で紹介したことから、一躍有名になった。その橋の袂に、購入の順番を待つ行列があるはずなのである。
またU字工事が並んでいるのかと期待しつつ角を曲がったが、彼らの姿はなし。ただし一番乗りの席も空席になっていた。つまり、席を外しているということだ。
朔日餅の「1番」をゲットするために、早い人は数日前から並ぶという。しかしそれは、食事とトイレ以外はそこに着座するものでなければならないと考える。空席の時間が長ければ、それは順番待ちをしていることにはならないと思うがどうか。
例えばどこかの将棋まつりで、最前列の席にチラシを置いて、本人は目当ての女流棋士が出てくるまで戻ってこない。その間別の出し物があっても、その席は空席になっている。世田谷の将棋まつりで実際にあったことである。こんな愚行をするバカ将棋ファンと、朔日餅先頭グループの本質は、同じことと思う。
赤福で赤福もちを買う。私が両親にお土産を買って帰ってもあまり喜ばれないが、赤福もちだけは別だ。これだけはすぐになくなる。
本店の向かいは別店舗があり、「おかげ横丁」の正面入口になっている。おかげ横丁とは初耳だが、さすがにここ数年の間にできたものだろう。
江戸の趣がうまい具合に再現されている。その一隅にラムネが売られていたので、買う。120円は良心的な価格である。
店の人にフタを開けてもらい、飲む。いうまでもないが、ラムネを飲むときは、ビン上部の窪みのところにビー玉を引っかける。これがうまくいかないと、ビー玉が飲み口を塞ぎ、うまく飲めない。
喉が渇いていたから、ラムネは実にうまかった。
おはらい町通りに戻る。古風な外観のコンビニがあったので、入る。103円のパックのお茶を買おうとしたが、小銭がうまく取り出せず、断念した。
もっと旧道界隈を楽しみたいが、もう東京に向かわなければならない。バス停前で赤福もちの追加を買い、私は伊勢市方面行きのバスに乗った。
バスは途中、五十鈴ヶ丘駅に止まる。風雅な駅名だが、近鉄の駅だろうか。若い女性が駅舎に向かって、恐ろしく長い列を作っている。近くで何かイベントがあったのだろうか。
私も降りたいが、JRとの接続がうまくいくか分からず、そのままやり過ごす。
宇治山田駅でも停車。ここはローカル線の一駅というイメージだったが、これは私の錯覚。堂々たる名駅舎だった。しかしやっぱり、降りられない。
時刻は午後3時20分。私が乗るべき電車は、15時26分・JR伊勢市駅発の快速みえである。そして鈍行を乗り継ぎ、東京駅には23時46分に着く。つまりこの快速みえが、私が東京に戻れる「最終列車」なのである。
3時22分、バスは駅前に着いたが、停止はせず、そのまま進む。何をやってるのだ!? バスは外宮方面ぞいで止まった。
私はバスを降り、駅前に駆けだす。しかし駅に着いても、そのまま改札を抜けるわけにはいかない。切符を買わねばならないからだ。
しかしバス代410円を払って、残りの所持金は7,010円。東京都区内まではここから7,630円かかる。つまりこのままでは東京に帰れない。ああ、どうする!?
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回電王戦を振り返って

2013-08-20 00:03:34 | 将棋イベント
どうでもいいんだが、マイナビのサイト(の棋譜)が、「渡辺弥生女流1級」になっている。渡辺女流1級は女流王座戦でベスト4に入り、「女流初段」ですよ。北尾まどか女流初段は早々に「女流二段」としておいて、女流王座戦での昇段は無視する、ということだろうか。
入力者も将棋スタッフなのだろうから、素人みたいな間違いをしないでもらいたい。


3月22日(土)から1週間ごとに行われた第2回電王戦。結果は以下のとおりとなった。

○阿部光瑠四段―●習甦
●佐藤慎一四段ー○Ponanza
●船江恒平五段ー○ツツカナ
△塚田泰明九段ー△Puella α(持将棋)
●三浦弘行八段(当時)ー○GPS将棋
(コンピュータの3勝1敗1持将棋)

戦前の私の予想は、コンピュータ側の5勝0敗。ところが開幕してみると、阿部四段が習甦相手に完勝し、私の読みは早くも崩れた。
第2局・佐藤-Ponanza戦も、Ponanzaが中盤までで飛車桂交換の駒損。コンピュータの2連敗もありえたが、そこからPonanzaが辛抱強く?指し、逆転に成功。最後はコンピュータらしく、正確な指し手で寄せ切った。
佐藤四段はいい将棋を落としたが、終盤は佐藤四段に疲労の色が見え、形勢逆転は時間の問題、の雰囲気はあった。
ともあれコンピュータがプロ棋士に勝った、歴史的な一局であった。
第3局も、船江五段が優位に進める。94手目ツツカナは△6六銀と捨ててから△4二歩! 観戦中は、この銀捨てはツツカナの見落としかと思われたが、実際は妙手だったようだ。
とはいえ船江五段が金と成桂を払って自陣の憂いをなくし、銀得。さすがにこれは船江五段が余すか、と思われた。
しかし第2局もそうだったが、コンピュータ側は、このくらいの駒損は何とも思わないようである。もっともコンピュータに感情はないが。あくまでも最善手を続け、船江五段を楽にさせない。
こうなると疲れのないコンピュータのペースだ。この後もツツカナは冷静?に指し、最後は船江五段が体力負けの感じで、無念の投了となった。
第4局は相矢倉。Puella αがうまく指し、必勝形となった。
ところが塚田九段がなかなか投げず、挙句はムリヤリ入玉を図る始末。ただこれでは駒数が全然足りず、私には塚田九段が、ただ悪あがきをしているだけにしか見えなかった。
しかし数手進み、塚田九段がPuella αの馬を詰ましてみると、持ち点が急接近。最後は持将棋となった。
必敗の将棋を持将棋に持ち込み、塚田九段へのネット上の罵声は、賞賛の声へと変わったのである。
しかし時を経てみると、この塚田九段の指し方はどうだったのだろうと思う。相手がコンピュータだから持将棋で逃れようとは、考えが退廃的ではないか。たとえば塚田九段のこの指し方を見て、「頭金で詰まされるまで投げないぞ!」と決意を新たにする愛棋家が出たら、それはそれで問題ではあるまいか。
持将棋模様になってからのコンピュータの指し手なども含め、本局は大きな課題をいくつも残した。
最終第5局は、三浦九段とGPS将棋の一戦。相矢倉から、後手のGPS将棋がいままでにない仕掛けを敢行し、しかもそれで後手も指せる、となったから驚いた。
その後もコクのある戦いが続くが、最後はGPS将棋が細い攻めを繋げて快勝。計5局でコンピュータの3勝1敗1持将棋となった。
これはコンピュータが大健闘、というところだが、私の予想は「コンピュータ5勝0敗」。星はもちろん、内容も快勝のつもりだったので、いささか不満の残る数字ではあった。

さてあす21日は、日本将棋連盟が電王戦に関する記者発表会を行う。たぶん「第3回」のことだろうが、コンピュータの世界は日進月歩。その「棋力」は、いまや完全にプロ棋士のそれを越えていると考える。
そこであらためて書く。第3回で棋士側の誰が出ても、持ち時間が6時間になっても、棋士はもう、コンピュータには勝てない。これが私の考えである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11日の日レス杯・準決勝の2局を振り返る

2013-08-19 20:07:55 | 女流棋戦
第7回日レスインビテーションカップ・女流棋士トーナメントの、準決勝2局の雑感を書く。

○中井広恵女流六段-●小野ゆかりアマ
小野アマの四間飛車に、中井女流六段が穴熊に潜る。先手は7筋に飛車を回り、歩を換える。しかし48手目、△5三銀が分からない。ここは△8三銀の一手ではないのか。先手はシャニムニ7筋を攻め、指し易くなる。こうなるのがいやだから、△8三銀は絶対(と思う)なのだ。
小野アマは66手目△7四金の非常手段だが、こう指さざるを得ないようではいけない。
以下は中井女流六段が芸術的な寄せを見せ、完勝。終始力強い指し手で、格の違いを見せつけた。小野アマは残念だったが、相手が悪かったようだ。再登場を期待したい。

○渡部愛女流3級-●中倉彰子女流初段
後手番彰子女流初段が、四間飛車から穴熊に潜る。渡部女流3級も穴熊を明示した。
私見だが、対振り飛車にいろいろ作戦を考えられるのが、居飛車の醍醐味である。しかるに渡部女流3級のそれは、ちょっと穴熊に偏りすぎている気がする。
いまは渡辺明竜王以下「スキあらば穴熊」に潜る時代だが、それを見せられるこちらはやや食傷気味である。たまには渡部女流3級の急戦も見てみたい。
将棋は角銀交換の駒損ながら、竜を作った彰子女流初段が十分となった。
しかし62手目以下△6五桂▲同桂△同銀▲6九香△6六香▲同香△7六銀の7手には、違和感を持った。
△6五桂は、譜のように銀を進出させる狙いだが、ちょっと狙いが単純すぎないか?
渡部女流3級は▲6九香だが、▲5五馬ではいけなかったのだろうか。
決定的なのは彰子女流初段が△6六香と捨てて△7六銀と出たことで、持ち駒の貴重な香を捨ててまで、7六に銀が出る価値があったのかと思う。以前紹介した「大山の名局」の、「△6六桂▲同歩△7六銀」とはワケが違うのである。
以下は渡部女流3級が快調に指し、快勝。決勝に駒を進めた。
彰子女流初段は本局、ちょっと指し手が単調だったと思う。昨年4月に発行された「孤高の大木 千駄ヶ谷市場2」で、先崎学八段が彰子女流初段の将棋を取り上げ、「ひとつの指し手にふたつの意味を持たせること」という意味のアドバイスを書いていた。1回戦と2回戦の彰子将棋はそれがあったが、本局にはそれがなかったと思う。

かくして決勝戦は、中井女流六段と渡部女流3級の対戦となった。なんだかんだいって、優勝候補のふたりが残ったわけである。対局日は9月下旬とのこと。楽しみにしたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11日の日レス杯・2回戦の4局を振り返る

2013-08-18 06:47:44 | 女流棋戦
6泊7日の沖縄旅行も、きょう18日でおわり。帰りたくないなー。東京に帰るの、やめちまおうか。

11日(日)に、第7回日レスインビテーションカップ・女流棋士トーナメントの2回戦と準決勝戦が行なわれた。きょうは2回戦の4局を振り返ってみたい。

●松尾香織女流初段-○中井広恵女流六段
松尾女流初段の5筋位取り中飛車に、中井女流六段の急戦。中井女流六段が軽快に動いたが、松尾女流初段が丁寧に指し、指しやすくなる。中井女流六段は2つの銀が後退したが、これが成算あってのこととは思われなかった。現代の将棋では手損はあまり関係ないが、やはり立ち遅れの原因にはなると思う。
松尾女流初段、85手目に▲8一飛成として、銀+と金得。さすがにこれは、松尾女流初段が勝ったと思った。
ところが結果は、中井女流六段の逆転勝ち。私は中井女流六段のファンだが、松尾女流初段のファンでもあり、これは本当に悲しかった。
松尾女流初段は以前も、天河戦や1dayトーナメントで、中井女流六段相手に必勝の将棋を落としている。大豪相手にふるえるなといっても無理だが、同じプロなら、そろそろひとつくらい勝ってほしい。
松尾女流初段とは、以前ジャンジャンマンデーで、秒読みの将棋を戦ったことがあるが、松尾女流初段の慌てぶりは、目を覆うほどだった。とにかく秒読みの克服。松尾女流初段には、それしかない。

●蛸島彰子女流五段-○小野ゆかりアマ
戦前の予想どおり、相振り飛車戦となった。蛸島女流五段は研究熱心で、最新定跡にも詳しい。熱戦が期待されたが、やや一方的になってしまった。
43手目、▲2八玉と上がってから▲6五歩は元気が良すぎたと思う。角を換わって△5五角が絶好で、こうなるんだったら▲2八玉は不急の一手だった。ただ▲6五歩は▲2八玉の次の手で、予定の指し手だったのだろう。
ということは、ちょっと理解に苦しむ。
以下も蛸島女流五段の辛抱強い指し手が続いたが、小野アマに傾いた形勢はくつがえらず、そのまま終わってしまった。
小野アマは中盤までは大したことないが(失礼)、終盤がものすごく強い。彼我の玉の距離感の測り方がうまい。
負けても失うものはないアマチュアは強い。小野アマの快進撃は続く。

●船戸陽子女流二段-○中倉彰子女流初段
LPSAを代表する美人妻の戦い。いきなり5筋から戦いが起こり、両者の気性そのままの将棋となった(失礼)。
船戸女流二段の攻めを彰子女流初段が丁寧に受け、途中まではかなり優勢。そこからどこがおかしかったのか、気がついたら船戸女流二段が優勢になっていた。
しかし結果は、彰子女流初段の勝ち。全体的に、彰子女流初段が落ち着いて指していたと思う。総手数は174手で、手数が多いから熱局だとはいわないけれど、優勝賞金100万円を目指すに相応しい将棋だったと思う。

○渡部愛女流3級-●頼本奈菜アマ
先ごろ正式に女流棋士になった、渡部女流3級。渡部女流3級が負けるとアンチが粘着するから、渡部女流3級は、最低でも決勝まで残らねばならない。
本局、渡部女流3級はよく指したが、それ以上に頼本アマの指し手が見事だった。振り飛車らしくごちゃごちゃ指し、大山康晴十五世名人か森安秀光九段の将棋を見るようだった…といったらホメすぎか。
しかし最後は、頼本アマが玉の逃げを誤り、渡部女流3級の逆転勝ちとなった。
渡部女流3級はこれまで、女流公式戦でいくつもの勝ち将棋を落としてきた。その悔しさ、私にもよく分かる。だからこんなときもあってプラスマイナスチャラ、ともいえるのだが、コアな将棋ファンは、そうは思わない。勝った将棋でも、内容を問うのである。愛ちゃん、こんな勝ち方をしているようじゃ、まだまだである。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第25期女流王位戦・リーグ入り予想

2013-08-17 07:33:38 | 勝敗予想
第25期女流王位戦予選の組み合わせが発表された。きょうはそのリーグ入り6人を予想してみる。

・1枠
1回戦
●井道千尋女流初段-○山田久美女流三段
●中村桃子女流初段-○高群佐知子女流三段
○中倉宏美女流二段-●真田彩子女流二段
2回戦
○山田久美女流三段-●高群佐知子女流三段
○中倉宏美女流二段-●早水千紗女流三段
決勝
○山田久美女流三段-●中倉宏美女流二段
※山田女流三段、リーグ入り。

・2枠
1回戦
●竹俣紅女流2級-○伊奈川愛菓女流初段
●中倉彰子女流初段-○松尾香織女流初段
○島井咲緒里女流二段-●石高澄恵女流二段
2回戦
○伊奈川愛菓女流初段-●松尾香織女流初段
●島井咲緒里女流二段-○矢内理絵子女流四段
決勝
●伊奈川愛菓女流初段-○矢内理絵子女流四段
※矢内女流四段、リーグ入り。

・3枠
1回戦
●蛸島彰子女流五段-○渡辺弥生女流初段
○野田澤彩乃女流1級-●長沢千和子女流四段
●安食総子女流初段-○上田初美女流三段
2回戦
○渡辺弥生女流初段-●野田澤彩乃女流1級
○上田初美女流三段-●中村真梨花女流二段
決勝
●渡辺弥生女流初段-○上田初美女流三段
※上田女流三段、リーグ入り。

・4枠
1回戦
○渡部愛女流3級-●斎田晴子女流五段
●久津知子女流初段-○相川春香女流3級
●藤田綾女流初段-○熊倉紫野女流初段
2回戦
○渡部愛女流3級-●相川春香女流3級
●熊倉紫野女流初段-○本田小百合女流三段
決勝
●渡部愛女流3級-○本田小百合女流三段
※本田女流三段、リーグ入り。

・5枠
1回戦
○室田伊緒女流初段-●植村真理女流三段
●鹿野圭生女流二段-○室谷由紀女流初段
●大庭美樹女流初段-○貞升南女流初段
2回戦
○室田伊緒女流初段-●室谷由紀女流初段
○貞升南女流初段-●山口恵梨子女流初段
決勝
○室田伊緒女流初段-●貞升南女流初段
※室田女流初段、リーグ入り。

・6枠
1回戦
○村田智穂女流二段-●北村桂香女流2級
○長谷川優貴女流二段-●船戸陽子女流二段
○竹部さゆり女流三段-●北尾まどか女流初段
2回戦
○村田智穂女流二段-●長谷川優貴女流二段
●竹部さゆり女流三段-○千葉涼子女流四段
決勝
○村田智穂女流二段-●千葉涼子女流四段
※村田女流二段、リーグ入り。

トーナメント戦は一番勝負だから何が起こってもおかしくないが、やはり実力のあるひとが勝つ。ただ、5枠は相当迷った。一応室田女流初段をリーグ入りとしたが、室谷女流初段もあるし、山口女流初段も、貞升女流初段もありうる。6枠も、千葉女流四段のリーグ入りも考えられるところ。
それらを突き詰めていくと、結局どの枠もむずかしい、ということになってしまうが、だからこそ予想はおもしろいのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする