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2014年11月読書(1)

2014-11-18 09:13:44 | 感想
①「ブッダがせんせい 心を育てるこども仏教塾」宮下 真(著) まつおかたかこ(イラスト)名取 芳彦 (監修)
②「人に聞けない 大人の言葉づかい」外山 滋比古(著)
③「小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと」立石 美津子(著)



いい話をいっぱいしてあげたい 2014年8月1日のブログに書いた本をようやく自分自身で読むことが出来ました。
親子で読んで、いろいろ考えられる本だと思います。
善悪の判断や、生きていくうえで大切なことを、物心つくまえから習慣として身につければ歳をとって苦労しません。
子供を思いやりのある優しい子供に育てたいのなら、親がそういう人間にならないといけません。
②にも、③にも親の影響が大きいことが書かれています。
当たり前の事なのですが…
子供の言葉遣いは普段の親の言葉遣いが大いに影響します。
良い習慣は親が口で言うだけでは身につきません。
いつもそばにいる親が実行しなければ、子供は何を参考にできるでしょうか?

「親になるのは簡単だが、親であることは難しい」

親になれば親であるために子供と一緒に成長していくんだろうな~と思います。



私の言葉はとても拙い事を感じさせられました。
言葉にも余所行き、普段着、部屋着があり(これはかろうじて使い分けができていると思うが)、言葉にも化粧が必要とありました。
最後の章の「ことばの顔を美しく」では、人の評価は‘ことば’によって決まると言っても過言ではないことが詳しく書かれています。

(引用開始)
ことばは意志・思考を伝達する手段であるけれども、それとともにわれわれの子ことをあらわす顔のようなものでもある。
物質的にいくら豊かであっても、心貧しき人のことばは美しくない。心豊かな人はことばが豊かで、まわりに好感を与え、ときとして感動的である。
その心は外から見えないが、その人の使うことばが、その顔である。
その表情によって、われわれは、その人の心に触れ、感ずることができる。
(引用終了)

昔から言われている「歳をとったら自分の顔に責任を持て」というのは、こういう所以なんだと思いました。

私の今年の目標の一つに「きれいな言葉を使う」としましたが、最近乱れ気味
気を引き締めよう



伯母バカにならないよう、甥や姪と接する時の心構えを学ぼうと思いました。
著者は幼稚園・保育園を運営する会社の最高責任者として7000人以上の子供と接し活躍されています。

上から目線の文章が少々気になりますが、なるほど と思えるような内容がほとんどでした。

親の立場だけで考えるのではなく、自分の子供時代の気持ちや行動を思い出してみることが大切だと思いました。
結構、忘れてしまっている人が多いように思います。

昔は家事を手伝うのは当たり前でした。兄弟姉妹も多かった。
家事を手伝う事で、知らず知らずのうちに様々なことを学んでいたように思います。

読み聞かせが必要な絵本として
「猿蟹合戦」「桃太郎」「一寸法師」「北風と太陽」「赤ずきん」「狼と七匹の子ヤギ」「大きなカブ」「かちかち山」「因幡の白ウサギ」「三匹の子豚」「白雪姫」

これらは面白いうえに、よいことと悪い事、どうやって生きていかなくてはならないのかを教えてくれる絵本としてが紹介されていました。
物心がつく前に子供にこういう話を聞かせることで、善悪の基準や生きていくための知恵が潜在意識の中に刷り込まれるのだと思います。物心がついてしまうと、教えるのが難しくなります。子供って親のいう事には反発することが多いですし、そうなると子供を説得させるだけの理屈や説得力が必要になります。

物心つく前の絵本の読み聞かせと物心ついてからの善悪の基準や生きていくための知恵を教えるのとどちらかを選ぶとしたら…