入院１日目②

主治医からの手術の説明が手術前日の夕方になるとのことで、入院当日は昼前に主人は帰りました

病室は４人部屋で、初めて病室に入った時はベッドは２つしかありませんでした
私と同じ日に入院した患者さんと私の分です

お昼前にベッドが１台運ばれ、セッティングされました
すぐ後に患者さんが点滴をぶら下げて入ってこられました

前日に手術された方と聞きビックリ
まだとても痛そうでした
５日後の私を想像してしまいました


待ちに待った昼食が終わり、２時間ほどゆっくりしました

その後、担当看護師によるクリニカルパスについて説明がありました

クリニカルパスとは“標準化された患者さんの入院から退院までのスケジュール”でＡ３の用紙１枚にそのスケジュールが書かれています
クリニカルパスによれば、手術の前々日に入院することになっています
私の手術は火曜日なので、本来なら日曜日に入院なのですが、
土曜日・日曜日は入院受付をしていないので金曜日に入院することになりました
（私の場合、２日間余分に入院したことになります）


一般的には手術前々日～手術前日に次のような説明や処置が行われます

　看護師によるオリエンテーション（病棟内説明）
　看護師によるクリニカルパスの説明
　看護師による手術必要物品の確認
　主治医による手術の説明（手術や輸血の危険性について）
　主治医による診察（内診）
　麻酔科医による麻酔の説明
　入浴（術後３日ほど入浴できないのでしっかりと）
　除毛・臍の掃除（看護師さんにしてもらう）
　採血
　爪を切る

上記以外に、１日に数回、看護師さんが脈拍、血圧、体温、体重、食事摂取量、便通のチェックをされに来られます

体温、体重、食事摂取量、便通については患者自身が記録用紙に書かなければなりません


一通りクリニカルパスの説明が終わると、次は内診
内診が終わると夕食の時間が近づいていました
夕食後、シャワーを浴び、リラックス？していると、
午前中に採血した結果は問題がなかったと研修医が伝えに来てくださり、
ほどなくして担当医も様子を見に来てくださいました

入院当日はあっという間に終わってしまいました

入院１日目①

入院当日は、主人と午前８時前に家を出発し、病院に９時前に到着
「入院のご案内」パンフレットには、「入退院センター」で午前９時に入院の受付をして下さいと書いてありました

「入退院センター」で入院保証書や診察券などの書類を提出し、ネームバンド（バーコードと名前が書かれたもの）を手首につけられました

それから、婦人科病棟ナースステーションに行き、看護師長さんに挨拶し、今使用している薬を渡し、（薬剤師さんにチェックしてもらうため）病室へ案内されました
荷物をロッカーなどに入れたりしていると、担当の看護師さんが挨拶に来られました
ほどなくして、入院中の担当医と研修医も挨拶に来てくださいました

荷物の整理が落ち着くと、さっきの担当看護師さんが採血にやってきました

針を刺しても血が出てこない
今まで採血に失敗された事はなかったのですが…
私が凝視していたのがいけなかったのかしら？？？

２度目はバッチリとまではいかないけど、なんとか必要量を採取
（看護師さんは１年目の新米さんだったので仕方ないっか）

さて、休む間もなく次は入院オリエンテーションです
その日入院した患者さん５名が集まり、看護師さんが病棟内（トイレ、シャワー室、回復室、デイルーム等）を説明してくださいました

次は、薬剤師さんが来られ、今使用している薬の使い方の確認
また、手術前に飲む薬（下剤と眠剤）の説明もしていただきました

それから、担当看護師さんが血圧、身長、体重、脚の太さ（弾性ストッキングを履く前）を測定

主治医からの手術の説明が手術前日の夕方になるとのことで、入院当日は昼前に主人は帰りました

初診から入院まで

紹介状を持って大学病院で最初に診察していただいた時（今年５月）に手術の予約をしました

その時点で手術は６ヶ月待ち
その間にホルモン治療で少しでも筋腫を小さくすることになりました
そして月１回の診察毎に少しずつ術前検査を行い、手術の準備をしていきました

心電図
尿検査
血液検査
レントゲン（胸部・腹部Ｘ線）
細胞診（子宮頚がんチェック）
肺活量
ＭＲＩ

看護師による入院時の持ち物の説明（腹帯や清拭綿など）
麻酔科医師による全身麻酔の説明

これら全てが終わったのが９月６日の診察時
次の診察予約は１０月１８日でした

そして病院から手術の日程について電話があったのが９月２８日
（今年9月30日のブログ）

はじめはこんなに早く術前の検査をして大丈夫なんだろうか…と思っていましたが、
術前の検査が終わったのを見計らったように手術の連絡

そしてこれだけではありません

ホルモン剤の注射で発疹が出たこと（今年6月28、29日、7月4日、5日のブログ）
親知らずが痛み歯医者に行ったこと（今年8月23日、9月26日～30日ブログ）

目に見えない何かの力に導かれているとしか思えませんでした


なるべく入院の時に使ったものを家に持ち帰りたくなかったので、
家にあるものや100均で入院に必要なものを用意

家の中も片付け、あとは入院の日を待つのみになりました

退院しました

本日、無事退院し家に帰ってきました

手術は予定より２時間超過、出血も２Lありましたが輸血せずにすみ、
退院予定日に退院する事ができました

たくさんの方々に支えられ本当に感謝でいっぱいです


入院のことについては、少しずつ書いていきたいと思います

まずはお礼と報告まで



２週間ぶりの我が家は、もっと散らかっているかと思いきや、
ストーブやコタツが用意されており、部屋もそこそこ片付いていました
主人が前日に準備してくれたようです

いつもならお願いしてもなかなか腰が重たいのに…
私がいない方がちゃんと生活できるのでは？？？（なんちゃって）

準備できました

明日入院です
部屋を片付け、入院の荷物も用意し、一応準備ができました


６年間本当にいろいろ悩み苦しい日々もありました

手術をしても再発の可能性が高いこと、手術が成功しても子供を授かる保障はありません
しかし、一歩を踏み出せた事は本当に嬉しいです

結婚した当初は、主人と主人の実家とも気持ちが通じず悩みました
しかし、お互い様ですよね
この６年間の間に距離が近づいたことを実感しています

求めすぎず感謝の気持ちを忘れないことを教わったような気がします
私の醜い気持ちも筋腫と一緒にさよならしたいと思います

ご先祖さま、主人、義母さん、義姉さん、義妹さんに感謝です
お父さん、妹達にも感謝です
私を支えてくださった方々に感謝です
またブログを通じて励まして下さった方々にも感謝です

あの世で心配している母も喜んでいることでしょう
今夜、夢で逢いたいな～


２週間ほどブログの更新はできないですが、月末には元気に帰ってきて報告できればと思っています

入院前々日

入院が翌々日に迫り、これまでのこと（筋腫と共存した日々）が思い出されます

　近くにいるのに気持ちが通じない人
　遠くにいるけど気持ちが通じる人
　言葉で伝えても通じない人
　言葉で伝えなくても通じる人

実母は私が何も言わなくても理解してくれていました
（心を読まれているのでは？と思うくらい）

しかし、母は７年前に他界し、私は翌年結婚しました
姑は「実母のように思ってね」と言ってくれました
だけど、やはり実母とは違います
姑に実母を求める事自体厚かましいですよね

私の筋腫による症状がどんどん悪化しているのを見ても訴えても手術には反対の主人と姑

もし実母が生きていれば、もっと真剣に心配してくれるのに…
だから見かねて夢に出てきてくれたのかもしれません

http://blog.goo.ne.jp/ikishin118/e/8ca113bd0038ebe881f70c7701a0d6a7

この夢と同時期、離婚も視野に入れ「自分自身がしっかりしないと！自分の体は自分が守る！」と思うようになってから、状況が変わりました


もっと早く“手術”という選択肢をくれなかった主人や姑を責めたくなる時があります
年齢的にも手術後、子供が授かれるのかどうかを思うとやりきれない気持ちになります
３０代の６年間は大きいです
でも責めるべきは主人や姑ではなく、弱い自分ですよね…

人は一人では生きていけませんが、まず自分自身がしっかりしないといけないと思いました


悩みや後悔がない人なんていない
辛い状況の中でも、それでも明るく前を向いて歩いている人がいる

悩みや後悔する日々を送るなんて勿体ない
だからといって悩みや後悔から目をそらすのではなく、悩みや後悔と向き合いそれを活かす人生を送る

手術を大きな節目と思い、強い自分になりたいと思います

間に合った

主人は高校時代の部活ＯＢ会の事務局をしています
１０月は会報を発送しないといけません

もちろん原稿を作らなければなりません
結婚してからは毎年私が原稿案を作成し、主人が２割ほど手を加えて完成させています
今年も９月末には原稿案ができていたのですが、なかなか主人が完成させないので苛立っていました（私が苛立つ義理なんてないのですが…）

決して時間がない訳ではありません


原稿を完成し印刷が出来上がったのが、土曜日の夜です

午後９時くらいから、原稿のＢ４用紙２枚をホッチキスで止める作業
翌日は会報と郵便振込用紙を折り、封筒に封入
半日以上かかりました

（昨年の様子↓）
http://blog.goo.ne.jp/ikishin118/d/20091010

私がせっせと作業をしている間、主人はＰＣの前から動こうとしません
“手伝おうか？”の声掛けもありません

私はこういう作業は好きなので苦でありません
おそらく私の性格を見通しているのでしょう…
でも一声は欲しかったな～

昨日、封筒に詰めた４７０部のものを郵便局に持って行き無事発送しました

いつも求めすぎの私です


でも、主人はこんな私の為に、昨日テニス観戦に連れて行ってくれました

今注目のクルム伊達選手の試合を見る事ができました
世界トップレベルの試合を観戦することができ、とても興奮しました

半日以上外出しましたが、疲れにくい体になっている事を実感しています

カウントダウン

ここ数日だるさが続いています
たぶん、副作用…
ホットフラッシュと指のこわばりが少し強くなり、そして体を動かすたびに体が痛いのです

これもあと少し、乗り切らねば！！

昨日はデンタルクリニックで歯を綺麗にしてもらいました
歯石と着色をとっていただきピカピカ
明日は上の歯を綺麗にしていただきます


入院まであと８日です
入院に必要なものをほとんど用意しましたが、まだ実感が湧きません

どんな２週間（入院生活）になるのやら…

賞いただきました

今年の９月は３つの書道展に作品を応募し、
そのうちの１つの結果が今日届きました

特選

ホルモン治療の副作用（手指のこわばり）で筆を持っても違和感がある中、
十分に満足のいく作品は書けないかもしれないけれど、
それでも出品しようと思い頑張りました

実は、昨年も同じ書道展に応募し同じ賞をいただいています

http://blog.goo.ne.jp/ikishin118/e/879314a90b8c51725266e55cda970998

今年も私の作品が広島で展示されます
嬉しいやら恥ずかしいやら…

主人は相変わらず「ふ～ん」って感じです
これが他人なら「すごい！！」と褒めるのに…

毎年、半紙で作品を書いていますが、いつか大きな作品にトライしてみたいと思います

９月読書

９月は６冊本を読みました

①「あなたにも「幸せの神様」がついている」伊勢白山道（著）
②「初女さんからお母さんへ生命のメッセージ」　佐藤初女（著）
③「実生活ですぐに役立つ！女性のためのやさしい数学」　木村美紀（著）秋山仁（監修）
④「人生心得帖」　松下幸之助（著）
⑤「みんな元気に病んでいる」藤臣柊子（著）
⑥「仕事の哲学（ドラッカー名言集）」Ｐ．Ｆドラッカー（著）上田惇生（編訳）


①はスピリチュアル的な内容ですが、生きていく上で当たり前のことを忘れかけていることに気付かせてくれました

そして今月は偶然にも、経営の神様である松下幸之助さんの著書④と
アメリカの経営学者のドラッカーさんの著書⑥を一緒に読みました

私はどちらかというと松下幸之助さんの考え方の方が好きです
翻訳することで微妙にニュアンスが異なるので何とも言えないですが、
ドラッカーさんの本は「～ねばならない」という表現が多く、
現実主義的な内容でした

これまで松下さんの本は何冊か読ませていただきましたが、
どの本も「～ねばならない」という言葉が少なく、
「私は～思うのです」という優しい文で書かれています
仕事も人生も人の心理と言うものが基礎になっているという感じに受け取れます

一番人の心理を理解しないといけないのに、できていないのが国会議員さんだと思います
お金に困っているから、お金をばらまくという貧しい発想しかできないのかしら？？
野党時代あれだけ「埋蔵金がある」と言っておきながら、
埋蔵金発掘・無駄の削減ができず消費税増税ですか？
環境税を新たにつくるのですか？

与党・野党でお互い足の引っ張り合いをせず、日本の国のために死に物狂いで頑張って欲しいと願うばかりです