自分だけではない

2000年の冬（当時26歳）、不正出血があり病院へ行くと「子宮筋腫」と診断されました
その時で、すでに5cmくらいの筋腫が2個ほどありました

特に辛い症状もなく、仕事も日常生活も問題なく過ごせていたので、2年ほど経過観察していました

その後、月経量が少しずつ増え、仰向けに寝てお腹を触るとコブ（筋腫）が触れました

「今、頑張って妊娠すればなんとかなるかも…」と医師に言われ、そのことを当時付き合っていた主人に言いましたが、私も主人もこの病気のことをよく分かっておらず、まだ大丈夫なんだという思いと、できるなら手術はしたくないという思いもあり、それよりまだ結婚もしていなかったのでさらに2年間経過観察を続けていました（その間に3ヶ月だけホルモン治療経験）
結婚と同時に仕事を辞めましたが、徐々に大きくなった筋腫は私の日常生活を難しくしていました

私はもう限界に近かったので、いずれ手術をしないといけないと覚悟をしていましたが、主人や姑は手術することにはまだ反対でした
私の人生このままでいいのか？悩みに悩みました
私以上に我慢し、悩んだ人はいないだろうと思っていましたが、
入院してみると同室の患者さん達は私以上に症状がひどく、
悩みに悩んだ方ばかりだったのです
その方達も手術するまでかなりの葛藤があったようです

手術を決心したにもかかわらず入院直前でキャンセルしたことがある患者さん
３度目の筋腫手術だという患者さん

自分自身、すごく悩んだと思っていたけど、私だけではなかったんだと思いました

たまたま同室になり、皆同じ病気だったので話をする機会があったけど、
特に婦人科系の病気の事はあまり他人に知られたくないので、自らすすんで手術したことを話す事はほとんどないと思います

普通に生活していたら、手術したことも・悩みに悩んだことも他人には分かりません

周りから見たら幸せそうに見える人でも、口には出せない・人には言えない辛いことがあるのかもしれない
そう思うと、今までの自分の心の狭さを反省です

残念です・・・

昨日ブログをアップした直後、俳優の田中実さんの自殺のニュース…

よくドラマで活躍されており、清潔感のある俳優さんでした。
自殺するほどの悩みを抱えておられた様子も見当たらないということでしたが、
誰にも言えないほど苦しんでおられたのかもしれません

悩みに悩んで自殺する方もおらられば、前兆なく自殺される方もおられます

後者は魔が差したとでもいうのでしょうか…
ふと、思い立ったように自殺をしてしまう
この気持ちは私も何回か起こりました

ほとんど引きこもり状態だった時、
ベランダから外をみていると、ふと飛び降りたくなったり…
道を歩いていて、ふと急に飛び出したくなったり…

頻度は少なくなりましたが、今でもたま～に危ない事を考える事があります
そんな時、残された家族のことを考えるとブレーキがかかります
しかし、そんなブレーキのことすら思いつかないほど精神状態の時、悲しい事になるのかもしれません

本当に残念です

田中実さんのご冥福を心よりお祈りしたいと思います

闘病って？

４月２２日の朝、女優 田中好子さんが亡くなられたとのニュースを見て驚きました

しかも、１９９２年に乳がんを発症していたなんて…
２０年もの間に、手術、再発を繰り返していた事も知りませんでした

昨日の告別式の田中さんの肉声を聞いて涙が出てしまいました

人は病気や辛い状況になると「なんで私だけ…」と思ってしまいがちです
でも、病気である事を公表せず病気に向き合っている方がおられる
表面的には幸せ・元気にみえても、実は何かに苦しんでいたりする人は多いのではないだろうか…

人間はいつか死ぬし、死ぬまでに病気にならない人はほとんどいないと思います

私は“闘病”という言葉が嫌いです（２００９年８月２０日ブログ）

病気で死ぬ時は病と闘って負けるということでは？と考えてしまいます
負けず嫌いな性格だからこんなひねくれた考え方をしてしまうのかしら？

しかし、最近は“闘病”とは病と闘うのではなく、病に負けそうになる心と闘うということではないか？と思うようになりました

病気になると、これまでの人間関係や環境の変化があります
その変化が大きいほど、とまどったり、いろんなことが煩わしく思ったり、不安に思ったり、卑屈になったり、病気を何かのせいにしたり…
病気になったことで、変化していく自分の気持ちをコントロールすることって本当に難しいと思うのです

田中さんは身体的にも精神的にもほぼ極限状態に近いなか、被災者の方々の事を考えておられ、
またこれまでの感謝の気持ちを伝えておられたのがとても印象的でした

田中好子さんのご冥福を心よりお祈りしたいと思います

油断していたら・・・

手術後３度目の生理

手術前（ホルモン治療前）の出血をレベル１０とすると
手術後１回目の生理の出血は７～８レベル
手術後２回目の生理の出血は５～６レベル

と減少していたので、３度目の生理の出血も多くて５～６レベルかな？と思っていたら、７～８レベルの出血がありました

油断していて、下着やズボンを汚してしまい、外は雨なので洗濯ものが乾かず、着替えが底をつきました
血がついた下着やズボンを洗っていると、なぜだか惨めな気持ちになります


冷静になって今回の出血を振り返ってみると、以前と少し違うような気がしました

治療前は、今、出血しているな…という事が分かるのですが、この度は出血しているという感覚が薄く“いつの間に出血したの？？”って感じです

レバー状の塊が少なくなったからでしょうか？

ピークを越えたのでもう大丈夫だと思っていたら、絨毯にしみを作ってしまいました
蒲団だけは汚したくないので、万全の態勢で寝床に就きます

携帯電話壊してしまった

昨夜、私の不注意で携帯電話を壊してしまいました

たまたまコートのポケットに携帯を入れていて、車に乗り込みドアを締めた時、
鈍い音がしてドアがちゃんと閉りませんでした
その時、私はシートベルトが引っかかってドアが閉まらなかったのだと思ったのです。

しかし、見てみるとシートベルトが引っかかっている様子はありません
まさかと思って、ポケットに入れていた携帯を取り出してみると、壊れていました
引っかかっていたのはシートベルトではなく、携帯電話だったのです

ヒビが入っていて、画面は真っ黒でしたが、かろうじて通話はできました

早速、今朝携帯ショップに行って修理をお願いすると、なんと２万円

でも、なんとか電話帳やデータを保存できたので、ホッとしています
１ヶ月前なら保障期間内でもっと安くで修理できたのに…残念です


実は携帯を修理に出したのは３回目です

前機種はある日突然動かなくなりました（通話もできない状態）
直して１年も経たず、同じような状態になりました
そして３年前に今の機種になり、この度は私自身が壊してしまったのですけれども…

それでもデータのバックアップを取らない私ってダメですね

仕事をしていたら大事なデータもあるので残しておかなければならないと思うのでしょうが、私はプライベートにしか使いませんし、携帯で写真をとることもほとんどなく、年賀状をいただく方の電話番号等は手帳に控えていますので、壊れてもショック度が低いです

呑気すぎかな～

手術後半年経過

おかげさまで、手術をして半年が無事過ぎました

手術直後は本当に辛かった・痛かった
今では自分が本当に手術を受けたのか？と思う事もあります
しかし、お腹には証拠が残っています
最近は、その存在を主張しているように盛り上がっています

ケロイド体質なのかもしれませんね
これは仕方がありません

手術を決意するまでは、いろんな心の葛藤等がありました
周りの意見に左右されすぎたところもありました
人は一人では生きていけないけれども、自分というものをしっかりと持たないといけないと思いました
でないと、自分の都合の悪い状況を他人のせいにしてしまいます

手術を決意してからは、少し強くなったかな？？


さて、身体は本当に楽になりました

治療・手術で減った体重は元に戻りました
浮き出ていたアバラ骨も脂肪に包まれ、胸も少し大きくなったかも
自転車、自動車にも乗れるようになり行動範囲が広がりました
電車に乗って一人で梅田に買物へ行けるようにもなりました

お腹（筋腫）は、若干大きくなってきているようにも思います（再発か？）
手術前にはなかった生理痛や腰痛もありますが、しばらく様子を見ようと思います


手術直後の辛さや痛さが薄らいでも、日々の感謝の気持ちは忘れず過ごしていきたいと思います

教習所通い

主人が「大型特殊免許」を取得するために自動車教習所へ通い始めました

昨日の朝早く、キャンセル待ちを狙い教習所に電話すると、２時限分予約がとれたようで、私も一緒に教習所に行く事になりました


主人が通っている教習所では、まず教習が始まる前に受付をします
その時に、教官の名前が書かれた紙が渡されます
教習が始まる１０分前に教習生はロビーに集まります。
始まる時間になると、教官が教習生の名前を呼び、一緒にロビーを出て、教習車まで行きます

今はこういうシステムなのかな？
私が普通自動車免許を取った時は、教習車の前で待っていたような…

新年度のためか、若い方達が多く、１９年前の自分を懐かしく思い出しました。

見極めの時は必ず短めのスカートを着用した事
緊張して右と左を間違えて怒られた事
誕生日（路上教習）の日、教官に「こんなこと（教習）してていいのか？」と言われた事


さて、１時限目が終わり、２時限目まで２時間主人がフリーとなり、その間は私が教習生、主人が教官となり、教習所まで乗ってきたＭＴ車で練習です

教習所は工業地帯にあるので、人通りが少なく、練習するにはもってこいの場所です
１時間半ほど乗っていたら、結構感が戻ってきました

坂道発進の練習をしすぎで、車から焦げくさ～い臭いが…

マナーって・・・

今日も愚痴です
不快な方はスルーして下さい



マナーって経験する事なく自然に身につくものなのでしょうか？
誰にも教えてもらう事もなく自然に身につくものなのでしょうか？
普段から自我を抑え、低い心であればマナーは身につくものなのでしょうか？

いきなり「反省しなさい！」だったので昨日は訳が分からず、
それほど失礼な事をしたと気が付きませんでした

昨夜は悶々とし、今朝も早くに目が覚めました

今朝もこっぴどく怒られ、しょんぼり

「社会を知らない！」
「勉強できてもこういう事を知らないなんてダメ」

などのダメだしのオンパレード
これは事実なので、反論の余地はありません

今朝はご立腹ながらも「こういう時はこうするもの」と教えていただき、マナーのなさを反省…

今まで一人で行動する事が多かったので、特に気にした事はありませんでしたが、
誰かとの一緒の行動は難しいですね

社会勉強をこれからさせてもらうのだと思って頑張らないと

ビジネスマナーを勉強しなきゃ

ネットショップをＡさんと共同経営する事になりました。

今日はビジネスマナーを知らず、Ａさんに大変失礼な事をしたようで怒られました。

自分では“そんなに失礼なことなのかな？？”と思いましたが、
“非常識すぎる！反省しなさい！”とカンカン

帰ってネットで調べてみると、やはり私が悪かったようだ
３７歳にもなってるのに、そんなことも知らず本当に申し訳ない…

でもね、言い訳がましいけれども、大学を卒業して６年間勤めたけど、上司と出張することもなかったし、名刺交換すらしたこともなかった。
その後専業主婦して、６年以上も病気でほとんど家にこもりきりの生活をしてたから、ビジネスマナーなんてよく分かりません

そんな私が失敗してしまいました
ビジネスはシビアです
最初が肝心です

経験を積んでどうのこうのっていう年齢ではありません

自分で勉強するしかないですよね

ラッキーな出来事

３年ほど前、我が家の近くに「もつ鍋」のお店がオープンしました

初めてそのお店に行った時から、主人が「もつ（特に丸腸）」の虜になってしまいました

しかし、小腸は売っているのですが、丸腸（小腸を裏返したもの）はスーパーには売っていません
先日、百貨店のお肉屋さんで期間限定で売っていましたが、100g420円とかなり高価…

インターネットで検索してみると、100g300円で丸腸を販売しているお店を発見し、この度２度目の注文

冷凍保存できるので2kg注文したら、2.5kg納品されてきました。
何度も注文メールや納品書を確認しましたが、2kgとなっており、販売店に電話してこのことを伝えると

「こちらのミスなのでどうぞ食べてください。お代はいりません」

と言ってくださいました

「ありがとうございます。また注文します！」

と言って電話を切りました

有難くって、思わず手を合わせてしまいました

先月は「和民」の食事券1000円分が当たりました
本当に有難い事に、時々小さな（←こんなふうにいったら失礼かも）ラッキーをいただきます

本当に感謝感謝です！