強く優しく

毎日新聞「くらしナビ」に不育症の反響特集がありました
度重なる流産で辛い思いをされている方々の不安な気持ちが綴られていました

しかし最後に、子供がいなくても充実しているという方の言葉がとても素敵だと思ったので記します

（引用開始）

「完璧な人生はない。私の場合、たまたま欠けているのが子供であって、そのことを大きな不幸とは思っていません。子供は神様からの授かり物。子供に恵まれなかった人生もまた、神様からのプレゼントと思っています。」

（引用終了）

詳しくは書かれていませんが、おそらくこの方も当時は悩まれ、辛い思いを乗り越えてここまで来られたのだと私は思いました。

生きていればいろんな辛い事に出合います。
辛くて苦しくて現実逃避をしたくなることもあります。
悩んで悩んで眠れない日もあります。
悩みを誰かに打ち明けて、理解してもらえずさらに悩む事もあります。

自分以外の人に自分のことを理解してもらうのはとても難しい事
自分自身も誰かのことを１００％理解するのは不可能
辛くて苦しくて悩んだ末に出した私なりの結論

どんなに神様にお願いしても、どんなに篤い信仰を持っていても、困難という山が無くなるわけではない
また、一緒に登ってくれる人はいるかもしれないが、誰かが自分を背負って山を登ってくれることはない
一緒に登ってくれる人がいれば心強いが、山を乗り越えるのは自分自身なのだ

辛い山を乗り越え、強くなった人が身近にいます
その人の前には次々と険しい山が立ちはだかりますが、一生懸命乗り越え強くなっています
その人との間には余計な言葉はいりません
強いですが、優しくもあります

私も今の山を乗り越えた時、少しは強く・優しくなっているでしょうか？？

トリプルパンチ

先日、姑さんから大切な話がありました


①不況で仕事は減り、売り上げも激減し会社の経営が悪化していると告げられました

これだけでもかなりショックなことですが、

②我が家の家計もかなりピンチ（レッドゾーン）
③体外授精費用は全額自己負担

トリプルパンチです


問題は①です
姑は社長、主人は専務という役職です
このままでは時間の問題なので、新しい分野について考えないといけないと社長は言いました
フムフム、ここまでは納得です

そして、なんと私に“専務（主人）は忙しいから、○○ちゃん（私）「新しい儲け方の○○○」という本を読んで要約して私（姑=社長）に教えて”と言ったのです

私もできることは協力したいけど、まずは社長である姑が読まないといけないのでは？
そして、どんなに忙しくてもまずは専務にこういう本を読ませないといけないのでは？？

姑（社長）、主人（専務）、私の３人で話をしていましたが、さすがに主人が怒りました
主人の立場を考えれば当然です
姑さんは主人に現場に専念して欲しいと思って、財務の事や雑用はさせません
（主人に）一人前の経営者になって欲しいと言っていますが、私にしたら反対の事をしているようにしか思えません
いろんな事を経験しないと経営者として育たないと思うのです
経験することで視野が広がります
すると新たな発見やヒントが生まれると思うのですが

このトリプルパンチをどうやって切り抜けようか…
一気にお尻に火が付きました

やっぱりなんだかな～

主人が珍しく３連休でした

お墓参り、病院（主人の泌尿器科）、教習所（主人の大型）通い、携帯電話が壊れ機種変更（主人）などでゆっくりする時間はありませんでした
ほとんど主人に関することでしたが、金魚のフンみたいに主人についてまわり、私としては楽しい連休でした

しかし、連休の中日、主人の実家に寄る事になりました
はっきり言って私は主人の実家にはあまり行きたくありません
家が散らかっていて、足の踏み場もないくらいなんです
廊下も床に物がずらりと置かれています
台所と居間の間にある鴨居にはハンガーがずらり…
台所・居間を見ると吐き気がするほどの散らかりよう…
窓や床には飲み終わったペットボトルがずらり…
これだけ散らかっていれば掃除もできないと思います
かろうじて仏壇が置かれている寝室兼客間は畳が見えます

私は散らかっているのが苦手なので、こういう状況を見ると片付けたくて片付けたくて仕方がありません
しかし、自分の家ではありませんし、以前主人が片付けようとしてブチ切れされたことがあるのでどうしようもありません
義姉さん、義妹さんも一緒に住んでいるのだから、もう少しキレイにできると思うのですが…
その実家に住んでいる３人ともアレルギーで苦しんでいます
初めはかわいそうだな～と思っていましたが、最近は仕方ないし、どうしようもない
果てには、好きでアレルギーになっているとしか思えないようになってきました
だから、アレルギーの話があっても受け流すようにしました
治したいと言っている割には実行しようともしませんし、思い込みが激しいので、一旦思い込んだら聞く耳を持ってくれませんし、後ろ向きな発言が多く、聞いているとこちらが疲れるのです

それに、なぜだか分かりませんが実家の空気はどんよりしていて、こちらの気が吸い取られるような感じがします

もしかすると、姑さん達は散らかっている方が落ち着くのかしら？？
片付いている部屋にいる方が落ち着かないのかな？？

それなら絶対に同居は無理だな…

診察日（９月２２日）

今週も主人の精液検査をしていただきました

今回は精子数、運動率が正常値（ＷＨＯ基準）よりかなり下回っていました
抗生物質を４日間服用しましたが、前回同様、白血球数が多かったです

白血球が多いということはバイ菌があるということで、受精が上手くいかないことがあるそうで、「採卵日の精子の状況をみて、臨機応変に対応していきます」と医師に言われました

①体外授精を行う
②顕微授精を行う
③卵子を一旦凍結し、主人の精子の状況がよくなってから受精を行う

主人には土曜日にもう一度泌尿器科を受診してもらいます
主人もとても気になっているようです


さて私のほうですが…

採卵周期の前周期から排卵をコントロールして卵巣刺激する方法（ロング法）に決まりました
私が通っている大学病院は様々な事情から採卵日が月曜日と決まっています
こちらの都合で採卵日を合わせてもらう事はできません

①以前プラノバールを１週間服用した後、５日目に月経が来たので、これを参考にして月曜日に採卵ができるように、再びプラノバールを服用して月経日をコントロール

②月経予定日の８日前から１日３回スプレキュア点鼻薬

③月経２日目に診察

④月経３日～９日　毎日注射

⑤月経１０日　２３時注射（病棟に行って注射してもらう）

⑥月経１２日　採卵

こんな感じで進めていくそうです
協力的な主人に感謝です
いろいろ問題もありますが、現実を受け止めて前に進むしかありません

医師も大変だ

生殖医療センターの医師はとても親切丁寧に説明してくださいます

卵管造影で両側閉塞していた時も、血液検査で卵巣機能が明らかに低下していると分かった時も、落ち込まないようにかなり気を遣ってお話してくださいました
正直、そこまで気を遣わなくても…と思うほどです

でも、明るく話して下さるので前向きになれます

さて、ここから余談です
医師がこんな話をしてくれました

患者さん以外の精液サンプルを当直医師から採取しているようです
（医師も大変ですね）
同じ人から採取したサンプルでも、疲れている時などは精子の量が少なかったり、
運動率が落ちているそうです
１０倍近くの差がある時もあるそうです

不妊治療にむけて女性の体調管理は気をつけておられる方が多いですが、
男性も体調万全にすることが少しでも確率をあげることに繋がるのですね

「不妊治療は妊娠する事が目標ではなく、元気な赤ちゃんを産む事」

こう言ってくださる医師に出会えて良かったです
実はこの医師の名前には私達夫婦の名前が一文字ずつ入っています
これも縁ですかね？？

診察日（９月１５日）

採卵目標日が決まりました

前回処方されたホルモン剤７日分を飲み終えたら、２～５日で生理が始まるそうなのですが、昨日の診察時（飲み終えて４日目）にはまだ生理がきておらず、採卵に向けて生理の周期を調整する事ができません

服用終了後何日目に生理が始まったかを伝えるため、また主人の精液検査をしてもらうため来週もう一度診察してもらいます

採卵目標日が月経開始から１２日目となるように、薬で月経をコントロールするようです


さて、前回の血液検査の結果

ＡＭＨ（抗ミュラー管ホルモン）……７．９

卵巣機能が低下しているようですが、それほど心配する事はないらしい
ただ、普通の人より採卵数が少なくなるようだ
自分はまだまだ若いと思っていても、こうやって老化が数字に現れるとショックです

この結果（卵巣機能低下）から、先に体外授精を進める事の後押しになりました
（筋腫が妊娠の妨げになっているとは限らないから）

いろいろ難関がありますが、少しずつでも前に進んでいきたいです

診察日（９月１５日）主人結果

診察予約時間は午後２時
前回の診察時に、診察の２時間前（正午）くらいに採精してくださいと指示がありました

先日紹介したコミックエッセイや他の方々のブログでは、試験管のようなものだと書かれていたのですが、手渡された採精容器は写真のようなものでした
大きさの比較のためにマッチ箱と一緒に撮影
容器は２００ｃｃ



採精直後は濃度が不均一なため、採精後２～３時間くらい経ったものが検査に適しているようです


さて、主人の結果は…

「（体外授精するには）数、量、運動率は問題ありません」
　ただ、白血球があるので、疲労もしくは感染症の可能性があります
　家の近くの泌尿器科で診察を受けてください
　そして、もう一度来週検査させてください
　それでまだ白血球がでるようならなんらかの治療が必要になるかもしれません
　本番（採卵）の時までに間に合うように・・・」

と医師に言われました
疲労には心当たりがなく、むしろ感染症に心当たりがあります
１ヶ月ほど前より、皮膚に痒みが出て、かきむしることがありました
そして、局部にもかゆみがあり、あかぎれのようになり、うっすら出血することも…

大学病院からの帰るとすぐ近くの泌尿器科に
精液に白血球が混じってたのは局部の痒みとは関係ないようです
尿道が傷ついているのかもしれないということで抗生物質４日分服用する事になりました
かゆみには塗り薬が処方されました

さて来週の結果はいかに？？

芸能界のおめでた

芸能界では今妊娠ラッシュですね…

子供や妊婦さんと接するのは平気ですけど、こういうおめでたい話を耳にすると、
取り残された感はあります

某スピリチュアルカウンセラーの本の中に
『赤ちゃんが出来なくて嫉妬する女性は本当に子供が好きな訳ではなく「赤ちゃんが出来ない自分が可哀相」と思ってる人で本当に子供が好きな人ではない』
と書かれていました。

なるほど、そうかもしれないと思いました
自分と比べるから辛いのであって、自分の環境や立場を考えなければ素直に喜ばしいことなのに…
だから、ついつい嫉妬しそうになったら、自分の立場を考えないようにしています

それにしてもおめでた続きですね

プラノバール（配合錠）服用

手術後、最初の月経時は理想的な基礎体温でした
低温期と高温期が0.4～0.5度の差があり、低温期から高温期に移行する時も1～2日でした
しかしその後は、一応低温期と高温期があるものの、その差が0.3度くらいで、
低温期から高温期に移行するのにも数日かかり、高温期も10～11日と短くなっていました

黄体機能が低下しているようです…

体外授精に向けて、ホルモンを整え、月経周期を調整するため、
プラノバール配合錠というホルモン剤を7日間服用する事になりました
（先週の診察時点で、１週間後くらいに月経が来る予定でした）

高温期の体温が安定
服用している間３６．８度台をキープ

吐き気
服用１～３日間は吐き気があり食欲もありませんでした
４日目からはだんだん慣れてきて楽になりました
この薬の副作用として消化器系の症状（悪心・嘔吐、食欲不振等）は高い確率で発現するようです

不眠
夜中何度も目が覚めるのと、夢を頻繁に見ました
こんな副作用あるのかな？？


薬の副作用に耐え不妊治療をされている方々は本当にすごいと思います
こんなことで音をあげていては笑われます

今不安なのは、
・ちゃんと卵が育つのか
・採卵はできるのか（採卵日は月曜日と決まっている様子）
・卵は何個くらいとれるのか
・採卵時の痛みや麻酔（静脈麻酔）の危険性
・膣内から卵巣に針を刺して採卵するということ
・筋腫が採卵の邪魔にならないか
・受精卵はできるのか
・受精卵は子宮内に戻せるくらいに成長できるのか

不安な事を書きだすだけで、ちょっと不安が減ります

節電の夏

今年の夏、わが家はエアコンなしで過ごしました
今年は過ごしやすい夏だな～と思うほど…

①今まではエアコンをつけるために部屋を閉め切っていましたが、今年は部屋や窓をオープンにし、昼間もカーテンを閉めていました
直射日光が部屋に入らないので熱がこもりません
遮光カーテンではないため、そこそこ明るいです

②寝る前は水シャワーで体を冷やす

③寝る時は凍らした保冷剤をタオルでくるみ枕がわりにする

④扇風機をフル活用

⑤メントールが入ったヒンヤリシャンプー
（サクセス薬用シャンプー（Wリンス成分配合） エクストラクール）

これで主人も我慢（？）できたようです
さらに私は昨年とは違い薬によるホットフラッシュがなかったのです

さて８月の電気代ですが、昨年と比べると2,000円安くなっていました
う～ン、もっと節約されていたと思ったのですが