２０１４年６月前向き

６月は凍結胚移植のため約２週間はひきこもり生活でしたが、それ以外ではドライブや温泉を楽しみました。
（2014年6月10日ブログ）

週末は蛍を見るために、兵庫県の篠山方面にドライブに行ったり、奈良県の曽爾村や御杖村に行ったりしましたが、どちらも天気が悪く…
たくさんの緑の光を見ることはできませんでしたが、１０年以上ぶりの蛍に感動してしまいました。
昔はもっと身近にいた蛍が今はかなり田舎のほうまで行かないと見ることができません。
人間が便利なように道路や川の護岸工事を行い、蛍の住処を奪ってしまった…？


最近は、トンネルが出来る前の道路（旧道）や、わざと不便な道路を走ったりしています。
特に、旧道を通る時は、いろんなことを考えてしまうのです。
トンネルができるまでは、その道を通らないと山を越えられなかった。
かつては沢山の人の往来があった道が、便利なトンネルが出来た途端、どんどん廃れていく。
トンネルを通れば数分で山を越えられるのに、旧道を通るとその何倍も時間がかかります。

人間にとっては便利になっても、その山に住むたくさんの動物たちにとっては不便になっているかもしれません。旧道は廃れても、それが自然に戻ることはなく…
またトンネルを作るという事は山を傷つけていることにもなります。
そうやって道路を作って通っていることに対して自然や動物への思いを忘れてはいけないと思うようになりました。

旧道の夜は街燈もなく真っ暗の中で運転するのは怖いですが、楽しいこともあります。
鹿やアライグマ、蛇やウサギなどの動物に出合うことも多いです。
空を見れば街の中の星空と比べものにならないほどの数の星がみれます。

自然からは慰めや励ましの言葉はありませんが、自然の中にいる、自然に溶け込むことで自分が癒されていくのを感じます。

少しでもこんな時間を増やせるようにしていければいいな～