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人間も自然の一部

2014-07-11 10:28:53 | 感想
今日は不謹慎なことを書いていますので、不快に思われる方はスルーしてくださいね



過去最大級と言われる台風8号が関西を過ぎました。
関西では被害は少なかったものの、テレビで報道される台風の猛威と沖縄や九州での被害の凄さを見て、

「私達は被害に遭わなくて良かった」と思う人
「被害に遭われた方は気の毒だな…」と思う人
「いつか私も被害に遭うかもしれないから準備しておかないと…」と思う人

いろんな思いがあるでしょう。

私は「被害に遭われた方は今どんな気持ちだろう…もし私がこんな被害に遭ったら…」と考えてしまいます。


さて、近年、自然の猛威を感じる災害が増えています。
地震、津波、巨大台風、ゲリラ豪雨…

ニュースでは人々が「こんなことは生まれて初めてだ」とか「50年に1度とか100年に1度の猛威」などとその凄さを強調していますが、何十億年の地球の歴史からすると大したことではないのかも…と思ってしまう。

今は地球の温暖化が言われていますが、過去には4回の大きな氷河期があったらしい。
それからすると、ここ数十年の地球温暖化は地球にとって小さな変化の一つなのかもしれない。

地震、津波、火山の噴火などは人間にはどうしようもない地球の生命活動
これまでにも数々の大地震や津波があり、先人達が教えを遺しているのに、どこか他人事に思ってしまっている。

何度も津波を経験してきた宮城県石巻市雄勝町の水浜集落近くの市の支所前には、「地震があったら津波の
用心」と刻まれた石碑があるらしい。
この言葉を胸に刻み、行動を起こした人はどれくらいいただろう…

津波に対して高い堤防を作っても、その堤防がこれから何百年先に起こるかもしれない大津波まで耐久性があるのだろうか?
津波が来るまでに地震によって脆くなっていたら堤防としての機能は果たさないのではないか?

自然への畏れを忘れてしまっている人間に対して、地球がいたずらしているようにも思えてしまう。
ゲリラ豪雨やそれによる被害は愚かな人間がさらに大きくしているように思う。
地球温暖化が原因の一つと言われているけど、だからといって地球温暖化の原因となる快適な生活を辞めようとはしない。
エアコンや電化製品による快適な生活を止めるわけではなく、アスファルトやビルを少なくしようとするわけではなく…

人間の便利さだけを追求するのではなく、まず人間も自然の一部という意識と自然への感謝を忘れてはいけないと思う。



少し話は逸れますが、唯一の原爆の被害国である日本
「二度と同じような悲劇が起こらないように」との戒めや願いをこめて、原爆ドーム等が遺されているのに、それに逆らうような日本の政策

人間って時間が経つと、また目先の利益を考えてしまうと、都合の悪いことは意識が薄れていくものなのですね。総理大臣はそうであってはならないと思うのですが…


自然にとっても他の生物にとっても人間(同士)にとってもWin-Winになるような方法を考えないといけない。
それを考えられるのは人間だけだから、その責任は重い。

もし、それができないのであれば、地球はいつか人間を絶滅させるのかもしれない。
いや自滅するかもしれないな~
今は試されているような気がする。


生きたいと思うのは生物の本能ですが、自然によって命を落とすことがあっても自然に還ると思えばそれも悪くないかも…と思えてきた。