齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

地中海の青い海を求めてシチリア島(イタリア)へ「カミサンポ」&バス旅:パレルモの美術館めぐり

2018-12-26 23:36:42 | ヨーロッパ
私とカミさんの旅行の特徴の一つは、その町の美術館に行くこと。ここパレルモでは、シチリア州立美術館と近現代美術館に行くことにしました。
カミさんはもともと油絵画家で、堀井英雄先生等に師事。私は飯が食えるようにエンジニアの道に進みましたが、好きなことはデザイン。
クアンタム社でマーケティングを担当していたときは、広告作りが大好きで、日経から賞ももらいました。
その血を引いたせいか、息子は漫画家に。『死都調布』(リイド社)よろしく。生活は大変らしい。

さて、出かける前に朝食をがっちり。食事の種類は、タオルミーナのホテルには及びませんが、食器はさすがにいいものを使っています。
また、自動搾り機で、オレンジをその場でまるごと搾るジュースは美味。日本にこの機械がないのは、オレンジが高いからか。





ホテルのなかの装飾は風格があります。





美術館はプレトーリア広場東地区にあります。
ホテル裏手のマッシモ劇場に一旦出て、マクエダ通りをカミサンポしながら、ベッリーニ広場の奥から斜めに海に向かって進むというのが本日のコース。

朝早いマッシモ劇場の前の広場は、掃除中。













シチリア州立美術館は、海沿いの公園にほど近いところにあります。

15世紀後半に建てられたアバテッリス宮殿を利用した中庭のある美術館で、1階は主に彫刻(彫像)、2階は絵画を展示。受付は不愛想。さすがお役所。
お土産物コーナーや飲食の場所はなし。水は絶対持参必要。では、気に入った胸像などをご紹介。













この美術館で有名なのは、大きなフレスコ画「死の凱旋」、油絵の「受胎告知のマリア」。

さて、この美術館を出て海の方に少し進んだ角が教会Chiesa di S. Maria della Pieta。名所ではないようですが、立派。







昼時なので、ランチの場所を探しながら、Foro Italicoをワンブロック歩き右折すると正面に教会Chiesa di S. Teresaが見えます。



その手前右の小さな店先に人だかりが。



ツナのパニーニ。これは美味、「庶民の本当に旨いもの」に触れたきがしました。



新橋ガード下の焼鳥屋のような雰囲気。

先ほどの教会を右折すると、シーフードレストランが数件軒を並べています。夜、来たい気もするが治安はどうか。

破れかけたポスターとトタン板でさえデザインを感じます。偶然見つけたこう言う景色が好きですね。



そして現近代美術館に着くころには土砂降りの雨。折り畳み傘を忘れた。

さて近現代美術館は、一部停電のため料金は半分でした。ここは土産物コーナーあり。観光シーズンにはレストランも営業しているらしい。では、内部の様子を少々。







一部停電。







この老婆の像は、今にも動きそう。



エトナ山の様子。



プレトーリア広場。本当に昔からあったんだ。当たり前か!



人が少ないのでゆっくり見られました。

美術館巡りはこれで終了。この後、雨がひどいのでバールでお茶して雨宿り。



続きは雨が上がったあとに。
コメント
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