バチカンの話ではありません。
その昔、京都大学の木原雅子先生が長崎でエイズ関係の調査研究をするときに使っていたキャッチが「長崎人なら当たり前。カステラちゃんぽんコンドーム」。
カステラやちゃんぽんをそうしょっちゅう食べるわけではありません(大阪のたこ焼きとは位置づけが違う)、と後に長崎の人に言われましたけど^^;。
朝日新聞地域版から長崎ニュースをひとつ。長崎には「18歳未満へのコンドーム販 . . . 本文を読む
季節性の感染症がその時期に流行ることや、高齢者が重症化しやすいということは現象としては疑問はないですが、ProMedにあるような「原因不明で1名死亡、1名重症(台湾)」、しかも子ども、というニュースは気になりますね。
Primary Students Infected by Unknown Virus in Tainan Area. 1 Dies, 1 in Grave Condition /T . . . 本文を読む
ブログに書くか書かないか。ウチワで悩んだお店があります。でも美食家がリーダーに多いのも知っているので、概要とヒントだけ書くことにしました。
そのお店は神楽坂の、東西線の駅近くの、通りから1本はいった住宅街にあります。入り口に鉄の引き戸があり、知らない人は通り過ぎてしまうにちがいないのですが、ご近所・リピーターで月曜日から賑わっていました。
和食とフレンチの融合!です。
ふつう創作料理のお店は . . . 本文を読む
中国でたてつづけにH5N1の症例/死亡例の報告がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000018-rcdc-cn
今度は29歳男性です。地域はばらばら、年齢は16歳男、27歳女、31歳女と若いです。
H5N1とわかる、ということは検査をしているわけですね。
一定の症例全部を調べているのか、若くて重症で、そのスピードが速いといっ . . . 本文を読む
先週の土曜日1/24は多摩感染症セミナーでした。いつものとおり杏林大学の後藤教授のご挨拶から始まり、微生物学の基礎からStartいたしました。
微生物の命名法、記載法、何回聞いても忘れて仕舞う。結構難しいですね。
それでは、当日の講義から問題:
属名の後にSpp.と書く場合とSp.と書く場合があります。Spp.は複数の種名がある場合にEnterococcus Spp.と書くのですね。
それで . . . 本文を読む
昨年、都内の民医連の病院の院内講義をお手伝いしました。そのときに参加されていた同じ東京民医連の「みさと健和病院」の方が“当院の研修医やスタッフにもぜひ”とお問い合わせくださり、3月26日に「原則」の講義を行うことになりました。
ご多忙な皆さんの日程調整のために早めに日時のアナウンスをするようにしております。
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Hibワクチンが公的なプログラムに位置づけられる前は、米国では年に約2万例の症例報告がありました。が、ワクチン導入後99%減少しています。
Hib髄膜炎は1987年に5歳以下のこども10万あたり41でしたが、2007年は0.11。
今回ミネソタ州で5例の髄膜炎・肺炎症例が発生しており、1例死亡、というニュースをCNNが扱っています。5例のうち3例はワクチン未接種で、7歳児が死亡。
5ヶ月児は3回 . . . 本文を読む
2008年度の若手医師セミナー東京2008が終わりました。
2008年度はライブ中継で各地でも受講ができるようになり(^^)v、ファイザーの社長さんが見学にきたり(^^;)。皆さんの声(アンケート)がセミナーを育ててくださいました。
忙しい皆さんが平日の19時半に会議室の机に座ることが、疲れた後に数時間講義を聴くことはとてもたいへんなことです。
曜日や時間の設定、広い会場の確保など課題はたくさ . . . 本文を読む
セミナー事務局です。昨日のセミナーで紹介した症例で質問をいただいたのですが、診療上重要で、コモンな問題なのでブログ記事にしてとりあげてみたいとおもいます。
【質問】
講演の中で一か所聞き取れない箇所がありましたので質問させてください。
「ホモセクシャルの男性が咽頭炎様症状を訴えて来院」という症例がありました。
この後の設問の選択肢で最も疑わしくないのはどれか?ということで淋菌性咽頭炎であったと . . . 本文を読む