先日は、二つの「新しい」の日でした。
#1:一つ目の「新しい」
それはICAACOnlineのLecture (Barbara McGovern先生)。勿論、天下のICAACですから「新しい」があるのは当たり前。それでも、やはり驚愕したのがこれ。
それはHCV感染症における肝生検の位置づけです。
編集長自身35年前に採血時に患者さんからPresentされていらい、2回経験している肝生検ですが、今までは「揺るぐ事なきGold standard」でした。
しかし、これが細い針などでは生検組織片が簡単に裂けたりFragment化したり、更に病変の間をすり抜けて病変をミスる可能性あり・・というのです。
以下、McGovern先生のご発表にあった写真
これを頼りに評価されてきたBiomarker自身の評価が過少評価されていたらしい。今後は[APRI, FIB-4,Fibrosure(USA), Fibrotest(Europe)]のようなBiomarkerが、より重要になる・・という「新しい」情報です。(丁度、30年ちょっと前、胃潰瘍の評価が「痛みの改善」といった症状から「内視鏡」所見に移行した時の大変化に似ているかも。「痛みとれました」という高齢者の胃を内視鏡でみると潰瘍がバックリ口を開けていたなんて時代・・)
Holmberg SD, Lu M, Rupp LB, Lamerato LE, Moorman AC, Vijayadeva V
Chronic Hepatitis Cohort Study (CHeCS) Investigators.
Noninvasive serum fibrosis markers for screening and staging chronic hepatitis C virus patients in a large US cohort.
Clin Infect Dis. 2013 Jul;57(2):240-6.
PMID: 23592832
編集長も自分の「闘病Strategy」を変えなければ・・かも。
#2:二つ目の「新しい」
多くの言葉は不要です。タイトル写真のお二人。編集長が知る限り「小児感染症界のLeader,3人のうちの2人」国立成育医療研究センターの宮入先生と東京都立小児総合医療センターの堀越先生です。(最後の1人の新潟大学小児科教授の齋藤先生は次の機会に)。「小児は小さな成人ではないから手出しするな」とKentuckyで教えを受けた編集長には、彼らの「新しい」小児感染症領域の話しは、いつまでも聞いていたい・・と思うものでした。
#1:一つ目の「新しい」
それはICAACOnlineのLecture (Barbara McGovern先生)。勿論、天下のICAACですから「新しい」があるのは当たり前。それでも、やはり驚愕したのがこれ。
それはHCV感染症における肝生検の位置づけです。
編集長自身35年前に採血時に患者さんからPresentされていらい、2回経験している肝生検ですが、今までは「揺るぐ事なきGold standard」でした。
しかし、これが細い針などでは生検組織片が簡単に裂けたりFragment化したり、更に病変の間をすり抜けて病変をミスる可能性あり・・というのです。
以下、McGovern先生のご発表にあった写真
これを頼りに評価されてきたBiomarker自身の評価が過少評価されていたらしい。今後は[APRI, FIB-4,Fibrosure(USA), Fibrotest(Europe)]のようなBiomarkerが、より重要になる・・という「新しい」情報です。(丁度、30年ちょっと前、胃潰瘍の評価が「痛みの改善」といった症状から「内視鏡」所見に移行した時の大変化に似ているかも。「痛みとれました」という高齢者の胃を内視鏡でみると潰瘍がバックリ口を開けていたなんて時代・・)
Holmberg SD, Lu M, Rupp LB, Lamerato LE, Moorman AC, Vijayadeva V
Chronic Hepatitis Cohort Study (CHeCS) Investigators.
Noninvasive serum fibrosis markers for screening and staging chronic hepatitis C virus patients in a large US cohort.
Clin Infect Dis. 2013 Jul;57(2):240-6.
PMID: 23592832
編集長も自分の「闘病Strategy」を変えなければ・・かも。
#2:二つ目の「新しい」
多くの言葉は不要です。タイトル写真のお二人。編集長が知る限り「小児感染症界のLeader,3人のうちの2人」国立成育医療研究センターの宮入先生と東京都立小児総合医療センターの堀越先生です。(最後の1人の新潟大学小児科教授の齋藤先生は次の機会に)。「小児は小さな成人ではないから手出しするな」とKentuckyで教えを受けた編集長には、彼らの「新しい」小児感染症領域の話しは、いつまでも聞いていたい・・と思うものでした。