また、お会いしましたね。Fairwindを「なんちゃってダイジェスト」する編集長です。
今日は米国の原子力科学の専門家が今、強く批判している行為について・・です。
それは、さまざまな放射能汚染をした物質の燃焼(例:焼却場やたき火等)です。一定以下の放射能しかないものは、燃やして良い・・というのが日本政府の決めたRuleです。話を簡単にするために、この燃やして良い程度の放射能上限を100としましょう。ある燃やしたいものの放射能をみたら80であったら燃やして良い事になります。しかし、200であれば燃やしては駄目なのです。
しかし困った事に放射能が10のものを多めにして200のものと上手な配合で混ぜれば、平均すると100以下に出来るので、それで燃やして良いという事に出来てしまいます。
燃やすと何が起きるか・・? それは地面に落ち着いていた放射能が再度、火の勢いに載せられて空中に散布される事を意味します。
せっかく地面の表面を削り掃除して綺麗にして放射能を除去したのに、また放射能を持つものを燃やして空気中に散布し、土壌表面を再度汚染させています。
米国の専門家の指摘。それは、日本政府が本当の問題を認識せず、その存在を認めない事が、問題の先送りと悪化を生じさせ、それが今日も続いている
というものでした。