1月18日の若手医師セミナーは、慶応大学のホープ香坂先生による講義です。
「循環器・心電図~もしも心電図が小学校の必須科目だったら」
ええ。もう初期研修医の皆様は、まもなく新人さんがこようというこの時期に、このようなテーマはすっかりマスターずみで、指導に回る側の準備時期だとおもいます。
それでも、ベテランさんでも困ることがあるので、教育上手な香坂先生にこの時期このテーマでの講義をお願いしてお . . . 本文を読む
編集部より「編集長にとってのカルバペネム」を語れ・・という依頼。
といわれましても普段、あまり興味のある抗菌薬ではなく、更に「Judiciousな抗菌薬使用に必要な脳血流を医師から奪う」という副作用が強いため、あまり書きたくないのですが・・
日本でしか通用しない抗菌薬の省略文字の表で扱われているペネムは・・
Biapenem
Doripenem
Faropenem
Imipenem / C . . . 本文を読む
昨年のICAACからの妊娠と抗菌薬の話、続きます。
PK的には腎機能、肝機能は非妊娠時よりも「機能亢進状態」。
腎機能といえば、もうひとつ気になる第八脳神経、聴神経に対するアミノグリコシドの毒性。それを避けるのが妊婦のケア・・と思っていたら同じアミノグリコシドでもGMはSMほど危険がないので、NHSの病院ではGNR敗血症には良く用いられる・・との事。驚きました。 全く通常量と同量を用いて、腎 . . . 本文を読む