製薬会社が「適正使用」推進室を開設したそうです。
感染症薬適正使用推進室を設置―塩野義製薬（2010年6月17日）
ニュースによりますと・・・
「・・・広報担当者によると、抗菌薬をめぐっては、抗菌力の弱い抗菌薬の大量投与など、不適正な使用によって耐性菌を作り出しかねない現状があるという。また、今年3月には日本細菌学会の総会で、適正使用を推進することの重要性や国策としての意義が提唱された。こう . . . 本文を読む
かつて、杏林のSara先生が「やられたよー」とうなった症例も・・・。
神戸市立医療センター中央市民病院の臨床検査技術部の先生方がIASR 2010年4月号に報告されたイヌ・ネコの咬傷感染によるCapnocytophaga canimorsus 敗血症の４症例
「本邦では血液培養の頻度が欧米と比べて少なく、本菌による敗血症が見逃されている可能性が高いと報告されている 1)。当院の血液培養依頼件数 . . . 本文を読む
FUO 不明熱は、熱の原因をさがしてさがしてさがして、さがせなかったとき不明熱といいます。
24日・神戸での岩田先生の講義のなかでは、「医師によってその不明熱の意味が変わってくる」＝医師しだい、というお話がありました。
そう。患者さんにとっては「運かよ、オイオイ」的な状況があります。現実です。
昨夜、どなたかのTwitterに面白いことが書かれていました。
「メロペンを入れても効果がないよう . . . 本文を読む
感染症に関心の深い若手ドクターたちが、お子さんをもつにあたり、「予防接種どうすべー」となります。妊娠中から他の医師仲間に「おたく、どうしている？」とさぐりをいれます。
一般市民対象の講義で必ず最後に言われる感想に「今までずっと、日本は世界最先端レベルの予防接種なのだとおもっていた」というものがあります。
その根拠は、他のハイテク、医療技術があるのだから、当然予防接種もそうだろう、、、です。
（な . . . 本文を読む
