みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

居場所

2019年01月31日 | 雇用・仕事・生活費
岡山県在住の人が戸籍上の性別変更を求めた家事審判で、
性別適合手術を事実上の要件としているのを
最高裁は「現時点では合憲」という判断を示しました
[読売新聞→]
‘現時点では’とか‘検討が必要’という言葉が入っているのでむ
しろお墨付きは与えられてはいないと言え、将来立法や司法が変わ
る可能性は充分にあります。
ブログ「続々・たそがれ日記」でもこの判決について取り上げられ
ていて
[こちら→]、その中で‘トランスジェンダーの人権を擁護す
る方向’とありますが、
性別でなく住所の変更ならば手術は必要ありませんし、理由を示す
必要もありません。それは日本では‘自由’とされているからです
(本籍地の変更ならなおさら)。
わたしは

‘性別を変えたい’ことと
‘身体の性別に苦悩している’ことと
‘心の性別と体の性別が違う’ことは
別のこと
だと考えているので、性別の問題を抱えている人すべてに
手術が必要だとは思いません。

──────────────────────────────
性別の問題を抱えていて仕事に支障が出たらどうしましょう?。
性別適合手術で手術をする部位を一般的には仕事で使いませんし、
性別を越境・変更(移行)することは障害ではありません。
一方、発達障害の人だったら
障害認定を受けて障害者手帳を取得すれば
支援や合理的配慮を受けて働きやすくなります。

[資料]

△[資料]

 東京都なら法定雇用率を満たすための企業の求人は多く、
 特例子会社というのも設けられています。
 岡山県では就労継続支援A型事業所(作業所)が多いようです。


数が多ければ中には破綻するのもあり
山陽新聞の社説で
「障害者の事業所 雇用と居場所守る支援を」[→]
と書かれてもいます。
企業も同じですが、給料分働かないと・最低賃金分働かない
結局経営的には続きません。
障害者雇用でも稼動能力が無いと働けない
ということです。

岡山県では
説明会でブースを回って就職活動が出来るくらいの人でも
精神障害者
になっているようです[山陽新聞→]
これが岡山県と人口が同じくらいで製造業が盛んな栃木県だったら
非正規雇用で黙々と工場で働いているかも知れませんし、
居場所が無くて路頭に迷っているかも知れません。
そのぶん栃木県を訪れた人のスペースも無くなってしまいます。


人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春日部ファインフロアガイド | トップ | 立春 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雇用・仕事・生活費」カテゴリの最新記事