みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

ローカル路線

2014年04月27日 | Weblog
きのうはテレビ東京の土曜スペシャルで
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第17弾 山口市~室戸岬
人情ふれあい珍道中」[公式サイト→]
が放送されました。

最近テレビ東京が評価されるなかで、
1月に放送された第16弾はフジテレビのめちゃイケ超えの視聴率を
獲得し、雑誌「女性セブン」(5月8・15日号)ではこの番組を元に
して‘路線バスで楽しむGWのんびり旅’を5ルート取り上げていま
す。

今回の乗り継ぎ旅は出発地・目的地とも首都圏ではなく地方ですが
4日目のお昼ごろにはゴールの室戸岬に到着していました。

──────────────────────────────
北関東では…

栃木県高根沢町飯室

「栃木県高根沢町」

  茨城県筑西市から鬼怒川や五行川を上流のほうに行くと
  栃木県真岡市そしてその先に栃木県高根沢町があります。


高根沢町の中心部にはJR宇都宮線宝積寺駅がありますが、
宇都宮駅~黒磯駅間のJR宇都宮線運行本数が削減され、日中
約20分間隔から2010年12月のダイヤ改正で約30分間隔
そして2014年3月のダイヤ改正で約40分間隔になっています。
この区間は所要時間が約50分なのでこれなら3編成で回せて、採算
性の向上が期待出来ます。民間企業の営利事業として採算性を求め
るならこうなります。


「県道のバイパス」(栃木県高根沢町)

  栃木県道10号(主要地方道)宇都宮那須烏山線の
  仁井田鴻野山バイパスです。
  栃木県内では国道だけでなく県道も税金を財源にかなり整備さ
  れています。
  ガソリン代にはこういうことも関係しています。

仁井田鴻野山バイパス、仁井田あさひ高架橋

「高架で丘陵へ向かうバイパス」(栃木県高根沢町)

  仁井田鴻野山バイパスの仁井田あさひ高架橋です。
  高架やトンネルのバイパスを経て宇都宮と
  南那須(エリアの人口約1万3千人)や烏山(エリアの人口約1万9千人)が
  結ばれています。


アキュム停車中のJR烏山線仁井田駅

「JR烏山線仁井田駅」(栃木県高根沢町)

  宇都宮と南那須や烏山はJR烏山線でも結ばれています。
  非電化単線の路線を蓄電池電車‘アキュム’も走っています。
  JR烏山線も運行本数が削減され、日中
  約1時間間隔から2010年12月のダイヤ改正で約1時間30分間隔に
  そして2014年3月のダイヤ改正で約2時間間隔になっています。


宇都宮でJR烏山線の列車を待っているあいだに
クルマなら烏山に着いてしまいそうです。


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Magic Key

2014年04月24日 | 性格と性別
読売新聞の最近の「医療ルネサンス」は…
・・・・・・・・・・
4月16日:心は女性・・・手術を決断
4月17日:手術に保険適用されず
4月18日:海外で手術不十分な対応
4月21日:子どもの対応は早めに
4月22日:子を持つ望みあきらめず
4月23日:周囲の知識と理解も必要
・・・・・・・・・・


知識や理解といっても北関東の普通の人は
なかなか深くは物事を考えないようですが。

わたし(みれい)は子どものころには
何年間もいじめられ、
プラモデルは買ったことがなく、
大学生のときはサラリーマンになるという発想はありませんでし
た。
今日は、ワーキングマザーと同じ職場で残業でした。

~~~~~~~~~~
国道50号下館バイパス中館交差点東

「北関東の筑西市内」(茨城県)


わたしは子どものころから悩みを抱えていましたが、
田んぼや畑や林に相談に行くわけにもいかず、
お姫さまや魔法使いの空想を展開して
女の子の友だちのお父さんが勤めている
エージェンシー「ITI(アイティーアイ)」に問題を持ち込むという形で
問題について考えていました。

これらの読売新聞の記事を読めば、
今は想像上のではなく実在する専門機関に相談出来るようになって
いることが分かります。


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人口減社会

2014年04月20日 | Weblog
読売新聞で「人口減社会」という連載が掲載されました。
・・・・・・・・・・
4月9日:東京はブラックホール/2100年人口
4月10日:働き手半分企業「変身」
4月11日:子育て主婦は即戦力
4月12日:高齢者、ニート眠れる宝
4月13日:「外国人と共生」議論の時/識者の眼
・・・・・・・・・・


その記事の中に政府の有識者会議「選択する未来委員会」メンバーで
岩手県知事も務められた増田 寛也

「・・・日本の人口減を東京というブラックホールが加速させること
 だ。ブラックホールは周囲からすべて吸い尽くした末に自らもや
 がて消滅する・・・」
という憂慮が載っています。

▽ [資料]「首都圏の町田市」(東京都)

140420資料

△ [資料]「東京から約500km離れている岩手県」


益田市役所(島根県)で‘人口拡大課’が新設されたことも取り上げ
ています。

「・・・人口拡大課というストレートな看板は、深刻な現状の反映で
 もある。担い手不足で山林や水田の荒廃が見られる。存立が危ぶ
 まれる集落があり、医療・福祉サービスの維持も苦しい・・・」
「・・・益田市は地方都市の例外ではない・・・」

岩手と同じ様に東京から約500km離れている
地方都市の高槻市(大阪府)を訪れてみると…。

高槻:松坂屋

「東京から約500km離れている高槻市」(大阪府)


記事より

「・・・地方から首都圏へ若者が移っても、
 そこで多くの子供を育めば、
 日本全体としては人口減にはならないはずだが現実は違う・・・」
「・・・全国から多くの人が首都圏を目指し、
 そこで疲れ果て、孤独に年老いていく・・・」


高槻:SweetPlaza

「高槻は首都圏ではありません」


記事より

「・・・何か打つ手はあるのだろうか。

 魅力ある地方拠点都市を創って若者をとどめる
・・・」


大阪医科大学附属病院

「大阪医科大学附属病院」(大阪府高槻市)

  高槻では
  地方の人といっても田舎の人という認識は持っていない!?。
  高槻の人の地理認識やメンタルマップは?。
  人口減少の背景に横たわる価値観は精神病理なのでしょうか?、
  それとも社会病理なのでしょうか?。


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産める人が少なくなる

2014年04月17日 | Weblog
日本では少子化が続いていますが、
子どもが少なくなっているだけでなく、
子どもを産める人も少なくなってきているので、
流れを変えるのがより難しくなっています。
今日の読売新聞の医療ルネサンスで取り上げられている手術をもっ
てしても。

~~~~~~~~~~
子どもがいる家庭での共働きを持続させるためには、
仕事と家庭を両立させられることが重要です。
子どもの都合で親が遅刻や早退や欠勤をしてもカバー出来るような
人員の配置(体制)が必要です。

これまでの日本では‘子育て’よりも‘仕事’のほうが重視される
ような価値観があったからここまで少子化が進んでしまったのでは
ないでしょうか?。
仕事のほうを重視したとしても、
少子化が進んで人口が減れば需要が減り結局は仕事も減ってしまう
という結果がもたらされています。


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言葉は通じ話は通じず

2014年04月09日 | Weblog
‘高所得者’と‘低所得者’、
‘ホワイトカラー’と‘ブルーカラー’、
‘正社員’と‘非正社員’では
たとえ同じ職場で働いていても感覚や思考や価値観や生活習慣が
同じ階層では似ていても違う階層では異なることが多いと思われま
す。
これでは自分が話したことが相手には共感されなかったり別なとら
えかたをされてしまいます。

年度が変わったいうことで今回は今までの話をまとめた内容を書き
ます。

──────────────────────────────
国道50号下館バイパス中館交差点東

「人口約6万人の下館」(茨城県筑西市)


下館は東京から数十kmの関東平野にありますが、
どこへ行くにもクルマの人が多く、
クルマなら
発車時刻まで待つことも、座れなくて立つことも、駅から歩くこと
もありません。

なので
待つ・立つ・歩くことに対する感覚・抵抗感が違います。
だからクルマで行きにくくクルマを駐めにくい街なかは敬遠し、
ロードサイドにあるお店に行くことになります。
クルマなら駅前を通る必要もないので、
街なかも駅前も価値を持ちにくくなっています。
子どもが親にクルマに乗せていってもらっているならば、
大人になるとなおさらどこへ行くにもクルマになります。

秋津駅~新秋津駅

「人口約6万人の清瀬」(東京都清瀬市)

  下館と同じく東京から数十kmの関東平野にあります。
  クルマと公共交通を使い分けている地域では
  駐車台数以上の人が集まれます。


──────────────────────────────
今は学校は入学式、新学期の時期です。
麻生 一枝さんの著書
「科学でわかる男と女になるしくみ」(サイエンス・アイ新書)
にこんな記述があります。

「・・・しぐさも振る舞いも男の子。
 男のように振る舞うので女の子の友達はできない。
 見た目が女なので、男の子の仲間にも入れてもらえない。
 ブレンダに友達はできなかった・・・」

これはカナダの事例で、日本でなくてもそうなんだと落ち込ませま
す。

男子と女子とでグループが分かれてくると、
声も言葉も話題も違うということで、
性別の問題があるとどちらにも入れないかも知れません。
そうなると、

コミュニケーション能力対人関係能力社会性影響
が出て、
それが

集団生活チームワーク接客へのハンディ
につながって
身体的な違和感・苦痛とは別に

働きづらさ生きづらさ
が加わってしまいます。


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地域も人もつなぐ

2014年04月06日 | Weblog
きのう、テレビで三陸鉄道南リアス線の全線再開について報じられ
ているのを見たら、各所で祝福している人々の姿が映っていたので
沿線住民のマイレール意識はまだ健在だと感じました。

今日の夕方も
日本テレビ「真相報道バンキシャ!」─きょう復活!三陸鉄道
TBS「Nスタ」-震災から3年・・・・三陸鉄道が完全復活
フジテレビ「FNNスーパーニュース」─北リアス線
テレビ朝日「ANNスーパーJチャンネル」─三陸鉄道全線開通
と在京のテレビ局でも取り上げられています。

~~~~~~~~~~
雑誌では
「週刊ポスト(4月18日号)」[公式サイト→]
‘電車にベビーカー 正義はどっちだ!?’という記事が掲載されて
います。
鉄道のバリアフリー化が進んで以前よりも
車いす・ベビーカー・手押し車での利用がしやすくなっています
がそれによる摩擦も起こってきているようです。
不満を持っている乗客もいるようですが、
子どもが生まれてこなくては鉄道の利用者は減ってしまいます。
親が子どもをクルマに乗せて行っても鉄道の利用者は減ります。

~~~~~~~~~~

発車時刻まで待つことも、座れなくて立つことも、駅から歩く
ともクルマならありません

親にクルマに乗せて行ってもらっている子どもは
大人になるとなおさらどこへ行くにもクルマになります。
そして街なかや駅前よりもクルマで行きやすくクルマを停めやすい
ロードサイドを好みます。

インターパーク宇都宮南

「クルマでの行きやすさクルマの停めやすさを求めて」


そして街は少子化過疎化(人口流出)に空洞化が加わって
寂れていきます。


いばらき県西若者サポートステーションの東

「東京から数十kmの関東平野では」(茨城県筑西市内)

  田んぼや畑や林が広がっています。
  不登校や中退も引きこもりにつながってしまいそうでためらわ
  れました(苦笑)。
  わたし(みれい)は思春期の前から悩みを抱えていましたが
  田んぼや畑や林には相談出来なかったので
  想像上の相談機関のイメージが浮かんで来ました。


では進学実績の高い(と読売新聞に書いてあった)
宮古高がある宮古市(岩手県)はどうでしょう。
コンパクトシティとして復興して地域内や他の地域から人が集まる
のでしょうか?、それとも市街地が拡散していくのでしょうか?。


──────────────────────────────
週刊ダイヤモンドの記事[→]
みやこ若者サポートステーション[→]
ポランの広場[→]


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三陸鉄道全線再開へ

2014年04月02日 | 公共交通
学校が春休みということで友だちとかとお出かけしている女の子の
姿を多く見かけます。
そのお出かけには鉄道も役に立っています。

東京から約600km離れている岩手県の三陸の
三陸鉄道は東日本大震災の被害を受け運転出来ない区間がありまし
たが、再開に向けて工事が進みました。
それにより
南リアス線(大船渡市の盛駅~釜石駅間)が4月5日
北リアス線(宮古駅~久慈駅間)が4月6日
全線の運転を再開します
[三陸鉄道のサイト→]

読売新聞では「おかえり三鉄」という連載が掲載されました。

・・・・・・・・・・
3月25日:希望の線路と共に
3月26日:住民が支える生活の足
3月27日:高校生の夢乗せて
3月28日:社員自ら「被災」語る
3月29日:南北連結いつの日か
・・・・・・・・・・


3月27日の記事には

「三鉄が全線再開したら、もう少しゆっくり家を出られます」

という岩手県田野畑村(人口約4千人)の高校生の声が出ています。
地名からだと田んぼや野山や畑が広がる村のように思ってしまいま
すが、田野畑村には駅やバス停があります。
それより東京に近い(東京から数十km)の北関東では…

茨城県筑西市から筑波山塊のほうを見る

「あの山の向こうまで駅もバス停もない」

  人口約1万7千人の明野(茨城県筑西市)や
  人口約2万人の真壁(茨城県桜川市)では
  鉄道や路線バスが全廃となっています。


茨城県筑西市の市街地の西を通る国道294号

「茨城県筑西市の市街地の西を通る国道294号」

  どこへ行くにもクルマの人が多い北関東では
  クルマで行きやすくクルマを停めやすいことへのニーズが高く
  多くの市や町で街なかを通らなくて済むバイパスが整備されて
  います。


──────────────────────────────
三陸鉄道については
宮古市生活のまーくんのブログ[→]
でも取り上げられています。



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