今晩は違う月の欠け方

日本では少子化が進んだこともあって大学進学率が上昇してきてい
ます。大学まで行ったなら肉体労働よりも頭脳労働のほうがいいと
いう志向もあるのか、求人と求職のミスマッチも起きているようで
す。

‘知力が高い人には頭脳労働’を
‘身体能力が高い人には肉体労働’を
‘コミュニケーション能力が高い人には感情労働(接客とか)’を
進路として勧めれば、将来合った仕事に就いたり･得意なことを仕
事にしたり出来そうですが、今の中学生や高校生はどうなのでしょ
うか？。
北関東では雇用確保のために競うように工場を誘致してきましたが
若者の進路希望の傾向とずれていたら、結局若者は進学･就職で故
郷を出て行くことになります。茨城県も筑西市も転出超過のようで
す。

そして工場は人手不足のため外国人を活用…。
出稼ぎの外国人でも仕事をこなせるなら、非正社員を正社員化する
必要性も下がります。
大相撲でも初場所でジョージア出身の外国人力士の栃ノ心が優勝し
たことが「町工場で働く薬剤師ブログ」[→]に取り上げられていま
した。

日立市民じゃなくても茨城県民じゃなくても日本人じゃなくても
工場で製作の仕事は出来ます。そして
茨城県出身じゃなくても日本人じゃなくても相撲は取れます。
相撲界でも力士ではなく親方や理事や委員になれば負けた無様な姿
を見せなくて済みそうです。

～～～～～～～～～～
工場の仕事は外国人労働者にかなわずに支障が出かねなくても
今晩の皆既月食は気兼ねなく見られます。

▲「皆既月食の夜に欠けていく月」(茨城県筑西市)
　一夜のうちに満月から新月になっていくように月が欠けていきま
　す。


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ドラマはフィクション

１月５～26日の金曜日の夜にNHK総合で
テレビドラマ『女子的生活』[ｻｲﾄ→]が放送されていました。
ブログ『続々･たそがれ日記』[→]にもこのドラマが取り上げられ
ていて「･･･OLとして働き、女性として生活している･･･」と書かれ
ています。
ですが…確かに現実にトランスジェンダーはいるけれど
そもそもドキュメンタリーとは違ってドラマは基本的にフィクショ
ンなのでは？。


▲「物語のおことわり」
　事実を伝えることに努めているメディアは
　物語がフィクションの場合、このような表示を行ってはっきりと
　区別することもあります。

ホームドラマにお父さんが登場するシーンがありますが、
現実にはなかなかそんな時間には帰宅出来ません。
ホームドラマが放送される時間にも帰って来れないかも知れませ
ん。
恋愛を描くドラマなら恋愛がままならないくらいの職場というわけ
にはいきませんが、ドラマに出て来る職場よりもずっとシビアでハ
ードな職場が現実には数多くあります。


▲「横浜のみなとみらい」(神奈川県横浜市)
　女子的生活でヒロイン･みきが田舎から出てきた
　都会にも秘密があります。
　それは、ひよっことは違ってそこが兵庫県であるということ。

兵庫で育っても進学や就職で故郷を離れ東京で働く人はいます。
横浜に住んでJR湘南新宿ラインの電車で通勤することも出来ます。

でも、もし個人の希望が通らないような環境だったら？。
性別どころか勤務地･勤務時間･職務内容も自分だけで決められるも
のなのでしょうか？。
自分勝手とかわがままとかゴネてるとか不公平とか思ったり言う人
もいます。

それでも、たとえば兵庫の地方都市の工場で働いていたとしても
横浜に住んでJR湘南新宿ラインの電車で東京のオフィスビルに通勤
するOLの姿をイメージすることは出来ます。


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氷道

１月22日は太平洋側の関東平野でも雪が降りました。
東南アジアから来日した外国人旅行者にとっては雪は初めてかも知
れませんが、工場の外国人労働者の中にも雪が初めての人がいて
記念撮影をする光景も見られました。

雪が降った日の深夜でもトラックはチェーンを着けて走っていまし
た。そしてそのわだちの部分の雪は固められて溝の付いた氷のよう
になっていました。

そして翌日の日中は晴れて道路の雪は溶けました。
しかし溶けた雪で濡れた部分が夜の寒さで凍り、今日の朝も滑りや
すい状態でした。


▲「小山駅西口ロータリーに雪だるまが」(栃木県小山市)
　雪で滑らないように注意が必要です。
　雪が降った翌日には道路の雪は氷のようになるのでより注意が必
　要です。
　溶けた雪で濡れた部分が再び凍って出来た氷は透明度が高く一見
　アスファルトのように見えるので更に注意が必要です。


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季節は冬・時代も冬

この週末は楽しそうにおしゃべりをしながらお出かけした女の子も
いると思います。
友だちと一緒に勉強をし始めた女の子はいつの間にか恋バナに…
「･･･電話しようと思ったけどさー何だかなー･･･」
中高生ではなく中高年でも茶飲み友だちと集まっておしゃべりをし
ます。

これが、
男子のグループにも女子のグループにも入れなかった人は…
ひとりでしゃべっているわけにもいきません。
思考が遅かったり深い人の場合は、語尾をのばしているあいだに次
の言葉が浮かんで来なくて会話が途切れてしまいます。
おしゃべりな人は話し相手がいないと苦しみます。
おしゃべりな人には無口な人がつまらない人のように感じてしまい
無口な人は疎外や排除の結果苦しむことになります。

気が合う人や共通の要素がある人とつながられれば
協力や分担で生活や仕事をよりやりやすくなります。
一方、ひとりの場合はそのメリットを享受出来ません。
やるのがつらいのは我慢するとしても、そもそもひとりでは
やりにくい事も多いのが現状です。

コミュニケーション能力が求められる今は
他の人とまったりと過ごしたい人にとっては冬の時代ともいえます
が、
コミュニケーション能力や対人関係能力が人によって違うことにも
対応がなされればいいと思います。


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人口が多ければ都会？

１月13日に茨城県結城市で
「まちなかを考えるシンポジウム」が開催されたようです。

▲「シンポジウムの駐車場の案内」
　どこへ行くにもクルマの人が多い茨城県では
　クルマが走りにくいまちなかよりもバイパス沿いのほうが好まれ
　ています。
　しかしながら、訪れる人が少ない静かなまちのほうが
　‘伝統的建造物が手を加えられずに保存される’
　という考えも出来ます。

～～～～～～～～～～
茨城県では、
廃止された鹿島鉄道の玉造町駅とJR鹿島線の潮来駅を結ぶ
関鉄バスの路線バスも2009年に廃止されました。
その代替バスとして行方市役所の「行方ふれあい号」が運行を開始
しましたが、何と１年後の2010年に運行を終了してしまいました。

そののち、2017年11月から
なめがた地域医療センター～井上～市役所麻生庁舎間で
「市営路線バス」の運行が、
そして2018年１月12日から
麻生庁舎～牛堀中央～潮来駅～延方駅間で
「鹿行広域バス白帆･あやめライン」の
実証運行が国の地方創生推進交付金によって開始されています
[行方市役所のサイト→]。

市ならコミュニティバスぐらい走らせられそうですが、
茨城県は市が多いから埼玉県のように都市化が進んでいるかという
とそうではなく、平成の大合併で町や村が合併して誕生した市が多
いのです。行方市周辺でも
波崎町＋神栖町→神栖市
鹿島町＋大野村→鹿嶋市
潮来町＋牛堀町→潮来市
東町(村)＋桜川村＋江戸崎町＋新利根町(村)→稲敷市
千代田町(村)＋霞ヶ浦町(出島村)→かすみがうら市
美野里町＋玉里村＋小川町→小美玉市
玉造町＋麻生町＋北浦町(村)→行方市
大洋村＋鉾田町＋旭村→鉾田市

町＋町は都市ではなく‘広い町’になると思うのですが。

～～～～～～～～～～
人口１万数千人の町やそれらが合併してできた市で
どこへ行くにもクルマという生活が送られているのは田舎だからで
人口数十万人の県庁所在地の都市では違うかというと…

▲「県庁所在地の大型店が駐車場に」
　北関東では、
　どこへ行くにもクルマの人の人数が多いのが
　人口が多い都市です。

もし四国が北関東のようになったら
北関東のように鉄道の赤字を東京の黒字で埋められないので
四国から鉄道は無くなってしまうかも知れません。


▲「公共交通が一般的な移動手段になっている地域では」
　首都圏では公共交通が一般的な移動手段になっているので、
　鉄道が民間企業の営利事業として成り立ちます。
　そして駅に到着する列車や路線バスから降りて来た人で
　駐車台数以上にまちなかがにぎわいます。


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ﾚﾝｺﾝ産地は街もﾚﾝｺﾝ化

現在、金曜日にNHK総合で「女子的生活」[ｻｲﾄ→]という
テレビドラマが放送されています。
現実においても
他の地域にお出かけしたり・引っ越して住所を変更することが出来
るように、
他の性別に越境したり・変更(移行)することも出来るようになって
きているようです。
ただ、‘体の性別と違う性別で生活を送っている人’とは別に
‘体の性別に苦悩している人’や
‘体の性別と心の性別が違う人’もいます。
思考時の性別と行動時の性別が違っているというのは
昨日と今日行われた大学入試センター試験にたとえると
男子生徒が女子のイメージを通して問題を解くようなもので
記憶や計算や翻訳する際に矛盾が生じてしまうかも知れません。

～～～～～～～～～～
茨城県と広島県の人口が同じくらいだからといって
広島の高校生が茨城の高校生のイメージを通して問題を解く必要は
無いのですが、
では、茨城県と広島県の人口が同じくらいだから
茨城県の水戸市・日立市・つくば市・土浦市と
広島県の広島市・福山市・呉市・尾道市も同じくらいなのでしょう
か？。

茨城県の水戸市では県庁は街の外側の笠原に移転し・イオンモール
も街の外側の内原にあります。
中心部では丸井が撤退するようです[茨城新聞→]。
つくば市ではイオンモールやイーアスといったショッピングモール
が街の外側にあるので中心部の空洞化が進んでいるようです
[茨城新聞→]。
土浦市でもイオンモールが街の外側にあり、これまでに小網屋・丸
井・西友・イトーヨーカドーが閉店し、駅ビルもテナントの撤退が
相次いでいるようです[都市商業研究所→]。

東京から数十km離れた茨城は寂れていて不便
…と東京の人は思っているかも知れませんが、
クルマならいつでもどこでも行けます、
街なかや駅前を通る必要はありません。
クルマで走りにくくクルマを駐めにくい街なかではなく、
街の外側のバイパスのロードサイドにショッピングモールが建って
茨城の人はむしろ便利になったと思っているかも知れません。


△[資料]「バイパスの両側はレンコン畑」(茨城県土浦市)
　広島県の尾道から鞆ノ浦なら観光として魅力的ですが、
　茨城県の土浦から霞ヶ浦へ行くこの道の両側にはレンコン畑が広
　がっています。
　地域の人口減少が続く中で中心市街地の空洞化が進む
　土浦の街なかも‘ドーナツ化’というよりも‘レンコン化’とい
　ったほうが分かりやすいかも知れません。

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ありえない

成人の日に新成人の女の人が振袖を着られないという事態が相次い
だとニュースで報じられていました。
テレビのインタビューに応えていた人と同じくわたしも
「ありえない～」と思いました。

このような“不確実性を見越しておくのが大人”と言う事も出来ま
すが、こんな事態まで想定してしまうのは深く考え過ぎで
むしろ仕事などに支障をきたしてしまいそうです。
対応策にしても‘成人式に出席しない’とか‘普段着で出席する’
とかでは後々まで悔いが残りそうです。
成人式で振袖を着るのは恵まれた女の人だけでなく
普通の女の人にも一般的になっています。

ただし男の人が振袖を着るのはまったく一般的ではなく
理解されるのも難しそうです。
最近なら、NHK総合で「女子的生活」というテレビドラマが放送さ
れているように‘女として生きたいから’とか
または‘体の性別と心の性別が違うから’と説明出来るようにはな
ってきました(これだけでも大きな進歩)。

心が女の人が成人式に振袖を着て出られないとなったら、
それは自分の成人式とは思えないかも知れません。
卒業式も結婚式もそうだったら自分のだとは思えないかも知れませ
ん。
学校生活も自分のじゃなければ…。
記憶や計算や翻訳は…試験は!?。


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他の人の成人も祝う日

明日は『成人の日』です。
新成人にとって成人式の日はハレの日になります。

進学や就職で生まれ育ったふるさとを離れている人もいるので、
成人の日をお正月の帰省の時期にもう少し近づけて欲しいと考えて
いる人もいるかも知れません。
そして、田舎については
「こんなところに住んでいてもしょうがない」
「こんな田舎から若者は出て行くものだ」
という考えも時々見受けられますが、
これは新成人へのお祝いの言葉では使えませんし、
これは言っている人だけでなく聞いた人のモチベーションまで下げ
てしまう言葉です。

雑誌「田舎暮らしの本」の住みたい田舎ベストランキングで
北関東の栃木県栃木市が若者世代が住みたい田舎部門の１位になり
ました[下野新聞→]。
栃木市は工場も多いので、若者が高校卒業後に地元で就職し、
その後結婚して子どもとクルマでロードサイドのショッピングモー
ルに買い物に行く…ということが可能です。


▲「栃木市から群馬県や茨城県を結ぶ国道50号」
　岡山は青森と同じくらい東京から離れていて
　岡山県は栃木県や群馬県と同じくらいの人口です。
　広島は函館と同じくらい東京から離れていて
　広島県は茨城県と同じくらいの人口です。

岡山や広島を住みたい田舎だと思っていない若者がいるかも知れな
い。そもそも
岡山や広島を田舎だと認識していない人もいるかも知れない。
男に生まれ男として育ってきても男だと認識していない人もいるか
も知れない。そんな状態で参加する成人式は自分の成人式のように
は感じないかも知れない。
それでも成人の日は祝日。

●成人式について取り上げています[ﾌｫﾄｽﾀｼﾞｵSwallowtail→]


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今年もお願いします

『あけまして おめでとう ございます』

このお正月に家族で買い物に行かれたかたもいると思います。


▲「インターパーク宇都宮南」(栃木県宇都宮市)
　高校を卒業して地元の企業に正社員として就職した場合
　…その後結婚して…子どもが生まれて…子どもが成長して…
　家族でクルマでショッピングモールに買い物に行くことも
　出来るようになります。


▲「FKDショッピングモール」(インターパーク宇都宮南内)
　岡山県と人口が同じくらいの栃木県では、
　岡山県の天満屋百貨店と同じような存在として
　福田屋百貨店[ｻｲﾄ→]があります。
　福田屋ではどこへ行くにもクルマの人が多いのに対応して
　宇都宮市の中心部の店舗をクルマで行きやすくクルマを駐めやす
　い市街地の外に移転しました。
　宇都宮市には福田屋のFKDショッピングモールがあるからかイオ
　ンモールはありません。

さて、企業が正社員と非正社員を使い分けるなか、
後輩や部下のような下の存在だけでなく
メンバーシップ型雇用の外の存在の人もいます。
家族でクルマで買い物に行ける人ばかりではありません。
次のような記事がヤフーニュースにありました。
●「よくぞ言ってくれた」ぼっち企画、予想外の反応[ﾔﾌｰﾆｭｰｽ→]
わたしも一人でいること(ぼっち)は悪いこととは思いません。
気が合わない人や共通点の無い(似ていない)人と行動を共にするの
は双方ともメリットよりもデメリットのほうが上回ってしまいま
す。
ただ、一人は‘自由で楽’という捉え方だけでは良くありません。
“仲間にはいらない”のではなく
“仲間にはいれない”のかも知れないし
“仲間にいれてもらえない”のかも知れないからです。

岡山市立中央図書館[ｻｲﾄ→]のESDコーナーで
昨年の10月24日から12月28日まで
「ぼくたちわたしたちのいいところ」という
発達障害についての展示が行われていたようです。
そして１月５日から２月28日まで
「みんなちがって、みんないい」という
性的マイノリティについての展示が行われるようです。

学校で男子のグループにも女子のグループにも入れなかった場合、
コミュニケーション能力や対人関係能力や社会性に問題があると
考えたなら、発達障害として支援が受けられて、障害者雇用の枠組
みで合理的配慮を受けて働けるかも知れません。
障害年金や生活保護の対象になりやすいかも知れません。
一方、別の問題だと考えたら特に支援を受けずに非正規雇用で働く
ことになるかも知れません。
無業や野垂れ死ににもなりやすいかも知れません。
次のような記事もヤフーニュースにありました。
●年末年始の生活に困った時の相談先リスト[ﾔﾌｰﾆｭｰｽ→]
岡山でも炊き出しが行われていたようです。


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