週刊誌「女性セブン」の3月3日号に
「わが子が性同一性障害と知って… 母たちの告白」
という記事がありました。
3ページで分かりやすくまとめられているのでおすすめします。
この中には
「・・・学校生活の中で男子・女子という明確な区別を受けなければ
ならない子供たちの悩みは、より深刻だ・・・」や
「・・・思春期は子供にとって・・・アイデンティティーを確立していく
大事な時期・・・」という文章があります。
[気付く]・[分かる]・[受け入れる(認める)]かどうかは親それぞれ
で違い、それによって子どもの将来が変わってきます
ほかの障害もそうですが、軽いとかえって親の対応がなされなく
て、日本の福祉は申請主義の部分があることもからんで、特に対策
(支援)が受けられずに、刑務所に入るという展開になってしまった
り、ホームレスになって野垂れ死ぬということもあります。
2月21日の北海道の毎日新聞には
「身近な存在と自覚して」[記事→]/[紹介するブログ→]
という記事があり、その中には
「・・・将来のロールモデル(模範像)がいないため、希望を持って
生きていくのが難しい面もある・・・」
という文章があります。
‘アイデンティティーを確立していく’時期というのは
‘自分というものを固めていく’時期で、
中学生・高校生のころわたしはロールモデルがずばり女子、ばかり
ということも加わって、自己が不安定なのに苦しみました。
家に帰って勉強を始めても、ちぐはぐだったりはっきりとしなかっ
たりで進んでいきません。
そんな苦しみは親にも学校にもクラスメイトにも理解されませんで
した。
この2つの記事を70代の卒業生も出る3月1日の茨城県立高校の卒
業式にあわせて紹介しました。
成山堂の本「LRT」(宇都宮 浄人・服部 重敬著)
の中に宇都宮の人の声があります。
「・・・一軒の家族に3台も4台もクルマがある生活を何十年てして
きているわけなんです・・・」
「・・・環状線沿いに大型ショッピングセンターがいくつかあるわけ
です。みんなそこに行ってしまうんですよ・・・」
ここでの環状線は道路です。
宇都宮は栃木県内最大の都市ながら、クルマでの行きやすさ・クル
マのとめやすさを求めています。
栃木県内の他の都市も
-中心部の福田屋が閉店する栃木市も含めて-
その傾向が続いているようです。
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●「am・pm小山駅西口店」(栃木県小山市城山町3-2-14)
は閉店したようです。
●エコス川島店(茨城県筑西市布川1317)内にある衣料品店の
「ふじや」が2月28日までの営業で閉店します。
●ジャスコとサティの店名が3月1日から「イオン」に変わりま
す。
栃木県栃木市の中心部にある百貨店
「福田屋百貨店栃木店」(万町9-25、店舗面積9000㎡)が
2月27日までの営業で閉店します。
▲ 「福田屋百貨店栃木店」
メインストリートの蔵の街大通りに面しています。
--【福田屋百貨店栃木店フロアガイド】-----------
4階:■ホームファニシング、F'sストア
飲食店
3階:■紳士服、紳士服飾、ベビー用品、子ども服、ホームエンジョイメント
書籍、ベスト電器、キャン・ドゥ(100円ショップ)
2階:■婦人服、学生服、おしゃれ雑貨
1階:■化粧品、香水、食料品、日用雑貨、ドラッグ
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福田屋百貨店は宇都宮市の郊外に出店してそこで販売するように
なったのはいいのですが、
それに加えて郊外に商業施設を開発してスペースを貸し出したので
借入金が過大となり、つまり栃木店に回すお金を返済に回すことに
なりました。
日本航空のような破綻してからの再建ならば事業縮小・人員削減
と引き換えに債務減免ともいくのですが。福田屋の場合は事業縮小
・人員削減の後は各銀行に公平に返済していくようです
(顧客・従業員よりも金融機関のほうが痛まないような)。
● 福田屋百貨店のホームページ[→]
━<福田屋栃木店閉店は次のブログでも取り上げられています>━
○「デパート通信・百貨店情報blog」[→]
○「StudioK日記」[→]
○「翔ちゃんママの部屋」[→]
○「shigeのブログ」[→]
○「いきものがかり日誌」[→]
2010年12月4日の下野新聞(栃木県の地方紙)の東北新幹線新青森
開業についての記事に
「・・・東北新幹線全線開業により、
宇都宮から新青森までは最短で2時間49分となり、
従来より約40分間短縮される
・・・マイカーの普及率が高い本県の場合、
東北自動車道を使う人も多いとみられるが・・・」
とありました。
‘クルマで青森まで行くから新幹線は要らない’!?。
それとも‘クルマだと大変だから青森へは行かない’!?。
同じく北関東の茨城県では
2011年2月17日に『公共交通シンポジウム』が開催されるようで
す。
森栗 茂一氏(大阪大学教授)による
「誰もが安心して暮らせる故郷のために」
という基調講演があるようです。
2010年2月8日(去年)にも開催されていて
鈴木 文彦氏(交通ジャーナリスト)による
「みんなで考えよう!地域公共交通の活性化」
という基調講演があったようです。
先日のS-PECの講演会もそうですが
参加した人の理解が深まるだけでなく
参加しない一般の(そして大勢の)人の理解が深まることが大切なの
で、そのための方策も必要だと思います。
● 茨城県公共交通活性化会議のホームページ[→]
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▲ 「結城物産まつり」
2010年2月13日に茨城県結城市で開催されました。
きのうは関東平野でも雪が降りました。
雪が降る中、小山駅で電車を待っていると、「ゲレンデ蔵王」と表
示された電車が向こうのホームに…。
雪国気分が高まりました。
(ゲレンデ蔵王の画像がブログ「乗り物好きの旅日記」[→]にありました)。
この週末のような寒い中訪れる人をもてなそうと始まったのが真
壁のひなまつりです。
★ 「和の風第九章 真壁のひなまつり」
2月4日~3月3日、茨城県桜川市の真壁地域で開催
真壁は人口約2万人の地域ですが、どこへ行くにもクルマの人が
多い地域なので、鉄道は廃止されその代替バスは土浦駅(JR常磐線)
からは1日2本と本数が削減されています。
なので、今年もつくば駅(つくばエクスプレス)と岩瀬駅(JR水戸線)か
ら臨時バスが運行されています。
詳しくは公式ホームページ[→]をご覧ください。
▲ 「[資料]真壁のひなまつり」
明日、物産まつりが開催される茨城県結城市でも雛めぐりが出来
ます。
★ 「結城もひなまつり」
2月13日~3月3日、茨城県結城市の中心部(結城駅北)で開催
▲ 「[資料]結城もひなまつり」
きのう、宇都宮市東生涯学習センターの第5会議室で
S-PECの講演会「性別違和をもつ人々の実態調査の報告」が開催さ
れたので、何か参考になると思い聴いてきました。
雰囲気は[大学の講義]や[職場の会議]に近いと感じました
(こちらにも紹介されています[→])。
講演会に参加した人だけなく、
参加していない特に関心があるわけではない人にも理解が広まって
欲しい…そう、そんな人にこそ理解が広まらないとこの問題はなか
なか改善の方向に向かっていかないのだと思いました。
理解を広げるにも‘セクシュアリティ’とか‘性自認’とか用語
の解説から始めないといけないような分野なので、
‘心は男/女だ、だから体の性別を合わせる’と主張するほうがま
だ分かりやすいのでしょうか?。
性別違和を持っているとどのような支障が生じるのか、
それにどのように対応していくか
というアプローチのほうが分かりやすいのかも知れません。
10人に1人の男らしくない男/女らしくない女
100人に1人の男らしくない男/女らしくない女
1000人に1人の男らしくない男/女らしくない女
とみていけば、栃木県内にも違和や支障がでている人
(謎の悩みになっている人・合わない人生を送っている人)
はそれなりにいると推測されます。
▲ 「宇都宮市東生涯学習センター」(右側の建物)
第5回講演会の会場になりました。
【以前の講演は】
*2006年9月23日・・虎井 まさ衛さんがされているそうです
*2007年9月9日・・上川 あやさんがされているそうです
*2009年11月3日・・針間 克己医師がされているそうです
▲ 「午後5時台の茨城県筑西市内」
午後6時まで暗くならないのはもう少し日が延びてからです。
買い物のとき「・・・どれにする?・・・」
食事のとき「・・・おいしいねー・・・」
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みれいの心:「日本語にも男言葉と女言葉があるでしょ?。
‘気持ち’をあらわす言葉にも困っちゃうよ。」
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ITIによる言葉の調整:「ツイッターもままなりません。」
▼
みれいの心:「それ誰の言葉?。」
▼
ITI:「中学校や高校のクラスで
男女別のいくつかのグループに分かれたとき
自分に合ったところに入ったほうが
自分に合う言葉遣いの会得に結び付きます。」
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ITI:「男子のグループにも女子のグループにも入れないと
コミュニケーション能力に問題が出て
話す言葉や書く言葉に困るようになるかも知れません。」
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【おまけ(架空の文章です)】
修一:「『修一は学校生活上の性別を変更してもらったほうが
いいんじゃないか?』って
みりんが言ってる。」