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みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

手の置き方

2013年04月24日 | 性格と性別
4月18日のブログ「Anno Job Log」[→]
学校の集合写真のポーズについて書かれたエントリーがあります。

それを読んで
わたし(みれい)が小学6年生の時に疑問を感じたようなことが
時代や地域を越えて脈々と行われている?と驚かされました。

----------
学校において男女で分けるような教育が行われていると…

■ 性別にとらわれずに合った状態で行動が出来ないかも知れませ
  ん。

非典型的な性別のついての認識を持っていた場合それに加えて…

■ 性自認とは違う性別での行動を余儀なくされるかも知れません。

そして

■ 他の性別での行動のほうがいいと思った場合、
  他の性別の性自認をむしろ強める(確認→強化)かも知れません。

学校生活上の性別が性自認の性別と違うのならばそれは性別違和感
を高めることにもつながります
(場合によっては‘GIDな子’が‘GIDの子’に?)。

----------
わたしが中学1年生のころには
「制服はスカートよりズボンのほうがいい」
という思いがある一方で
「でもわたしはどうしてスカートじゃないの?」
という思いもありました。


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決められた性別

2013年04月03日 | 性格と性別
小山駅は大宮駅から東北新幹線でひと駅ですが、
小山市内ではどの程度性同一性障害について知られているのでしょ
うか?。
おやまゆうえんハーヴェストウォークからニトリが出て(別の場所
に店舗を構える)ユニクロが入ってくることに関心がある小山市民
でも、
性同一性障害→ニューハーフ→はるな愛
のような認識だとすればうかつにカミングアウトするわけにはいき
ません。

栃木県内第2の都市-小山市

「小山駅」(栃木県小山市)

  東京都心から東北新幹線や湘南新宿ラインの電車で行けます。
  でも東京とは違います。


2002年のころ、
ちょうどそのころに放送されていた3年B組金八先生からも考えて
「自分は性同一性障害というほどではなくて、せいぜい性別違和症
候群ぐらいなのでは」と判断して、調整しながら働くという方法を
採ってきたのですが、
アメリカ精神医学会のDSMの診断基準が改定されて
Gender Identity DisorderがGender Dysphoriaになるようです。

------------------------------
性別適合手術を受けたり、戸籍の性別を変更したりするのに
性同一性障害の診断書が使われるので、
性別を変えたい人(性転換願望のある人)が性同一性障害なのかとい
えば、実は
診断基準ではもっと広い範囲が性同一性障害にあたりま
す。


10人に1人の男らしくない男/女らしくない女がいる
100人に1人の男らしくない男/女らしくない女がいる
1000人に1人の男らしくない男/女らしくない女がいる

性別は予め自分で決める(自己決定する)ものではなく、
既に決められている(割り振られている)ものです。
だから性別に合わない場合も出て来ます。
その場合、性別を変える人もいれば、性別を我慢する人もいる
というわけです。


わたし(みれい)は高校生のとき、我慢しているのを怠けていると思
われたこともありました。
かといって‘心は女’とは
結婚して子どもを産んで働いている周りのネイティブの女の人には
おこがましくて言うわけにもいきません。

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ソニックシティで

2013年03月24日 | 性格と性別
わたし(みれい)は小学校高学年のころ
性別についての現実がはっきりと分かってくるようになったので
悩んでいました<どちらかといえば覚悟>。

早春の筑西市内

「早春の関東平野」(茨城県筑西市)


ですが、田んぼや畑や林が広がる地域に住んでいたので、
なかなかどこかに胸の内を明かすというわけにはいきません。
悩んでいるうちに、
お姫さまや魔法使いの物語の空想が
女子中学生の同級生のお父さんの勤め先のエージェンシーのイメー
ジになっていきました。

ある日、エージェントのセリフが思い浮かびました。
エージェント「どうもアイデンティティに問題があるようだ。」
そこから想像上のエージェンシーの名称がITI(アイティーアイ)'になって
いきました。

性自認ベースでは
‘女子の体が男性化していく’とか
‘学校が女子を上半身裸でプールで泳がせた’
と精神的に耐え難い状態になるところを、
‘男の体は自分の体じゃない’とか
‘エージェンシーが男の体をプールで動かした’
という解釈で中学・高校生活が過ぎていきました。

それから年月が経ち・・・

ソニックシティ(さいたま市大宮区)

「ソニックシティ」(さいたま市大宮区)


2013年3月23日、匿名リサーチ扱いでソニックシティを訪れる。
エージェントが2階から男の体を動かして4階へ向かう。
混んでいるエレベーターに無理に乗り込む。

みれい「階段で行けばいいのに。」
へにょりん「某クリニックの精神科の先生に失礼だよ。」

そしてエレベーターを降りた先は
・・・2階だった。

~~~~~~~~~~
ベデストリアンデッキから入ったと認識していたのが
実は地上から入っていたのでした。


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程度の違い

2013年03月21日 | 性格と性別
体の性別と心の性別の違い
性別違和感につながって
その苦悩を軽減するために
性転換を願望するぐらいの人が性同一性障害なのでしょうか?。

体の性別を変えたい(身体的違和感を持つ)人に
性別適合手術を行うのが
性同一性障害への医療の対応なのでしょうか?。


------------------------------
性別の問題に対する理解がこれまでよりももう少し深まったり広が
ったりして、うつ病や発達障害ぐらいに一般的になるのでしょう
か?。

2002年に目にした概念図

「2002年に目にした概念図」


学校生活上の性別変更

「このブログが始まってからこんな対応もありました」


性自認確立のメカニズムの1つの説

「性自認確立のメカニズムの1つの説」



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境界を生きる

2013年03月17日 | 性格と性別
毎日新聞の連載記事「境界を生きる」が本になりました。

その中に
引きこもりに至った10代の事例が取り上げられていて
「医師に『僕には、君が性同一性障害だとすぐに分かったよ』
 と言ってもらえたことが大きかった」
という文章がありました。


~~~~~~~~~~
過去の10代のころを振り返ってみると
『僕には』なんて言ったら大変です。
・・・・・
みれい「‘僕'って誰?。」
みれい「そんなこと言ってないよ。」
なんていう展開になってしまいます。
・・・・・
わたし(みれい)が10代のころは一人称の問題も抱えていました。
悩んでいるうちに
お姫さまや魔法使いの物語の空想が
女子中学生の同級生のお父さんの勤め先のエージェンシーのイメー
ジになっていって
‘オレ'‘あたし'のあいだで妥協したかのような‘ぼく'
にするという検討結果が出て来ました。
もっとも
“男の体は自分の体じゃない”という違和感の問題もあって
そちらのほうは
“女の人の依頼をエージェンシーが男の体を使って行う”
という形で処理したので結局、想像上のエージェンシーの名称の
‘ITI(アイティーアイ)'が一人称のようになってしまいました
(そうじもプールも実施主体はITI、
熊手・男の手は使えても猫の手は実際はそうじには使えなかった)。

一人称の問題と関係してさらに高校生のころは主語を使わないこと
が多かったので、誰がそれをしたのか分からないと言われることも
ありました。

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回転寿司の「スシロー筑西玉戸店」が
玉戸モール(とりせん)入口近くの国道50号沿いに
3月20日プレオープン予定。
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性自認の重み

2012年12月02日 | 性格と性別
 11月22日に放送された「オトナへのトビラTV」だけでなく
9月30日の下野新聞でも性別の悩みについて取り上げていました。
 けれども、他の問題と同じように
「気付かない」・「分からない」・「受け入れない」
でここまで至らないケースが潜在しているようです。

・・・・・・・・・・
 学校で対応出来なければ、不登校や退学の要因にもなります。
性自認の重み

 学校生活上は男子になっていても性自認が男でなければ、
‘男子生徒は同性という認識’だけでなく
‘男子生徒は
自分という認識’も持ちにくく
自分は“何をどれだけどのようにしてやるか”も定まらないという
ことにもなりかねません(誰の学校生活?)。

・・・・・・・・・・
 学校生活上は男子になっていれば女子には
同性として認識されない’ことにもなります。
もし男子のグループにも女子のグループにも入れなかった場合…、
このブログの11月18日のエントリーで紹介した青木 省三の著書
にこんな文章があります。

「・・・狭い教室に、同年代の人が大勢いて、朝から夕方まで過ごす。
 それなのに時には友達を作り損ねることもある。
 そうなると、朝から夕方まで、君は一人で過ごすことになる。
 ・・・同級生たちが、集まってワイワイと話している側で、
 ・・・いろいろと工夫してみたとしても、どれもそれほど楽ではな
 い・・・」


 本来は女子のグループに入っているところだけど、
諸般の事情で男子のグループに入っている場合は…
男子のグループで会話をしながら
女子のグループを見てロールモデルにし
それらをベースに女子としての学校生活をイメージする…

これもある意味楽ではないような。

横浜にも神戸にもそごう

「横浜にも神戸にもそごう」

  もし、
  兵庫県の中高生が女子として学校生活を送らせてもらえなかっ
  たら、
  神奈川県の女子のイメージを通して学校生活を送る!?。



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※甲斐の国の高速道路には吊り天井のトンネルがあった。
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自助努力か自分勝手か

2012年11月07日 | 性格と性別
アメリカの大統領選挙でオバマ氏が再選される見込みです。
アメリカでも日本でも自助・自立を唱える人は少なくありませんが
性別に関してはセルフメディケーションだけでは出来ないこともあ
ります。
もっとも、身体的違和感については医療機関で対応出来ても、
服装や着替えなど他の問題については直接解決することは出来ない
ように思われます。


『考えてみれば認められなければ出来ないことばかり』


約10年前、

性転換症 …体と心の性別が違う?
性同一性障害 …性別を変えたい?
性別違和症候群 …性別が合わなくて苦痛?

というニュアンスの違いだと考えたので、
‘我慢’と‘調整’で働いてきました。
そして最近は

Gender Incongruence …体と心の性別が違う?
Gender Identity Disorder …性別を変えたい?
Gender Dysphoria …性別が合わなくて苦痛?

とまたニュアンスの違いについて考えさせられています。
‘残業切り’しきれなくて限界を超えるほうが先か
‘首切り’で失業するほうが先かが心配です。

2010年4月の新聞記事に

「・・・打ち明けられずにいる人も含めれば、
 1000人に1人程度いるのではないかという専門家もいます。
 つまり、大きめの学校ならば1人はいることに・・・」

という文章があります。
少なくともこのころには1000人に1人説があったようです。

でも

“性同一性障害のある子ども”


“性別違和感のある子ども”

とではニュアンスの違いから導き出すと同じではないような。

たとえ話にすると

Aさん+Bさん:岡山をよろしくお願いします。
Aさん:倉敷は岡山市とは違います。
Bさん:倉敷は岡山県です。
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悩みの相談先は?

2012年11月01日 | 性格と性別
谷合 規子さんの著書
『性同一性障害 3.11を超えて』(論創社)
が発売されています。


論創社のホームページ[→]
ブログ「Anno Job Log」での紹介[→]

~~~~~~~~~~
この中に筆者の提案が書かれています。

「・・・10歳から12歳のころ、
 「自分が何者かわからない」「自分はおかしい」
 「自分はいない方がよい」「自信が持てない」と、
 自身の抱える心の闇について知りたかったというのは切実だ・・・」

「・・・例えば小・中学校の保健室等に、子どもが理解できるような性
 同一性障害を説明するチラシやパンフなどを置き、
相談先を明
 記しておいたらどうか・・・」

「・・・心当たりのない児童・生徒は、このチラシ類を一瞥するだけだ
 ろうが、性別違和を感じている子は、たとえ少数でも食い入るよ
 うに読み大事に持ち帰るはずだ・・・」

「・・・専門家の診断を受けられる
相談先を明記するとなると、その
 少ない実態に、文科省も気づき、ここから人材育成が始まる・・・」


~~~~~~~~~~
わたしが10~12歳のころはというと
性別についての現実がわかるようになってきて
夢や希望を失い‘他の人の幸せが自分の幸せ’に感じていました。
そして
「ぼくって変態なの?。」
「そもそも小学生の変態っているの?。」
というように悩んでいました。

相談先はなかった
のですが
「お姫さまや魔法使い」の空想が
「女子中学生の友だちのお父さんの勤め先のエージェンシー」
というふうに展開していったので

“エージェンシーへの相談をイメージするという形で悩む”

ようになりました。

それを通して
「もし女子だったらどこのグループに入っていたか」とか
「女子の制服に変えたらどの程度成績が上がるか」とか
「サラリーマンになったらどのくらいもつか」
という推測もおこなっていました。

~~~~~~~~~~
今日の読売新聞の解説記事「発達障害 社会の理解を」を読むと
発達障害については
「発達障害者支援センター」や「若者サポートステーション」に
相談出来るようです。


──────────────────────────────
小山工専の学園祭「工陵祭」は11月3日・4日に開催の予定です。
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バケツの水

2012年10月28日 | 性格と性別
 小学校高学年のころに性別についての現実が分かってきて夢や希
望を失い、中学・高校の制服で苦しんだので、サラリーマンになっ
て背広を着て働くのは無理だと考える。
…でもこれは身体的違和感ではないので…何なのでしょう?。

~~~~~~~~~~
 女として生まれてきたわけでも、
女として育ってきたわけでもありません。
なので女として生まれ育ってきた人との差は開いてきています。

 男の人と女の人とでは(集団でみると)
声や言葉や話題やしぐさから感覚や思考まで違うので、
相応の対人関係能力についても考えなくてはいけません。

 もちろん、性別を変えても
その性別に見えたり、その性別でやっていける
という保証はありません。

~~~~~~~~~~
 なので、性別を変えずにやってきているのですが、
心は見えないので性別違和への対策については
‘抑制’で仕事に影響が出るのは‘精神が弱い’
‘調整’で仕事に影響が出るのは‘能力が低い’
という解釈にしてあります。
 結局、gid.jp代表の山本 蘭さんがたとえに使われているバケツ
の水は、あふれてはいない状態です。
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1000人に1人?

2012年10月24日 | 性格と性別
 10月22日のNHK総合の「おはよう日本」の番組で
「心と体の性が一致しない性同一性障害
 ・・・症状に悩んでいる人は
 1000人に1人程度いると指摘する専門家もいます・・・」

という表現が聞こえてきました。

『ここでも1000人に1人!?』

ブログ「Anno Job Log」[→]

ブログ「続々・たそがれ日記」[→]
で、それは多すぎではという疑問が出されています。

性別適合手術を受けるほどではないと思っている人は
身体的違和感が小さいから
性同一性障害とまではいえない。
というように
体の性別を変えたい人に診断を限定するような流れがあったのです
が、性別違和は何も身体的違和感だけではなく、学校の制服が着ら
れないというケースにも対応するために、性同一性障害の解釈に性
別違和も含める流れも出てきています。


‘わがままだ’・‘甘えだ’・‘怠けだ’
と思われないためにも
示す書類が必要になりますが
それが医療機関の診断書だと

‘○○症’・‘○○病’・‘○○障害’

という表現になってしまいます。

医学的には性同一性障害と性別違和の概念は別でも
他の分野ではどうでしょうか?。
他の学問分野での文章ならば別の表現もとり得ます。

たとえば
「性転換は許されるのか」
「性の境界 -からだの性とこころの性」
「性同一性障害の基礎と臨床」
それが
「席転換は許されるのか -TJライナーで快適通勤」
「都会と田舎の境界 -からだは埼玉こころは東京」
「地理情報システムの基礎と応用」
なんて、これじゃ内容が違います。

それはともかく
小山の白鴎大学ならば心理学や教育学からも問題に迫れるかも知れ
ません。
白鴎大学の学園祭「白鴎祭」は10月27日・28日に開催の予定です。
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事故は自己で済まない

2012年08月16日 | 性格と性別
 現在発売中の
雑誌「日経トレンディ」[ホームページ→]の2012年9月号で
鎌田 由美子さんが紹介されています。
 たとえわたし(みれい)が女として生まれてきても
能力では及ばないような人です。

 性別についての現実が分かるようになってきた小学校高学年のこ
ろは女でないことに落ち込んでいました。
その後中学生~高校生~大学生と性別の問題について模索していて
2002年にこんな概念図を見ました。

性別違和の概念図

「2002年に目にした概念図」

  この概念図によると
  性別違和症候群<性同一性障害<性転換症
  と分けられています。


 友だちも家族も仕事も捨ててでも体の性別を変えたい
というほどの身体的違和感はなかったので、
性同一性障害とまではいかなくて性別違和症候群なのでは?
と思い、それに基づいて性別を変えずに仕事をしてきました。

 それが2012年になって
ICD(疾病分類)の改定案では
‘gender incongruence’
の概念で残るのではないかといわれています。
DSM(診断基準)のほうが‘gender dysphoria’を採用したら
GIDはGIとGDに分かれてしまうのでしょうか?。
Gender Incongruence and Dysphoria←無理やりな訳

 性自認やジェンダー表現や性別違和が
病的だから問題にするのではなく、
それで日常生活や社会生活(学校・仕事)に支障が出ているから
健全に機能することの妨げとして問題にする、
のならリストに残すことに意味があると思います。

 バリバリ働けないぶんだけ収入が少ないのは受け入れるとして、
‘怠け者’とか‘不審者’として解釈されるのは
‘障害者’として解釈される以上に、本当の弱者かどうか問う風潮
が出て来ている最近の状況のなかでは避けたいところです。

 さて、
雇用されて働くということは、1人のなかで完結することではない
ので、個人の‘自己決定’・‘自助努力’・‘自己責任’だけでは済
ませられません。事故なんか起こしたら取引先や顧客にも影響が及
びます。
 問題を抱えている人の場合は周囲の対応や支援が必要になること
もあるでしょう。調査・研究の対象とされている事象ならば、医療
や福祉や学術分野での蓄積が、対応や支援をする際の参考にもなり
ます。
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思春期のころの悩み

2012年06月06日 | 性格と性別
 一般論として、
中学校や高校で‘男女別のグループ’に分かれたとき、
男子のグループにも女子のグループにも入れないでいると、
対人関係能力や社会性の獲得に影響が出るかも知れません。

 さて、わたし(みれい)は中学1年生のころには、
「普通の男とは違う、でも女ではない」という性別の現実に悩ん
でいました。
住む人や集まる人が少ない地域で
田んぼや畑や林に相談するわけにもいきません。

 悶々としているなか、
お姫さまや魔法使いの想像が女子中学生の学園物?に展開して、
女子中学生のクラスメイトのお父さんの勤め先ということで
「ITI(アイティーアイ)」というエージェンシーが思い浮かんできまし
た。そのエージェンシーのイメージを通していろいろ考えるように
なりました
梨の木が相談に答えてくれるというファンタスティックな
 物語の展開もありだったかも)。

 そして、どこかで何とかしたいと思ったときに、他の地域へ行こ
うにも電車やバスもそれほど走っていないことに気付いて
「ITIの時刻表」というのが出来ました。

ITIの時刻表

「中学生のころに作ったITIの時刻表」

  物語の関連グッズとして登場。
  これを出しているときに物語の設定資料も見つけました。


 小学生のときの修学旅行で途中から女子の部屋で寝る流れになっ
て、それを中学2年生のときに「夜這いITI」と言われたことも
思い出しました。
 ITIはアイデンティティとトランスのインフォメーションセンター
の略称というネーミングなのは当時としては斬新かも知れないし
今となっては皮肉なのかも知れません。
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里山で思い煩い

2012年05月30日 | 性格と性別
 コミックビームで連載中の「放浪息子」の
コミックの13巻目が発売されました
(著者:志村 貴子、発行:エンターブレイン)。
この巻には高校進学後の物語が収録されています
(第100話~第107話)。

------------------------------
 わたし(みれい)の高校生のころはといえば…
男というアイデンティティが持てないころで、
勉強している最中にも
‘男の体は自分の体じゃない’という感覚が出て来て、
“何なのか・何をやるのか・何になるのか”も定まらない時期でし
た(↑こんな状態では志学塾でも成績は上がらない)。

 田んぼや畑や林が広がる地域で悩みを抱えていましたが、
高校からの帰り道に里山(平地林)を眺めながら思い煩っていたら、
「女子のイメージを通す」とか
「女子をロールモデルにする」という発想が浮かんで来ました。

 わたしのふるさとにある里山については
こちらや[→]
こちらの[→]
ブログのようなところです。

------------------------------
 住む人の多い岡山市や倉敷市では
教育現場でも関心がないわけではないようなので
今なら相談したほうが良いかも知れません。


{性別の悩みは煩いか?それとも患いか?}
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小中学生の頃の想像力

2012年05月16日 | 性格と性別
 わたし(みれい)の小中学生のころは…、
いじめ~それを克服するための空手~管理教育 ・・・

 小学校の高学年のときのファンタジーで想像していたのは
‘お姫さま’や‘魔法使い’でした。
それが性差(性別)についての現実が分かるようになり、中学校に入
学してからは、その物語が展開して‘女子中学生’のイメージが浮
かんでくるようになりました。
その女子中学生の同級生のお父さんの勤め先という設定で
‘ITI(アイティーアイ)’というエージェンシーが出てきて、
悩みはそこに相談するという形で考えるようになりました。

 今では実在する機関に相談するという方法もありますが、
フィクションといってもそれなりに調べないと成り立たないので
悩んだり考えてきたことは無駄ではなかったと思います。

----------
 男らしくないどころか他の人と違うことが良く思われない地域で
子どものころから認められないで育ってきたので、
自我が確立出来ないで、自分は何なのかはっきりとしない状態にな
っています。
今でもビクビク・ドキドキしながらの生活が続いています。

(認められて育ってきた人は自我が安定していて
 多少の負担は吸収出来る精神になっています)


──────────────────────────────
 5月6日のエントリーの
大阪市議会の家庭教育支援条例の条例案
のその後の顛末については次のブログに書かれています。

ゴエモンのつぶやき[→]
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声なき声

2012年04月18日 | 性格と性別
 4月13日の毎日新聞に
『自殺対策「声なき声」聞いて 「大綱」見直し、関心向ける動き』
という記事が出ました。
[gooニュースに掲載→]
(ブログ「Anno Job Log」でも紹介されています
[→]


 わたし(みれい)の場合は
○小学校高学年のころになると性別についての現実が分かってきて
 それで希望を失って‘自暴自棄’になったのを‘自己犠牲’だと
 思われて褒められた。
 それでそのころには“他人の幸せが自分の幸せ”になっていた。
○中学生・高校生のころも“男としてのアイデンティティ”を持て
 なくて、その影響でこの男の体を自分の体だと認識しなくなった
 り、男子を同性だと認識しなくなった。
○高校生のころに問題を直そうとしたら
 ‘謎の頭痛・謎のめまい・謎の腹痛・謎の下痢’に苦しみ
 勉強を絞らざるを得なくなって
 結局それが国立から私立文系へのシフトにつながった。

 わたしのほうでも
性別についての問題を抱えていると
普通の人よりも精神的な余裕がなくなっています。
 そして、
女に生まれてこなかったことについては、現在は手術などの対応策
がありますが、
女に育ってこなかったことについては、現在でも身体と戸籍を変え
れば問題が解決するという流れがまだ残っていて、女として生きて
きた人との差が埋まる見込みはありません。

“普通の男とは違うけれど女ではない”
という現状の中で
業務・作業をどのようにしてこなしていくのか

働いてお金を得るために問われています。
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