里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

都市農村交流事業 晴天の下開催

2016-05-23 05:06:59 | Weblog

去る5月21日(土) 台東区と筑西市による都市農村交流事業(台東区蔵前小児童51名・PTA39名、関城西小22名、関城東小15名)が予定通り、筑西の里山「五郎助山」で開催された。

お天気にも恵まれ、初夏の里山での自然体験を3校の児童が混ざり合って楽しんだ。 前日から会場の準備を進め、総勢180名近い参加者の昼食用意もあり、炊飯のため女性会員は早朝5時に五郎助庵に集合した。天ぷらとして提供する7種類の野草も前日から採取し、万全を期した。

  会場の準備 

 前日から記念品の準備 

歓迎の看板設置、会場の準備も整い、西小、東小の児童も家族に送られ、あるいは自ら自転車に乗って会場に到着した。主催者である筑西市農政課の面々も次々に到着し、次第に歓迎ムードが高まって行く。赤荻教育長、関城西小田宮校長、東小須藤校長も到着された。

その時、おもいもよらぬ情報が私の自宅から携帯に届いた。蔵前小の皆さんを乗せたバスが高速に上った直後に、事故渋滞に巻き込まれ、まったく動ず、何時に現地に到着するか見当がつかないという内容だった。担当の農政課に連絡をとったがつながらないため、私の自宅に掛かったらしい。一瞬頭の中が真っ白になった。間もなく担当の農政課齋藤さんとお会いし、確認するとすでに同じ情報が彼にも届いていた。時計を見ると8:30分を少し過ぎていた。順調なら丁度、守谷サービスエリアを出る時間である。少なくても1時間は到着が遅れることは確実となった。

到着した来賓の皆様、主だった会員に現状を報告する。一様に難しい顔でうなづいてくれた。私たちにはどうすることもできないことであるが、最悪のシナリオが頭をよぎる。

子供たちには今のところ何も知らされず、屈託なく遊んでいる。早速、農政課、守る会の事務局長、講師の小幡先生にも集まっていただき、善後策を検討した。結果、開会が1時間から1時間半遅れを想定し、この後予定されている協和地区での小玉スイカ収穫体験をずらして頂けるか確認を取り、状況の好転を待つこととなった。

しかし、集まってくれた子供たちにはこれから約2時間近くそのまま待っていてくれとは言えない。小幡先生と相談し、関城西小、東小のみで、植物観察会を予定通り開催し、本番に備えた予行演習の形を取ることにした。両校の児童に集合をしていただき、現在の状況を説明し、小幡先生を先頭に、森の中の植物体験スポットに子供たちを誘導した。

 一足先に観察会  

当初不安げな顔でついて行った子供たちも博物館学芸員という豊富な知識と巧みな話術で瞬く間に小幡ワールドに引き込まれ、落ち葉の集積場で見つけたカブトムシの幼虫に大興奮。いつの間にか両校の校長先生も子供たちと一緒に小幡先生の講義に聞き入っていた。

 カブトムシの幼虫を手に載せる 

その時、担当の齋藤さんから連絡が入り、蔵前小の子供たちを乗せたバスが、渋滞を抜け出し、約1時間遅れで五郎助山に到着出来るという。(これならほぼ予定通り、植物観察会も、里山遊びも出来ることになる。)ひとまずほっとした。

情報通り、約1時間遅れの10:30分に選果場の駐車場にバス2台が到着したと 出迎えの瀬端副理事長より連絡が入った。全員トイレを済ませ、神作会長、針谷校長を先頭にずんずんと森の中を歩いて来る。お二人は今回で3回目の訪問となる。会員の誘導に頼らず、遅れを取り戻すかのように速足で進んでいる。

 森の中をずんずん進む蔵前小の皆さん

会場入口には須藤筑西市長を始め市関係者、西小、東小の児童、先生方、会員が2列に並び蔵前小の児童、PTAの皆さんを待っていた。盛大な拍手と歓迎の言葉に迎えられ、蔵前小の皆さんは照れくさそうだった。市長の日程で記念撮影を先に行い、用意された100席の撮影場所に子供たちを誘導した。今回は東小の児童も参加してくれたので4段の階段を設営した。

 ちっくんもお出迎え

そして全員が冒険広場に合集し、念願の開会式が始まった。須藤市長、神作PTA会長、田宮関城西小校長、針谷蔵前小校長のご挨拶があり、赤荻教育長、須藤関城東小校長のご紹介の後、私から里山(五郎助山)のこと、今日の日程についてお話した。

 総勢約180名の参加者が終結 

続いて今日のメインイベントである植物観察について小幡先生よりお話があり、観察会のサポートを務める会員5名が紹介された。その後、三校の児童を二組に分け、それぞれ森の中に入り、遊歩道を歩きながら五郎助山に生息する植物の説明を聞き、天ぷらにして美味しいギボウシ、ツリガネニンジンを採取した。その後6班に細分化。森と水辺を行ったり来たりしながら、環境により変化する植物の違いを勉強した。

 森と水辺を行ったり来たり 

そのころ、冒険広場の会場では会員が3つの大きな天ぷら鍋で山もりの山草を汗だくになって揚げていた。何しろ180人分の天ぷらである。しかも7種類もある。揚げたてを種類ごとにテーブルに並べ、揚げる前の写真を立てた。

子供たちが森から会場に戻って来た。「あ〜 お腹空いた」と誰かが言った。天ぷら油の香ばしい香りが食欲をそそる。早速手を洗い、揚げたての山菜てんぶらが山のように並ぶテーブルの前に班ごとに集合し、バイキング形式で、タラの芽、ツリガネニンジン、柿の葉、ウド、ギボウシ、ウコギ、お茶の葉が次々と箸で挟まれトレイに盛られて行く。

 各自トレイに天ぷらを盛る 

今回も無農薬のアイガモ米のおにぎりと、味噌汁が付いた。各自、思い思いの場所で楽しい野草の昼食会が始まった。

 初夏の森の中、昼食は格別 

私が提供したアイガモ米も評判が良く、「おにぎりもおいしい」と言ってくれた。筑西市のふるさと納税の一覧に載っているので、是非ご覧ください。とPRを忘れなかった。味噌汁もお替りが続出し、大なべ2つがあっと言う間になくなった。

女性会員は早朝から30kのアイガモ米を炊き、おにぎりを作り、味噌汁、漬物、すべて180人以上分用意し、忙しいことだったと思う。16年以上、裏方として、私たちの昼食を毎回作っていただき、特にこうしたイベントには欠かすことのできない存在である。この方々の後継者もこれからの課題だ。

 釣りがやっぱり大人気 

さて、お腹を充分に満たし、子供たちは自由時間だ。釣り、ターザンロープ、ハンモックに分かれ、約1時間好きな場所で三校の児童が入り乱れて遊んだ。あっという間の3時間が経過し、お別れのセレモニーが始まった。

各校から代表者が今日の感想を述べ、「西小、東小の皆さんがとても親切にしてくれてうれしかった」と蔵前小の代表者が言ってくれた言葉が印象に残った。

 各学校の代表者が感想を述べる

 記念品のペンダントを送る

迎えたときと同じように2列に並び、蔵前小のお友達、お父さん、お母さんを見送った。

 来た道を帰る蔵前小の皆さん

私たちは、駐車場までついて行き、2台のバスに「またきてねー」と手を振った。 バスは農政課の職員が先導する車の後につき、次の体験学習の場である協和地区の小玉スイカのビニールハウスへと出発した。

当初、思いがけないアクシデントが発生したが、お天気に恵まれ、ほぼ予定通りの内容で日程が消化でき、本当に良かった。

西小、東小の子供たち、先生方にもご協力力いただき、感謝している。

秋(11月)もまた、予定されている。

 

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第13回「NPO法人里山を守る会」通常総会終了

2016-05-16 03:48:37 | Weblog

昨日(5/15〕河内公民館において第13回通常総会を開催し、来賓として赤荻教育長、須藤関城東小校長、田宮関城西小校長、堀江関城中校長、認定関城こども園山田園長、大谷生涯学習課長、關農政課長の皆さんがお忙しい中、ご出席頂いた。

1号議案(平成27年度事業報告の承認)2号議案(27年度活動決算等の承認)3号議案(定款変更の承認)4号議案(28年度事業計画(案)の承認)5号議案(28年度活動予算(案)の承認)を上程し、審議の結果、全議案、可決承認を頂いた。

27年度は新たな事業(都市農村交流事業・社会貢献事業)が2つ加わり、忙しい年度となったが、いずれも受託事業であり、当会の知名度、存在価値を高める事業となった。

一方で、総会の挨拶でも申し述べたが、事業量が増加し、仕事を持ちながら事務局を担当する二人の会員はまさに東奔西走、毎日、里山を守る会のことが頭から離れない日々だったに違いない。私自身、慣れているはずの家族から苦情が噴き出した。

専従の事務員を雇用しなければならない状況であるが、まだ、安定的に給与が支給出来る財政でないのが悩みだ。子どもの笑顔と、事業達成感がいわば報酬である。会員すべてがそんな感じである。

これからもこの事業を継続するには、現在の状況を甘受していては後継者が育たないし、核となる会員が二の足を踏んでしまう気がする。 NPOも企業感覚が必要なのだ。

3号議案として定款変更を上程させていただいた。正会員の定義、新たな会員制度の創設(ジュニア会員、家族会員)等の変更である。

きっかけは昨年、男子中学生の保護者から「息子が正会員にどうしてもなりたいと言うので加入させてください。」と、私に電話があった。私も良く知っている子で里山キャンプに3回連続参加し、中学生になっても後輩の指導を手伝ってくれた頼りがいのある男子である。

 定款を見ると年齢に関する規定は無く、原則 何歳でも加入出来ることになるが、年会費、定例作業、総会の議決権、等、小学生、中学生にはなじまない項目も多種あり、即答できる状況になかった。

お父さんに事情を説明し、理事会で今後検討するお約束をして了解していただいた。

思いがけない申し出にちょっと驚いたが、一方でとても嬉しい出来事だった。それから内々に、未成年者の会員制度について参考となる資料を調べ、県自然博物館の友の会制度に注目した。そこには賛助会員の他に子供会員、家族会員の項目があり、これをヒントに、事務局と検討を重ねた。

一つの案が宮本さんから提示され、理事会で検討された。皆、法律に関係する事案なので確信が持てず、県NPOの相談窓口に改正案をメールで送り、専門家に見ていただいた。その後、担当者より電話があり、疑問点が提示された。そのことを宮本さんにお伝えすると、直接、水戸 旧三の丸庁舎内にあるNPO関係の事務所に出向き、担当者と調整してくれることになった。

その結果が今回上程された3号議案である。正式には県NPO担当室の承認を得ないと発動されないが、当会の新たな発展(若年層の開拓、後継者の育成)にもつながる大きな一歩になるはずである。

また、今年度の新規事業として「みんなで森を再生しよう!(仮称)」を計画している。                       昨年、有難いことに、企業から森林整備のボランティアの申し込みが 相次いだ。当会の作業日に合わせ、地元企業である関彰商事(株)、(株)富士通テレコムネットワークス関城、下館ローターアクトクラブの皆様が会員と一緒に汗を流し、里山カレーを食べて頂いた。

近年、企業の社会的責任(CRS)の一環として森林等の環境整備に積極的に社員が参加することを奨励する企業が増えているという。

この機を逃さず、行政と連携し、市内の企業、団体等に呼びかけ、1月下旬に落ち葉さらい、枯れ枝拾いを体験していただき、身をもって環境保全に関わっていただき、お礼に落ち葉で焼いた焼き芋をご馳走する計画である。この企画を通じ、当会の活動を知っていただき、出来れば賛助会員となっていただきたいと秘かに願っている。

もちろんご家族での参加も大歓迎で、各層からなる大規模な落ち葉さらいを今から楽しみにしている。

 

 

 

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植物観察会

2016-05-12 04:27:05 | Weblog

5月7日(土)植物観察会(一般募集)を開催。

お天気にも恵まれ、30名の親子で楽しく、美味しい植物観察会が出来た。 当初申し込みが低調で、「今回は参加者が少ないなー」と思い

、森のようちえんのお母さん方に呼びかけて頂いたところ、直前に、定員となった。改めてラインの威力に驚いた。

 会場に集まる参加者  (受付)

講師はおなじみの県自然博物館の学芸員「小幡和男」先生である。丁度この時期、五郎助山名物「キンラン」、「ギンラン」も咲き始め、

絶好の観察会となった。

 講師は小幡和男先生 

約1時間、五郎助山の散策コースに沿って小幡先生の楽しく、興味をそそる説明を聞きながら、植物の名前と特徴を教えた頂いた。

とても貴重な、クモキリソウ、サイハイラン、フタリシズカ、等も観察し、ちょっぴり専門的なお話もしていただいた。

 ケーブルテレビも取材中

 ホウチャクソウの群生地

 教わった植物をイラストに描いている。

里山は人間がほどほどの整備をすることにより、様々な植物を復活させることに役立っていることを改めて学んだ。

その後、各自 美味しい山菜をかごに摘み、会員が待つ、天ぷら会場へ・・・選別の後、男子会員が見事な箸さばきで、

摘みたての山菜を天ぷらに揚げて行く。「ジュッ」という音と香ばしい油の香りが食欲をそそる。

 男性会員による天ぷら揚げ

バイキング形式に並べた7種類の山菜を各自トレイに取りながら、塩でいただく。女性会員手作りの「おにぎり」も配られた。

見慣れた光景であるが、お母さんも子供たちも、微笑んでいる。

  天ぷらバイキング  

シートを広げ、初夏のピクニック気分で揚げたての天ぷらとおにぎりをほうばっていた。

来年も「春だ! 観察会だ! 山菜天ぷらだ!」が楽しみである。

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農繁期

2016-04-27 05:03:06 | Weblog

4,5月は農繁期である。私は、梨栽培と稲作を行っているが、梨は授粉用の花粉取り、授粉作業、防災網の設置、稲作に於いては、苗床の整備、播種、灌水管理、畦畔の整備、施肥、耕運と2種目の作業を同時進行で行っているが、このところ体力の減退をしみじみと感じている

 昨年有機JASを取得。 このぼかし肥料でお米を作る

 ぬかと大豆が主原料。ぬかも大豆も有機栽培のものを使用

65歳目前となり、一年ごとに、年は増えるが体力は落ちている。息子夫婦がその穴をカバーすることで家内農業は連綿と継続してきたが、サラリーマンとなった息子夫婦にその期待は出来ない。

日本の多くの農家は同じような境遇である。野菜を大面積で作っている友達がいるが、中国、ベトナムの研修生が途絶えたら、農業はやっていけないと言っていた。

果樹はとくに栽培面積の減少が著しい。担い手の老齢化と共に、一年一作、毎年のように繰り返される異常気象、後継者不在、機械化の難しさ、等、等により、毎年減少している。 梨栽培で全国的に有名であった、当地区も毎年、10ヘクタールもの梨園が消滅しているという。

  4/16 授粉作業

            自然農法の果樹園 4/27  

授粉後11日(実が大きくなってきた) 

春の風物詩だった一面の白い花畑が見られなくなる日もそんなに遠くない気がする。私もあと10年は頑張るつもりだが、それまで体力を持続させなければと、足腰を鍛えている。

その合間に「里山を守る会」の行事をこなしているが、妻に言わせると逆で、合間に農業をやっている感があるという。 確かに春は里山のイベントも多く、植物観察会だけで5月は3回予定されている。

折り合いを付けながら、家族をなだめながら、行くしかない。早く後継者を育成しなければならないが、後継者が専念して取り組める環境がまだできていない。 永いこと同じ悩みを持ち続けている。さて、 久しぶりに、昨年、今年と役所を退職した地元の60歳、61歳が3名会員になってくれた。 大きな戦力になってくれることを期待している。

今年の梨は授粉時に雨の日もあったが、気温が高く、まずまずの着果率となった。降雹の被害に会わぬよう願っている。

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わんぱく自然塾入塾式

2016-04-14 05:30:11 | Weblog

4月10日(日)第4期わんぱく自然塾の入塾式の日を迎えた。快晴である。スタッフは午前8時集合であるが、私は一足早く、五郎助庵に着き、お湯を沸かした。間もなく谷貝(公)さんが到着し、二人で看板を設置した。

 出足が早い。受付風景 

塾生は8:30分集合となっているが、8:00には早くも数組が保護者と到着し、受付を待っていた。スタッフも8:00分には全員集合。最終打ち合わせを行い、各自持ち場に着いた。受付にはすでにかなりの数の塾生と保護者がお待ちかねだった。開催直前に、一人キャンセルがあり、31名のスタートとなったが、更に昨日、インフルエンンザに罹ったという連絡が入り、初日は30名でスタートした。

31名中、26名が初参加ということで、ちょっと不安もあったが、受付を終えると、ターザンロープの縄梯子を上り、最上段から颯爽と滑空し、開塾前から楽しんでいる。初めてとは思えないほどリラックスし、森の中を駆け回っていた。子供は順応が早い。

  式が始まる前から子供たちは活発      

 9:00  宮本塾長代理の進行で、入塾式が始まる。私から、この自然塾に参加をしていただいたお礼と、勇気をもって子供たちを送り出してくれた保護者の皆さんに感謝の気持ちを述べた。一人でも多くの友達を作ってほしいこと、自然の中で友達と群れて遊ぶ楽しさを実感してほしいとお伝えした。

名札に名前とニックネームを自身で書き、班ごとに自己紹介をした。4班編成となったが、どの班も元気に自己紹介をし、とても期待の持てるわんぱく自然塾になる予感がした。

 班ごとの自己紹介 

その後、全員の記念写真と、班ごとの写真を撮り、式を終了した。 早速、冒険広場から草花が芽を出し始めた森の中に移動し、参加者が打ち解けるネイチャーゲーム(私は誰でしょう)を幸田さんの指導で始まった。モデルとなったスタッフの襟に動物カードを挟み、塾生に質問を繰り返し、その動物を当てるというゲームである。

その最中に一人の男の子が「この虫なーに?」と私に聴いてきた。糸のように細い動物の赤ちゃんである。「ナナフシに似てるね」。と私は言った。すると、一人の男の子が「カマキリの子供じゃない?」と言った。あとで図鑑で調べることにした。すると今度は山繭に似た繭玉を見つけた子が「これはなーに?」と聞く。更にもう一人の子が白と黒の模様がある虫を捕まえ、「これは?」と聞く。次から次に難題が持ち込まれるが、全部はわからない。里山にある図鑑で調べることにした。

 森の中で「私は誰でしょう」  

さて、「私は誰でしょう?」の次は「動物交差点」だ。全員が背中に動物をスタッフより挟んでもらい、次から次に相手を変え、自分がなんであるかヒントを出してもらう。こうしたゲームを重ねて参加者同士、距離を縮めて行く。

冒険広場に戻ると、市広報の方がお二人、取材に来訪されていた。わんぱく自然塾のことを説明していると、塾生たちは次のネイチャーゲーム「コウモリとガ」に夢中になっている。歓声を上げながらゲームに興じる子供たちの笑顔は広報カメラの絶好のアングルとなった。

ネイチャーゲームで緊張感が解けたら、次は里山散策である。班ごとに五郎助山をゆっくり歩き、チェックポイントごとに専門のスタッフが待機し、現場で詳しい説明をすることになっている。ホタルの養殖場、キンランギンランの群生地、炭焼き小屋、きのこ園、そして 鳥獣保護区、等の説明である。

 醤油樽がなぜここにあるか説明を聞く

 炭のできるまでを関根炭部会長より聞く

 きのこ園の説明

 キンラン、ギンランの群生地で「窪っち」の解説。

 ホタルの幼虫を見て興味津々

遊んで、遊んで、歩き回り、お腹が空きました。お昼は名物シイタケ入り里山カレーです。

 自分でごはんもカレーもセルフサービス。

そしてあと片づけ、皿洗いも自分で

午後12:40 次回も全員再会を約束して、塾生たちは迎えの家族と一緒に、里山を後にした。

  再見!

 

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第4期わんぱく自然塾32名でスタート

2016-03-31 05:30:48 | Weblog

第4期わんぱく自然塾は締め切り日を待たずに定員オーバーとなり、協議の結果、32名でスタートすることになった。

今回は過去最多となる11校から応募があり、内3校(中小・五所小・古里小)から6名が初参加してくれた。募集締め切りをHP上においてもお知らせしたが、その後も多数の応募があり、その都度、丁重に(スタッフの人員、参加者への目配り、安全確保のため)お断りをした。お受けできなかった子供たち、保護者の皆様には大変心苦しく感じている。

このわんぱく自然塾も4回目を迎え、毎回担当者と市内20校に出向き、活動のお知らせと勧誘をしているが、回を重ね、各学校側の反応も、とても好意的で良い感触になっている。今回初めてわんぱく塾に参加という子は32名中、実に26名(8割超)になる。

学校からただ一人参加した子も5名いる。その勇気と意志の強さに、エールを送りたい。

同時に、迎える私たちも如何に満足と感動を子供たちに与えられるか大きな責任を感じている。

一年間(6回)を通じ、身近に自然を感じ、群れて遊ぶ楽しさ、そして多くの友達が作れる環境をサポートして行きたい。

「第4期わんぱく自然塾」各学校の申し込み結果

<colgroup> <col width="133" /> <col span="2" width="69" /> <col width="37" /> <col width="77" /> <col width="44" /> <col width="101" /> <col width="133" /> <col width="77" /></colgroup>
小学校名   回数 6年生 5年生 4年生
関城西小 5 1   6 1   5
関城東小 1 3   4   2 2
川 島 小 5     5 2 2 1
下 館 小 4 2   6 2 1 3
竹 島 小 2     2 2    
養 蚕 小 1     1     1
五 所 小 1     1 1    
中  小 3 1   4   1 3
大 田 小   1   1     1
大 村 小 1     1     1
古 里 小 1     1   1  
計(11校) 24 8   32   8 7 17
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筑西市環境基本計画策定委員会

2016-03-23 05:52:40 | Weblog

3月22日(火)午後1:30分より第3回「筑西市環境基本計画策定委員会」が武道館2階の会議室で開催された。委員会は10名の委員から構成され、委員長は早瀬長利氏(茨城県環境アドバイザー)副委員長は小幡和男氏(ミュージアムパーク県自然博物館副参事兼企画課長)である。 私は市民団体の関係者3名の一人として名を連ねている。 他に学識経験者3名、市内の事業者2名の計10名が委員である。

筑西市は合併して10年を経過したが、未だ、環境に関する基本計画書が策定されておらず、この分野において近隣市の後塵を拝している。

約1年をかけ、筑西市の特徴を生かした環境基本計画を策定する予定である。事務局は環境部環境課環境保全グループであり、他にコンサルタントの会社が参加している。ややもすると金太郎飴のように他の自治体と同じような基本計画になりがちであるが、委員長の早瀬さん、副委員長の小幡さんという専門家が参画してくれているので、筑西市のアイデンティティーを前面に出した基本計画になるのではと期待している。

私も環境保全を実践している団体の代表として大いに発言したいと思っている。3回目となる今回は小幡先生から筑西市に於ける植物の種類分布の詳しい資料が提示され、私から五郎助山およびその周辺でみられる昆虫類、野鳥の種類の資料をお持ちした。

昆虫類については会員である黒岩貞吉氏の15年に及ぶ調査記録、野鳥については日本野鳥の会茨城県(副会長)の石井省三氏が平成16年より毎月五郎助山に足を運ばれ、調べられた調査記録をお持ちした。

会議の中でソーラー発電の為、山林の伐採・整地が進められている現状に危機感を持っている意見が出され、多くの委員からも環境保護の観点からこの動きを懸念する意見が続出した。

国もソーラー推進から抑制の急ブレーキをかけ始めたが、開発の権利を得た業者が駆け込みの設置を急いでいるという。 この委員会は環境保護を優先させる委員会なので個人の財産の利用を制限する部分に立ち入ることになり、その理解と協力を地権者に求めて行くことになるので簡単なことではない。行政内に於いても企業を誘致する為、山林を切り開き工業団地を推進する部署もあり、インフラ整備と環境保全は相反する関係でもある。

また、仮に環境保護区と言った地域を指定したとしても、その趣旨を地域の地権者に理解していただき、協力を仰ぐことは、言うは易く、行うは難しである。 地権者にとってもメリットがないとうまく進まない気がする。例えば、固定資産税の免除、低額ではあるが賃料の支払い等が考えられる。さらに指定された地域を誰がどのように保全、管理し、その費用を賄う予算も確保しなければならない。

今後、会議を重ねる中で、実効性のある具体的な案も各委員から提言されると期待しているが、「里山を守る会」が今日まで培ってきた里山保全や多面的活用の事案は大いに参考となるのではないだろうか。

いずれにしても「絵に描いた餅」に終わらぬよう、筑西市初となる環境基本計画に参画して行きたい。

 

 

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第4期わんぱく自然塾応募者、順調な滑り出し

2016-03-17 04:35:41 | Weblog

現在、第4期わんぱく自然塾への応募者が21名と順調である。今期の特徴は市内20校中、11校からまんべんなく応募が届いていることである。特に明野地区の大村小、下館地区の中小、五所小、古里小から初めて応募をいただいた。

4回目ということで各学校の先生、保護者、児童にも周知され始めた証かもしれない。とても嬉しい。

学校から一人、応募してくれた児童もいる。その勇気と決断にエールを送りたい。同時に応募してくれた子供たちや保護者の期待を裏切らない自然塾にしなければならない。その責任にプレッシャーも感じている。

30名という定員にまだ達していないが、今期はかなりいいところまで行くような勢いを感じている。3月27日にはスタッフの打ち合わせを予定しており、より良い自然塾を目指し、第4期が動き出した。

現在までの応募児童の出身校: 関城西小、関城東小、下館小、川島小、五所小、大田小、養蚕小、中小、竹島小、明野大村小、協和古里小の11校である。

 

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第4期わんぱく自然塾の案内

2016-03-09 19:09:26 | Weblog

本日(3/9日)宮本さんと二人で第4期わんぱく自然塾のご案内のポスターとチラシ(申し込み)、里山の四季、を持参し、市内、小学校20校を訪問した。

昨日の初夏のような気候とはうって変わり、肌寒い雨の中を無駄のないルートを選び、午前9時にスタートした。今年で4回目となるため、「里山を守る会ですが・・・」と告げると、応対してくれた先生方も快く私たちを迎えてくれた。新年度から4年生、5年生、6年生となる児童が対象となるが、総数約3000名となる。

その1パーセント30名が定員である。過去3回で20校中、11校(延べ65名)から参加を頂いている。しかし、9校からはまだ参加者がいない。

9校は開催地である五郎助山から遠い小学校である。また保護者の送迎が原則なので、なんとなく二の足を踏んでしまうのかもしれない。 しかし、めげずに子供たちに参加を促して頂きたいと、応対してくれた先生方にお願いした。

お昼を挟み、地元、関城地区の東小、西小に着いたのは午後4時を過ぎていた。(いや〜、筑西市は結構広い!)

第4期も盛況になることを願っている。

 

 

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西小6年生、最終の里山体験

2016-02-27 05:27:00 | Weblog

2月26日(金)

西小の5,6年生が今年度最終の自然体験学習にやって来た。 6年生にとっては小学校生活、最後の里山体験となる。我々も出来るだけ多くの会員が出席し、6年間、一緒に汗を流し、学習した子供たちとの貴重な時間を持とう、ということになった。

 「最後の里山授業」の準備をする  

会員は8時に集合し、事前に学校側と調整した体験内容に沿って、25名の人員を各担当部署に配置した。6年生約60名は動力薪割り機を使った薪割り、斧を使った手による薪割り、ノコギリでの枝切り、チッパーでの小枝粉砕、等、4班に分かれて体験する。

5年生約60名は第3フィールドの落ち葉集めと枝拾いである。単調な作業であるが里山の環境整備には重要な作業である。

児童の荷物を置くシートも4クラスぶん敷かれ、用意はすべて整い、子供たちを待った。

9:10分予定通り、黄色い帽子が林道の合間に見えてきた。事務局長の佐藤さんから「全員集合」の号令が掛かった。冒険広場に子供たちを迎えた。見覚えのある顔が、次々と現れた。

  5,6年生冒険広場に集合  

佐藤さんから今日の体験内容の説明があり、私から「6年生は今日が小学生最後の里山体験となるので特に安全に注意して、楽しい思い出にして下さい。」と言った。早速各班に分かれ、作業を開始した。

私は、谷貝(公)さんと組み、チッパーの体験を受け持った。6年生の児童は約15分刻みで4種類の体験をする。途中、休憩を含め、約1時間半の体験学習である。佐藤さんは最後の里山体験ということで、約20分の自由時間を確保してくれた。

 チッパーを使った小枝の粉砕  

間伐した木は各部位により利用の仕方が違い、幹は主に薪や炭に利用し、太い枝はシイタケ用原木に、そして小枝はチッパーにかけ、粉砕して遊歩道の敷材として利用するというお話をし、エンジンをかけ、体験してもらった。

 女子も男子も初めての体験  

二組の体験が終了したところで休憩となり、その間に他の体験現場を覗いた。

    動力薪割り体験

    斧による人力薪割り体験

残念ながら、枝切り体験の場には伺えなかった。

4か所の体験をすべて終えるころ、「これより自由時間‼」の声がかかった。待ってましたとばかり、遊具やトンボ池の方へ駈け出した。

思い思いの場所で、限られた時間を有効に使い、最後の里山を満喫したい、という思いが伝わって来た。

   思いっきり遊ぶ   

   友達と遊ぶ、遊ぶ、 

        最後の自由時間 です       

「集合!」の号令が先生から掛かった。

冒険広場に集合した子供たちは整列し、その前に会員も全員集合した。

先生から促され、感謝の会が進められた。

 「感謝の会」が始まりました

最初に6年生を代表し、幸田泰知君が6年間の里山体験の思い出と共に、私たちに対する感謝の言葉を作文にして述べてくれた。

とても共感できる内容で、いちいちうなずきながら聞かせていただいた。6年間の里山での体験授業を凝縮した思い出の写真のプレゼントを私と日向野(ユ)さんが代表して受け取った。その後、全員で「ふるさと」を合唱した。

歌いながら、西小の子供たちの「ふるさと」の情景に必ず、里山(五郎助山)での体験が浮かび上がると確信した。

最後に会を代表し、6年間に亘る五郎助山の環境整備のお手伝いに対する感謝と、楽しい思い出を共有できて嬉しかったことをお話した。

また、将来、皆さんが結婚して子供と一緒に里山へ訪れたとき、この環境が変わらず残っているように、これからもがんばることを誓い、君たちも会員として参加してくれることをお願いした。

6年間、楽しい思い出を本当にありがとう。中学生になっても遊びに来てね。

 

 

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