鎌倉に住んでる

うまいものを食べて飲んで、のんびり暮らしたい。

常総線と真岡鐵道に乗る

2019-09-08 23:00:00 | 日記

常磐線の取手から出てる、

関東鉄道常総線というのに乗ってみる。

筑波山を右前方にみて、

田園のなかを1時間ちょいの、

全線非電化ローカル線。

気象庁地磁気測候所が近くにあるので、

電化できないということです。

取手で飛び乗ったのが

ここ水海道【みつかいどう】行きだったので、

下館行きまでの待ち時間、町なかを歩く。

人影のない駅前はシャッター通り。

立派な火の見櫓があった。

駅前のロータリーにスーパーマーケットが

閉鎖されたような建物があって、

しかし人の気配があるので入ってみたら、

日系ブラジル人とおぼしき人たちのお店だった。

塊肉の切り売りとか、大量の香辛料とか。

情報交換コーナーがあって、いっぱい人がいる。

移民のいないはずの国とは思えん。

しかしブラジルの料理ってどんなんやろね。

「ジョアン・ジルベルトを探して」という映画をみたとこ。

音楽は知ってても、どんな人が住んでるのか知らんね。

終点の下館駅のデッキ。

台風が近づいてて空模様が怪しくなってきた。

人面付土器は関東周辺で出土する

弥生時代中期の再葬墓に用いられた壺棺。

集団墓地のなかに1点だけ顔付きのものがみつかるので、

おもしろい。

ロータリーには下はジーンズで、

上半身はハダカの像。

なんと佐藤忠良の作品。

ここで真岡鐵道に乗り換える。

関東平野もそろそろ尽きて丘陵が出てくる。

刈り入れ直前の稲穂が揺れる田園風景。

もっと早く出てくれば蒸気機関車に乗れる。

終点の茂木に着いたところで、

台風に備えてあちこち運行中止の情報が入ってきたので、

あわてて帰った。


谷根千を歩く

2019-09-07 23:00:00 | 日記

上野の山と本郷の高台のあいだの谷間、

ちょうど地下鉄千代田線が走るあたり、

下町風情が残る「谷中」「根津」「千駄木」を

あわせて「谷根千」という。

さらに南の「湯島」にある、

ジョサイア・コンドル設計の旧岩崎久弥邸。

彌太郎の子で、三菱財閥三代目。

外装工事中だが、中はみられた。

すぐ隣にあるのが国立近現代建築資料館

まだ設置されて6年しか経ってない、

あまり知られてない資料館。

図面と模型などの資料の保存が目的なので、

建築関係者かマニアしか来ないやろう。

で、名誉館長でもある安藤忠雄展をやってるので来た。

茨木春日丘教会の図面と模型。

安藤さんの毒舌が聞ける映像がおもしろかった。

こんな国から早く出て行けとのことでした。

暑いなか根津まで歩いて冷酒と蕎麦。

電車で来るとこれができるからいい。

それで「ヘビ道」を歩いて、

まだ来たことがなかった朝倉彫塑館へ。

彫塑家・朝倉文夫(1883〜1964)の自宅兼アトリエ。

彫刻じゃなくて彫塑なんね。

住居部分は和様木造建築で、

アトリエ部分が洋風コンクリート造り。

大型の像を制作するため、

ちょっとした体育館くらいの空間がある。

中庭に錦鯉の泳ぐ池があって、

屋上にはオリーブの大木と、家庭菜園があった。

今年は谷中墓地のまん中にある、

このサルスベリに間に合った。

ついでに云うと、

このあと千駄木の「ファーブル昆虫館」へも行った。


柴又帝釈天と二十世紀梨誕生の地

2019-08-31 23:00:00 | 日記

「男はつらいよ」シリーズの第1作目は、

1969年8月公開だそうだ。

ちょうど50年ということで、

12月には新作が上映されるとか。

帝釈天の門前へ行ってみた。

京成柴又駅前

参道入り口、駄菓子屋の2階におもちゃ博物館。

1回10円のルーレット、

これを納得いくまでやってみたかった。

もちろん毎回「30」に投下する。

「とらや」は高木屋がモデルだそうだ。

午前中から猛暑だからか人通りが少ない。

柴又帝釈天は日蓮宗経栄山題経寺。

庚申講もさかんで、これは江戸の文化なんかな。

「御前さま」笠智衆は93年に亡くなってる。

いずれにしてもずいぶん前やな。

私はシリーズ第9作「柴又慕情」が好きだ。

吉永小百合はうちのおかんと同じ年。

江戸川を超えると千葉。

あんまり来たことないのでウロウロ。

鳥取名産のはずの「二十世紀梨誕生の地」というのを見に行く。

松戸市二十世紀が丘「二十世紀公園」。

明治37年、1904年に当時13歳の松戸覚ノ助くんが

ゴミ捨て場で拾った木がはじまりだそうだ。

神保町でやってたお蕎麦屋さんが

すぐ近くに引っ越してて、

あれから7年になるそうな。

毎日のように通ってたので、おぼえてはいてくれた。


雁坂トンネルを抜けて三峯神社へ

2019-08-24 23:00:00 | 日記

夏のあいだだけ販売される、

金精軒の水まんじゅう。

今日も食べられんかった。

甲府盆地には丸い石を祀る習慣があって、

クルマを走らせてるとあちこちでみかける。

花崗岩、たぶん。

研究している人がいて、1000以上あるんだそうだ。

畑を耕してたらごろんと出てきて、

こっちのが大きいとか、より丸いとか、たぶん。

道祖神にされてたり、立派な台に載せられてたり。

こんど、あちこち見てまわろうと思う。

いつも立ち寄るPOPが凶暴な塩山の市場で

ひと抱えのナスと里芋、巨峰を箱買い。

それから埼玉との県境、雁坂トンネルを抜けて、

奥秩父へ。

入山口あたりで日が暮れてきて、

もうあかんなと思ったけど、

ここまで二度目はないと、

三峯神社までうねうねのぼる。

 

クルマを置いて長い参道の途中から真っ暗になり、

ほとんど肝試し。

狛犬が「オイヌサマ」

オオカミだそうです。


神宮球場へ

2019-08-23 23:00:00 | 日記

今年5回目の神宮

0勝2敗2引き分け、ドームでも1敗。

きみが行くと勝てんと云われたのに、

高い席を確保してくれる人がいる。

今夜は快勝で4連勝!

夏休み中は5回に花火が打ち上げられる。

今日はビールも半額。

 


狩野川のアユを食べに行く

2019-08-17 23:00:00 | 日記

木曜日の帰りの電車の中で、

今週末はアユを食べに行くと決意。

こないだ伊豆へ行ったときに 

みつけた店に朝から出かける。

塩焼きに、あらい、酒が呑みたい。

このアユめしが、たいへんおいしうございました。

子どもらが毎週楽しみに観ている「鉄腕ダッシュ!」で、

無人島に反射炉を作っていて、

そういえば行ったことなかったので韮山反射炉へ来てみた。

くわしい資料館があって、

反射炉は銑鉄を溶かすとあるのだが、

もとの銑鉄はどこからもってくるのか、

いちばん知りたいところ。

ようやく釜石や中国地方のたたら製鉄のもの、

ということがわかった。

富士山の伏流水が湧き出る柿田川。

こないだ来たなあと話してたら、

それは20年前だった。

水位が下がったのかずいぶん印象が違って、

アユがたくさん泳いでるのがみえたはず。

それから沼津御用邸跡のほうをまわって、

狩野川河口の左岸側、

我入道浜【がにゅうどうはま】へ行ってみた。

グーグルマップが好きでいつもグルグル、

この我入道浜に誰かが置いた

チルスポット」というのをみつけて、

なんじゃろかと思たわけです。

なるほど、チルとは「chill out」のことだそう。

日が落ちるまでの小一時間、

子どもらが波打ち際で遊ぶのをまったり眺めてました。


夏休みは上野公園に

2019-08-10 23:00:00 | 日記

子が上野の国立科学博物館の

恐竜展をみたいというので、

私は東京国立博物館のほうへ行く。

本館の彫刻室に奈良の古寺から仏像が来ていて、

室生寺の釈迦如来と十一面観音を拝むことができた。

 

平成館で三国志展をやっているのを忘れてた。

 

いまだ三国志の部類の本は読破したことがなく、

いまも枕もとで中高生向き全4巻の第1巻が

埃をかぶっている。

 

こういうのを見ると、

ちょっと読んでみようかなという気になるが。

 

同じスタイルで木製のものが

日本海側の弥生の遺跡から出てたはず

 

組み立て式というのが新しいなあと思った。

これなんかをみると志賀島出土の金印は……。

本館の陶磁器室の奥には「やちむん」が並んでた


蝉がうじゃうじゃ

2019-08-07 23:00:00 | 日記

今年はアタリ年というか、

わが庭はアブラゼミラッシュ。

 

毎年何十と這い出てきた穴は空いているが、

羽化に出くわしたのは一昨年報告のとおり人生4度。

 

今シーズンだけでここまで5度遭遇した。

うっかり庭を歩けない。

 

あれから蓮も3つ4つ

同じ株からこんなに濃淡のちがう花が咲く

こんなにみごとなものだとは思わなかった。

楽しめました。また来年。


埼玉をうろうろ

2019-08-03 23:00:00 | 日記

埼玉スーパーアリーナというところでイベント。

恐竜がいっぱい出てきて、

会場内を走りまわる。

ようできてて、山のなかで出くわしたら、

恐怖のあまり発狂しそう。

うしろ姿で中身がオッサンやとわかるけど。

 

ここのところ家で「ジェラシックパーク」ばかり見てる。

子どもって同じ映画をなんかいでも見てる。

人が捕食されてるのを見ながら朝食食べてる。

 

それから川越に行ってみた。

 

いつも表通りばかりなんで、裏のほうも歩く。

看板建築が多い

35度くらいあったけど。

 

路地のなかにこんなステキな建て物を発見。

太陽軒、1929年竣工。

 

川越おそるべし。

まだまだみたい建てもんがある。

今日は暑すぎた。

 

さいごは西武園の花火。

20分くらいやけど、これでじゅうぶん。


夏休み─帰る

2019-07-28 23:00:00 | 日記

ニセコ周辺の遺跡探索。

ホテルのそばにある環状列石群は、

近所の人の墓みたい。

有島武郎が父から受け継いだ農場を、

小作人たちに“無償解放”したのは、

情死する前年のことだったという。

その農場の元の敷地内に記念館がある。

弟の里見弴の家は鎌倉にある

歩こう会の老人たちに占拠されてて、

じっくりみられなかったが、

藤倉英幸さんという画家の展示があって、

こっちもよかった。

 

見おぼえがあるなと思ったら、

JR北海道の車内誌の表紙に使われてる画。

あの先っぽにあるのは墓地です。

村の中心から羊蹄山へまっすぐ道が延びてて、

前から気になってたのでずっと進んでみた

けっきょく羊蹄山はみられなかった。

あいかわらずコンコンと水が湧き出てる。

なんともうらやましい。

 

それから日本海のほうへ出て、

ずっと海岸沿いに走らせ、

「日本海食堂」へやってきたのだが、

目の前で昼食の部、終了〜!

じつはこんかいの旅行のメインテーマだった。

 

とちゅう、自由研究用に昭和新山へ寄って、

新千歳空港から最終便で帰る。

定刻よりさらに遅れ、

0時すぎの羽田空港第2ターミナル。

夏休み終了〜


夏休み─尻別川カヌー

2019-07-27 23:00:00 | 日記

天塩川の川下りはおもしろかったけど、

ゴムボートじゃなくてカヌーに乗りたい

子どもたちの要望に応えるため、

みつけたのがニセコの尻別川。

 

インストラクターなしで漕いだので、

ときどきクルクルまわったが、

ちょっとした瀬も沈せずに完漕。

ニセコアウトドアセンター


夏休み─石狩海岸

2019-07-26 23:00:00 | 日記

朝、藻岩山にのぼって遠くを見晴らす。

石狩川の河口のほうがよさそうやなあ。

クルマで40分ほどで着いた。

石狩川河口の砂嘴の上にある

はまなすの丘公園。

 

ええなあ札幌の人は。

 

「恋人たちの時刻」という角川映画の冒頭部分は、

このあたりで撮影されたんやなあと思ってたんだが、

砂浜の色がちがった。


小樽で寿司食べて、ニセコへ向かう。 


夏休み─北海道博物館

2019-07-25 23:00:00 | 日記

ザーっと雨が降ったり日が差したり、

すっきりしないので、

北海道博物館へ行ってみた。

ちょっと前まで開拓記念館といってたのが名称変更。

子どもたちは平常展に入れといて、

「アイヌ語地名」の展覧会。

伊能忠敬や近藤重蔵、

松浦武四郎から山田秀三だけでなく、

ほかにもいろんな研究が展示されてて、

たいへん勉強になりました。

北海道博物館「アイヌ語地名と北海道」展 〜 9/23

 

広い原生林に隣接していて、

今年は早くからヒグマがうろついている。

 

原生林のなかの遊歩道を歩きたかったのだが、

人けがまったくないので止めといた。

 

ずいぶん遠くからも見える

開拓百年記念塔(高さ100メートル)。

1970年竣工で、展望台もあるんだが、

老朽化のため立ち入り禁止になってる。

万博公園のエキスポタワーを思い出すな。

 

それで札幌にもどって北大のなかにあるポプラ並木。

初めて行ってみたけど、こっちも老朽化が進んでる。

校内でエゾリス発見。

鎌倉のタイワンリスより柔らかそう。

夕食は厚岸の牡蠣とか。

ニがどういうわけかなくて、

それからタラバ。

このごろ牡蠣と蟹ばかり食べてる。


夏休み─札幌へ

2019-07-24 23:00:00 | 日記

梅雨が明けないままの涼しい東京を脱出。

北海道もこのところ梅雨っぽいが、

さすがに湿度は低くて過ごしやすい。

お昼の飛行機で来たので、

荷物を置いてさっそくラーメン。

 

15年前にもらった割引券を提示したら、

また今度も使ってくださいと返された。

ふだんは割引券など使わないのだが、

この店はなんとなくお約束。

 

外国人だらけの狸小路を

西から東へ抜けて創成川まで来ると、

安田侃がそこここに。

創成川公園

 

こんどは大通公園を東から西へ抜けて、

 いちばん西側の「ドイツ村」でビールを呑む。

これをやりたかったんやわ。

 


蓮の花

2019-07-21 23:00:00 | 日記

奈良のご隠居からいただいた蓮。

3年越し、タネからはうまく育てられず、

根を譲ってもらってようやく開花。

鶴ケ岡八幡宮の源平池の蓮のツボミは

ソフトボールくらいあるが、

こちらは子どものこぶしくらい。

 

開く直前のグラデーションがなんともいえない。

わずか3日の命。

 

ずっと薄暗い毎日だからか、

白にピンクがほんとうにまぶしく感じる。

蓮台になんかおる。十王?


曇天の光集めし蓮の花