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自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

Shelby GT500 マニュアルシフトは必要か?

2014年04月16日 22時37分37秒 | Weblog
片側2車線、幹線道路の信号待ち。信号が青に変わってゆっくり走り出す。
シフトをするたびに隣のタクシーが先に進んでいく。
もちろん街中だけでなく、サーキットでもマニュアルの出番はない。
加速性能も、燃費性能も。

両手両足を使うマニュアルシフトはボケ防止に良い、とも言われるが果たして本当だろうか。
毎日毎日運転しているとシフト操作は脳細胞を経由せずに行われてしまうような気がする。
2-elevenでレースの帰り、あまりに疲れて途中意識がなくなった。気がついたら目的と全然違う道路を走っていた。
考え事をしていてという意識レベルではなかった。5分くらいだけど全く記憶がなかった。
クラッチを踏んでギヤを変えてつなげるという動作が呼吸に近くなってしまうともはや脳にとって刺激ではなくなってしまう。つまり老化防止にはつながらないと思う。
マニュアルである必要性は本当に思い当たらないのだ。DSGなら意のままにアクセルペダルに反応してくれるし。

トコロさんの言葉の中で「面倒くさいことが幸せ」って言うのがあったと思うんだけどまさに名言だなぁ、と最近しみじみ思います。特に今の子供たちに噛みしめてほしい言葉です。
受験に役に立たないから、運動しない、課外活動しない、遊ばない、友達作らない。
就職に有利な大学入って効率よくお金稼ぎたい。でしょ?
最も効率のいい生き方なんて、生まれてすぐ死ぬことですよ。

子供のウンチ流してあげるのも、おむつ変えるのもお風呂入ってあげるのも、一緒に遊んだり寝てあげるのもほんとは面倒くさいです。でもきっとこれは幸せなんです。やりたくてもできない人いっぱいいるんだから。
そういえば釣りなんかやらないオレから見たら、魚屋で買えばいいじゃん、って思うもの。

マニュアルシフト、幸せです。今ではできない人いっぱいいるんだから。