横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

踊り子がいっぱい

2021-04-30 06:17:55 | 日記



先日、蓑毛を訪れたとき道沿いにずーっとオドリコソウが咲いていた。







前にハナネコノメを観察に行った帰りにふと数輪のオドリコソウを見つけて、
蓑毛にもオドリコソウが咲くのだと思ったことがある。







ハナネコノメの季節は3月の中旬から下旬の頃。
その頃に咲いていたオドリコソウはほんの数輪だった。
しかし4月下旬の今回は付近のあちこちに群生していた。







マス釣り場の近くなど金目川沿いにも。







金網の向こう側にも。車道沿いにも。

オドリコソウは泉の森にも咲いているし珍しくはないけれど、
このように広い範囲に精力を拡大しているのは初めて見た。







セリバヒエンソウの姿もぽつぽつと見た。
こちらは精力を拡大して欲しくないものだ。



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季節が違うと

2021-04-29 06:17:55 | 日記



秦野市蓑毛。金目川沿いを行くとマス釣り場があり、その先に高島山歓喜寺仏乗院(千元院とも)がある。
石仏にお供え物がいっぱいだ。







シオヤトンボが道の上で休んでいた。今年見たのは初めてだ。







大山への蓑毛越え方向に行くとハナネコノメの群生するところがある。
今年は見に来ることが出来なかったが、これは花後のようだ。白い花が薄緑色に変わっている。







こちらは既に猫の目が出来ている。イワボタンかな。
このあたりでイワボタンの花が咲くことを今まで知らなかった。







近くに1cm弱の小さな花がポツポツと咲いていた。
タニギキョウだ。これもここで出会ったのは初めてだ。前に仙石原で見たことがある。







白いに近い薄紫色に紫色の筋が入っている。

季節の違うときに行くと違った花を発見できるのも楽しいものだ。


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延びたら猿も困る

2021-04-28 06:19:14 | 日記



近所にあるミズキの木。どれも葉がスカスカになっている。






キアシドクガの幼虫に食べられたのだ。木から糸で下がったり壁や手すりを歩いている。







高校の北側の林でも何本かのミズキがみんな犠牲になっているが、
昨年、林の縁の雑木を切ったり下草を刈り取ったりした。
そこから芽生えてきた数本がだいぶ伸びてきた。







サルトリイバラだ。サンキライともいう。







西日本の方では柏餅をサンキライの葉で包むところがあるという。納得できる。
茎や蔓にトゲが多いのも特徴で、猿も困るだろうというのでサルトリイバラ。これもまあ納得できる。







葉にクモが止まっているのが見えた。網を張るでもなくじっとしている。
コシロカネグモのようだ。足が長い。オオシロカネグモに似ている。






仲間のオオシロカネグモは小川の上などで水平の円網を張っているのを何度も見ている。
コシロカネグモは水辺ではなく草地などで見られるそうだ。


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詰草に虫

2021-04-27 06:06:37 | 日記



近所の農道。車の両輪が通らない中央部分は草が生えている。







近くで見ると小さな黄色い花が無数に咲いている。







コメツブツメクサだ。明治後期ぐらいに牧草に紛れて入ってきて帰化したらしい。







ツメクサと言えばシロツメクサ(クローバー)が一番のお馴染み。
こちらは明治初期に牧草として導入されたそうだ。

どこでも見られるシロツメクサも虫たちにとっては身近なレストランだ。
ヒメアカタテハやモンシロチョウなどチョウを見ることも多い。







これはセセリチョウの仲間かな。しっかりと口吻を花の中に延ばしている。







ミツバチもやって来た。シロツメクサは蜂蜜の主要な蜜源の一つだ。







ミツバチに比べてずいぶんスマートな蜂も来ていた。
キコシホソハバチ(黄腰細葉蜂)という蜂らしい。1cmちょっとの体は細長くて腰が黄色い。
黄腰というけれど腹の裏側も黄色いし腹の先の方は赤っぽくなっている。
なかなか面白いデザインだ。



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アヤメたちの季節

2021-04-25 06:15:59 | 日記



泉の森の菖蒲田でアヤメたちの季節が始まった。







先頭を切ったのはカキツバタ。
カキツバタは花被片に白い筋が入るのが特徴とされているが黄色い筋のもあるらしい。







ノハナショゥブに似ているがノハナショウブの花期は6月から7月だ。
見分けの決め手は葉の主脈がはっきりしているかどうかだそうだ。







一株だけキショウブが咲いていた。キショウブもアヤメの仲間だけれどヨーロッパ原産の外来植物だ。
生態系被害防止外来種に指定されている。







しらかしの池では多数いたヒドリガモがすっかりいなくなったが、コガモがまだ少しだけ残っている。



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