横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

外苑の銀杏

2018-11-30 07:15:26 | 日記




今年は木枯らし一号が吹かないらしいが、銀杏は黄葉した。






神宮外苑いちょう並木の様子を見に行った。
青山通りから絵画館方面に向かって車道と歩道を挟んで四列の銀杏並木だ。






新宿御苑のイチョウから育った兄弟姉妹のイチョウたち。
とても背が高くて30m近いのもあるそうだ。






イチョウは東京都の木と定められていて、特に黄葉の時期は訪れる人が多い。






車道の途中から歩行者専用になって、みなさんの楽しみ方はいろいろ。






絵画館前の広場では日曜日まで「いちょう祭り」も行われて屋台がたくさん出ていた。




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千波湖と好文亭

2018-11-29 07:25:29 | 日記



栃木から茨城の旅、最後は水戸駅から千波湖畔、偕楽園・好文亭まで歩いた。
紅葉の向こうの小高いところが偕楽園で好文亭の姿も見える。






湖畔の好文公園には水戸光圀公の銅像や徳川斉明公・七郎麻呂(慶喜公)像などもあった。
この橋から右手の方に上がっていくと偕楽園だ。






偕楽園は水戸藩第九代藩主徳川斉昭が作った庭園で、少し離れた弘道館と合わせて3000本の梅がある。
もちろん今は咲いていなくて剪定の時期だった。

梅林の奥、千波湖を見下ろすところに好文亭がある。






好文亭は斉昭公が別邸として、藩内の人々と偕(とも)に楽しむ場として建てたものだ。
そのための別邸と太鼓橋廊下でつながった奥御殿を合わせて好文亭と呼んでいる。

奥御殿は桜の間など10室からなる平屋造りで、藩主夫人の座所やお付きの婦人たちの詰所だった。






萩の間もお付きの詰め所だった。
これらの襖絵は東京芸大の須田珙中先生と田中青坪先生の作だそうだ。






好文亭側から奥御殿を望む。







好文亭の方は、この西塗縁(36畳)や東塗縁(18畳)があり、
家臣や庶民の老人を招いて慰労したり詩歌の宴を設けたり書画を揮毫したりした。

好文亭は3階建てになっていて、3階部分を特に楽寿楼と呼び千波湖から筑波山まで展望できる。


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涸沼のカイツブリ

2018-11-28 07:28:09 | 日記



涸沼の夜明け。
宿の部屋から見ているとカモなどが動き出している。






沖の方には無数の水鳥たちが浮かんでいる。遠くて種類は分からない。






少し明るくなって岸辺に出てみると、遠くにいる水鳥の集団が時に一斉に潜ったりしている。






朝食後、観察に出かけると少し近くでも見られるようになった。






ハジロカイツブリの群れだった。泉の森で見るカイツブリより大きい。






数十羽の群れを作っている。
いま数羽が潜り始めたが、この後みんなが一斉に潜って行った。
ハジロカイツブリが集団で魚を囲んで追い込み漁をしているのだろう。
水中なので獲る様子が撮れないのが残念だ。






ハジロカイツブリと別行動で潜水する鳥もいた。比較的岸に近いところまでやって来る。






カンムリカイツブリだ。ハジロカイツブリよりさらに大きい。

スズガモも見たが数は多くない。これからいろいろと数も種類も増えるのだろう。


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涸沼で

2018-11-27 07:10:52 | 日記



栃木、笠間稲荷を回った後は大洗の近くの涸沼に泊まった。
大きな湖でアオサギ、ダイサギ、カワウにマガモやカルガモなどが住み、冬には北から水鳥たちも多く来る。






ヨシの中にガマの穂の姿も見られる。






船着き場で休むユリカモメたち。






その向こうの小舟でおじさんが何か作業をしている。






岸に近いところ、つまりは浅瀬にたくさんの舟が並んでいる。






みなさんシジミ獲りをしているのだ。
棒の先に付いた箱形の網で水底を何分もガサゴソさらってシジミを掬い上げる。






たくさん入ってくれたかなあ・・・






ここのシジミは汽水域に住むヤマトシジミで、家の近所などで見るシジミよりずっと大きい。
宿の朝食の味噌汁で食べたが、なかなか美味しかった。

しかし舟のおじさんに聞くと今年は取れ高が少ないそうだ。






オオワシが見られるという冬にも来たいところだ。
向こうの方に筑波山が見えた。




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栃木の山車

2018-11-26 07:16:51 | 日記



とちぎ蔵の街美術館の隣に「とちぎ山車会館」があった。
山車は曳山とも言われ日本各地で祭礼などの際に曳いたり担いだりされ街の中を進む。

京都に住んでいたので祇園祭を思い出す。






栃木市では2年に一度「とちぎ秋まつり」が行われて、昼にも夜にも多くの山車が蔵の街を練り歩く。
残念ながら今年は既に11月9~11日に行われたそうだ。






とちぎ秋まつりは神社の祭りではなくて、舟運で栄えた栃木の町の商人たちの心意気で続けられてきたものだ。
街のそれぞれの町内が歴史上の人物の人形や獅子頭などを乗せた山車を持っている。13台あるそうだ。

この山車会館には三国志の劉備、関羽、張飛という3台の山車が保管展示されている。






展示場では紹介と解説の映画を観ることが出来る。
これは神武天皇、仁徳天皇に桃太郎だ。






大変賑わっている様子がよく分かる。いつか観に来たいものだ。






仁徳天皇や弁慶や諌鼓鳥(かんこどり)の山車が練り歩くスクリーンが開いて中から劉備玄徳の山車が出てきた。
スクリーンの両袖には関羽と張飛が展示されているので三人揃って立派なものだ。






別室には中学生たちが学校祭で作った精巧な模型が陳列されていた。なかなかの出来のものだった。






これは静御前の山車に乗る人形のようだ。駅前のからくり時計に出ている山車だ。
静御前の山車は江戸時代には江戸の山王祭で曳かれていたものだそうだ。



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