横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

百合の花

2021-07-31 06:17:22 | 日記



市民の森でそろそろヤマユリが咲いている頃かと思って行ってみた。

まずウバユリが咲いているのが見えた。
ウバユリはけっこう数が多くて何ヶ所かで見られた。







ウバユリの花は薄緑色で花被片は大きく開くこともない。
乳母か姥か知らないけれど静かに咲いている感じだ。







ヤマユリは数が多くないので少し探し歩くとヒノキの木の近くに咲いていた。







ヤマユリは細長い茎のてっぺんに大きな花をつけるので、茎がたわんで倒れんばかりだ。







大きく開いた花被片には中心に黄色い筋が入り全体に赤い小さな斑点が散りばめられている。
大変あでやかだけど、うっかり近づくと花粉が着いて困ったことになる。

気がつかなかったけれど、花の裏側に何か虫がいた。小さなハナグモであっただろうか。



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ここで見るのは初めて

2021-07-30 06:13:20 | 日記



泉の森から引地川沿いを下がっていくと東名の高架下トンネルを抜けたところで魚が見える。
どういうわけか、ここには何時も魚の群れがいる。






1,2年前にはアユが遡上してきたこともあるが今年は見ない。






そこからほんの少し下がると対岸にヒヨドリなどが水浴びをする浅瀬があったりする。
その傍にふわーとした茂みが広がっていてところどころ白い花らしきものが見える。






もしかしてと思ってズームで覗いてみると、やはりソクズだった。
何度も歩いているが、ここにソクズがあるのを初めて知った。







ソクズは、こちら瀬谷市民の森に毎年咲くのを観察している。
今年もいっぱいに咲いていたが以前より奥の方へ広がっているようだ。。






そのため道の傍の花で、蜜腺の様子などをゆっくり見るのがしにくくなった。







道の向こう側の木々の間にテイカカヅラの実が下がっていた。
熟して白い綿毛の種を飛ばす頃にまた見に来よう。(忘れなければ)











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最近見た昆虫

2021-07-28 06:26:25 | 日記



泉の森で土の上のチョウを撮ろうとしたら飛び去られてしまったが、
細い朽ち木の上でじっとしている虫に気がついた。







オオヒラタシデムシが交尾しているようだ。
シデムシの仲間は小さな動物の死骸などを食べることで土に還す、いわば森の掃除屋だ。







頭を上げると木の葉の上にヨツスジトラカミキリが止まっていた。
葉を食べるわけでもなく、じーっとしていた。







ふれあいの森でワルナスビやガガイモを見ているとふいに大きなカミキリがやって来た。






体長3cmぐらいの大型カミキリ。体の模様からゴマダラカミキリという。






食べる木の種類が多いそうなので、木が多い泉の森辺りは住みやすいことだろう。




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川の傍に咲く花

2021-07-27 06:16:12 | 日記



ふれあいの森を流れる引地川。とても浅くて水は澄んでいる。
両岸を散歩する人がカルガモを眺めたりしている。

左岸の方は広場になっていて休日はいろんなグループが集まって賑やかなのだが、
今はコロナ禍でバーベキューなども禁止で閑散としている。






夏も盛りで岸辺はさまざまな草が覆っていて、何種類かの花も見られる。







最も蔓延っていたのはワルナスビ。茎などにトゲがあって厄介だが花は悪くない。







ワルナスビに見え隠れするように薄紫色の花もあった。







ガガイモだ。2年ぐらい前にも、このあたりで見たのだが、
秋になって大きな実が弾けて綿毛を出すのを見つけることが出来なかった。
まあ、昨年別の所で見ることが出来たので良いのだけれど。

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詐欺じゃなくて鷺みたい

2021-07-26 06:09:21 | 日記



昨日の東京オリンピック。
柔道で阿部一二三と阿部詩の兄妹が、共に金メダルを獲得した。
オリンピックで兄妹が同時に優勝するのは初めてのことだという。
しかも同じ日にというのは、今後も当分出ないのではないだろうか。
素晴らしい。







大和市ふれあいの森のグリーンアップセンターの庭にサギソウが咲いていた。
サギソウの花は久しぶりに見た。そのうち、どこか自生地で見たいものだ。






サギが首を伸ばし翅を広げて飛んでいるように見えるのは3裂した唇弁。
後方には2枚の側花弁が立っている。黄色いのが葯のようだ。
ランの仲間の構造は本当に面白い。



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