近所の農道。車の両輪が通らない中央部分は草が生えている。
近くで見ると小さな黄色い花が無数に咲いている。
コメツブツメクサだ。明治後期ぐらいに牧草に紛れて入ってきて帰化したらしい。
ツメクサと言えばシロツメクサ(クローバー)が一番のお馴染み。
こちらは明治初期に牧草として導入されたそうだ。
どこでも見られるシロツメクサも虫たちにとっては身近なレストランだ。
ヒメアカタテハやモンシロチョウなどチョウを見ることも多い。
これはセセリチョウの仲間かな。しっかりと口吻を花の中に延ばしている。
ミツバチもやって来た。シロツメクサは蜂蜜の主要な蜜源の一つだ。
ミツバチに比べてずいぶんスマートな蜂も来ていた。
キコシホソハバチ(黄腰細葉蜂)という蜂らしい。1cmちょっとの体は細長くて腰が黄色い。
黄腰というけれど腹の裏側も黄色いし腹の先の方は赤っぽくなっている。
なかなか面白いデザインだ。
早とちりしました。詰め草の方でしたね~
コメツブツメクサとシロツメクサ、日本に入ってきた時期が
少し前後するのですね。これらの花もたくさん咲き始めていますね。
すっかり日本の各地に定着しているようですが、在来種を駆逐!
などといった悪名は聞きませんね。周囲をチョウなどが飛んでいるのを
見かけたことはあっても、止まっているのを見たことはほとんど
ありませんでした。キコシホソハバチというのは初めましてです。
黄色の部分がレモンイエローのような明るい黄色に見えます。
そうですね爪草と混同しそうですね。
最近ちょっと小さく白いツメクサの方に会っていません。
帰化植物はどちらかというと悪者扱いですが、シロツメクサは四つ葉を探したりして好まれていますね。
アカツメクサも含めて虫たちには人気があって、じっくり止まって蜜を吸うことも多いですよ。
いつか見つけられるますように・・・
キコシホソハバチの黄色はたしかに明るくてスズメバチとは大分ちがいますね。
またもう一度見つけたいなと思っています。