横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

洒水の滝に辿りつく

2024-09-29 12:52:01 | 日記



酒匂川を遡って山北の国道246の少し手前を左折して山手に入っていくと、
木陰で涼しくなり奥に大きな滝が見えてきた。







洒水の滝(しゃすいのたき)だ。これは一の滝で落差は69mある。
さらに上流に二ノ滝(16m)、三ノ滝(29m)があるらしいが、今回は見に行かなかった。







226段上ると地上40mの観瀑台に行ける。
松田から歩いてきた者には少しきつかった。






なんとか上がりきって全貌を見る。
紅葉の頃もきれいなんだろうななどと想像する。







滝壺を見下ろす。滝は「日本の滝百選」、その水は「全国名水百選」に選ばれているそうだ。

なお洒水は密教用語で、清浄を念じてそそぐ香水を指す。



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酒匂川の文命堤

2024-09-27 20:08:37 | 日記



酒匂川のサイクリングロードを溯っていくと、パークゴルフ場の少し先で終点になる。







その先の細い道を上がっていく。







森の広場のようなところに出る。大口広場と呼ばれていて、春には桜が見事だそうだ。







今はあちこちにヒガンバナが咲いていた。下に酒匂川が見える。







大口広場のすぐ傍に福澤神社がある。
そこに設置された「文命堤」の説明板によると、
暴れ川だった酒匂川は暴れ川で、しばしば大口付近で氾濫し流路を変えていた。
慶長年間ごろに大口堤と岩流瀬(がらせ)堤が築かれ足柄平野に水田が発達することになった。
しかし宝永の富士山噴火により火山灰が降り積もり河床が浅くなって、堤は決壊した。
徳川吉宗の命により田中丘隅(休愚)が復旧工事を行い享保11年(1726)二つの堤が完成した。
丘隅は二つの堤に治水の神と言われる禹王(称号は文命)を祀った文命宮を造ったという。
大口堤を文命東堤、岩流瀬堤を文命西堤と名付けられた。
享保19年に再び決壊したのを復旧したが、本格的復旧は明治時代になってからだという。







福澤神社には文命堤に関係した石造物が幾つかあったのを鳥居脇にまとめて設置された。
奥、右から文命東堤前碑(文命堤の由来や祭礼の創始などが刻まれている。荻生徂徠が添削)、
中央が文命宮祠(丘隅の建立。台石、蓋石、笠石は文命西堤の祠を参考に復元されている)、
左端が文命東堤旧碑(荻生徂徠が添削する前の丘隅による原文)







文命宮祠。蓋に文命宮と書かれている。



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酒匂川の道端で

2024-09-25 16:47:13 | 日記



酒匂川右岸のサイクリングロード。脇や路上にさまざまな草が生え、中には花が咲いているものも。







カワラケツメイに小さな黄色い花が咲いていた。







5mm程度のマメ科の花だ。豆の実がぼんやり見えている。







ネムノキと同じように夜は葉を閉じるようだ。
もっともネムノキの葉がとじるかどうかも観察したことがない。







つぎは道の真ん中に、少し背の高い草が生えていた。








これもマメ科の花で、メドハギだ。







茎がしっかり伸びているが草本で、これまでに2、3回見ただけかもしれない。


この道は季節と共に、さまざまな草や花を見られそうだ。


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ちょっと脚に

2024-09-23 16:57:22 | 日記



9月20日。暑い日だったが松田から酒匂川あたりを山北まで歩いてきた。

駅から少し歩くと十文字橋に出る。開成のアジサイを見るような時も渡る橋だ。







川の中には釣り人たちの姿が・・・アユ釣りは10月半ばごろまでだったか。







酒匂川の右岸を歩くことにした。サイクリングコースにもなっている道だ。







釣り人たちの姿が途切れない。







釣れたのかな。オトリ交換なのかな。







田んぼを挟んで松並木の道が見える。富士山のこちらは足柄峠、金時山あたりだろうか。







河川敷のパークゴルフ場。18ホールはあるようだ。







右岸を歩くつもりだったが、途中で道がなくなり左岸に移って岩流瀬(がらぜ)まで来た。

酒匂川は暴れ川だったので、1609年ごろ小田原藩主により堤を築くなど流れをZ状に変えた。
その一つが、このあたりの岩流瀬土手だそうだ。

この岩流瀬橋を渡って右岸を遡れば洒水の滝から山北に行けるだろうと思ったのが甘かった。
どこまで行っても川沿いに出られず上り坂続きになった。







保福寺、北足柄小学校さらには「21世紀の森」の近くまで、川沿いじゃない予定外の歩きとなった。
この後、2kmほど歩いて洒水の滝を見ることができた。

28000歩、ちょっと脚に来た。


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日向薬師の田んぼ

2024-09-21 17:03:51 | 日記



七沢の自然環境保全センターから日向薬師に向かって歩く。
途中で日向川に出会う。この辺りは日向渓谷と呼ばれているようだ。







日向薬師の近くの田んぼから横浜方面を眺める。







真正面に、みなとみらいのランドマークタワーが見える。







この田んぼを目指してきたのはヒガンバナを見るためだが、少し早かったようだ。(9月13日)
彼岸の、今頃はもう少し増えているかもしれない。







靄がかかっているのは傍の焚火のせいだ。




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