横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

泉の森草花三種

2021-04-24 06:07:00 | 日記



泉の森にもキンランが咲いていた。







今回見つけたキンランの花たちは、瀬谷市民の森に比べると背が低いのが多いように見える。








水源池のフェンスの中にも咲いているのが見えた。

ギンランとかササバギンランなども見たいものだ。







キンランはところどころにポツポツだが、一面に広がる黄色い花もある。







ヤマブキソウだ。しかし満開はまだまだこれからのようだ。







すっと立つキンラン、地面を広がるヤマブキソウに対して、
葉陰に咲く白い花のオドリコソウは目立たないが、探すと数はけっこうあった。




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手鞠の大小

2021-04-23 06:20:51 | 日記



泉の森の入口の2本の木に、こんもりした白い花序が満載だった。







オオデマリだ。たしかに大きな手鞠に見える。







泉の森の少し南にある「ふれあいの森」にはコデマリが咲いていた。








オオデマリに比べると花序(手鞠)がぐっと小さい。一つ一つの花はバラ科の花だなあと思わせる。







一方のオオデマリ(ガマズミ科)のほうは花に雌しべも雄しべもない。装飾花のかたまりだ。
アジサイも装飾花が目立つがその奥には両生花が隠れている。オオデマリは装飾花だけだ。
オオデマリの原種のヤブデマリは装飾花と両生花を持っているが、
オオデマリは装飾花だけを持つように品種改良されたそうだ。
したがって殖やす方法は挿し木になる。



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棚があってもなくても

2021-04-22 06:16:55 | 日記



市民の森へ行く途中の植え込みにいろんな花が咲いていた。
前にカントウタンポポが咲いていた草地の近くだ。







フジの花も低い所で若葉の間から茎を延ばして咲いている。







そう遠くない別の場所でも低い所でフジが咲いていて、
多数が見事に垂れ下がり地面に着かんばかりであった。
藤棚にしつらえなくても、低い所でも立派に咲くものだ。







大和の「ふれあいの森」の広場・花壇には藤棚があって、毎年きれいに咲く。







花序が長く垂れ下がるような、豪華な咲き方ではないけれどクマバチたちには嬉しい場所のようだ。











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一筆啓上。 そろそろ帰ります。

2021-04-20 06:00:31 | 日記



今ごろの時期に上瀬谷辺りを歩いていると、良い声の囀りを聞くことがある。







声の方向にズームインしてみるとホオジロがいた。







運が良ければ、もう少し低い所で見かけることもある。







囀りを文字に変えるのは容易ではないが、ピッピチュー~~などと聞こえてくる。
聞きなしとして「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょう つかまつり そうろう)」などがある。
そう思って聞けばそうなのだが・・・







こちらも高いところに止まっているが囀りは聞こえない。
ツグミは飛び立つときに一声出すぐらいのものだ。







休耕中の芝生畑に来ると多数のツグミが集まっていた。







そろそろ北へ変えるために集団を作ろうとしているのだろう。
秋にやって来て解散するときに、帰るのはどこで集合とか決めているのかな?







渡りに必要な体力はしっかりつけたようだ。


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アケビと虫

2021-04-19 06:20:57 | 日記



近所のあちこちにアケビの花が咲いている。






アケビは雌雄同株異花つまり一つの木に雄花(中央)と雌花(両側)が咲く。
しかし自分の木だけでは実らなくて、どこか別の木から花粉が運ばれてきて初めて実る。







瀬谷市民の森の入口近くの川の傍に何やら蜂がいた。
ミツバチとは少し違う様子で腹もデップリして、初めて見た蜂だ。







調べるとアケビコンボウハバチのようだ。
名前の通り触角の先の方は太くなっている。







名前が分って市民の森のアケビを見に行ったがアケビコンボウハバチの幼虫は見つからなかった。







アケビを食草とするものとしてはアケビコノハ(蛾)があり、こんな幼虫(終齢)を前に見たことがある。







アケビの花で幼虫を探していると、雌花の中に虫がいた。
後で調べると、ヒゲナガアブラムシのようだった。




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