富士見パノラマリゾートのゴンドラを下りると八ヶ岳が向こうに見える。
そこはスズランのほかに数々の山野草が咲く場所でもある。
アヤメ(アヤメ科)は家の近所に比べると遅いようだ。
ニッコウキスゲ(ススキノキ科 旧ユリ科)もこれから盛んになるのだろう。
ニリンソウ(キンポウゲ科)が小さな群落で、まだ見られた。
20cmぐらいの茎のまわりに数ミリの小さな白い花が咲いている。
ズダヤクシュ(ユキノシタ科)という。ズダヤクシュの意味は喘息の薬だそうだ。
合弁花で先端は5裂している。
雄しべ雌しべがしっかり見えるほど開いているものがなかった。
ヤグルマソウ(ユキノシタ科)はキク科のヤグルマソウ(ヤグルマギク)とは異なる。
残念ながら、これから開花というところであろうか。
ヤグルマソウ(矢車草)の名前の由来は竿先の矢車に似た大きな葉にある。
ヒヨドリバナ(キク科)やヨツバヒヨドリもそろそろ咲きそうで、
アサギマダラも様子見のように飛んでいた。