横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

近所の木の花

2023-05-30 16:15:59 | 日記



近所を歩いていて、久しぶりあるいは初めて出会った木の花たち。







カルミアは東京都がワシントンに桜の木を贈った時の返礼として渡来したそうだ。
ツツジ化でアメリカシャクナゲとも呼ぶらしい。金平糖のような蕾が可愛い。







林の中に小さな白い花がいっぱい咲いているのに出会った。







イボタノキとかネズミモチの花にちょっと似ている。







コミノネズミモチ(シナイボタ、トウイボタとも)という中国やベトナムが原産だという。
近所ではネズミモチやトウネズミモチの木をあちこちで見かけるがコミノネズミモチは初めてだ。







黄色の可愛い花が咲いてミツバチなどの虫たちも来ている木があった。







何か、柿の木の雄花だ。
柿の木もいろいろ種類があって、食用の柿は雌雄同株が多いが雌雄異株もあるそうだ。
この木は雄花しか咲いていなかったから雌雄異株の種類なのだろう。







こちらは別の場所で見つけた柿の雌花だ。







たくさん実り始めていたが、雄花には気が付かなかった。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小紫

2023-05-28 17:05:34 | 日記



上瀬谷を歩いているとチョウが目の前の地面に止まった。吸水のようだ。







普段このあたりで見るタテハチョウとは違って紫色が鮮やかな、コムラサキだ。







紫色は見る角度によって黒くなるようだ。







口吻を丸めて、何か戦闘態勢は十分みたいな様子だ。







4年ほど前に泉の森でコムラサキの雌に会っている。雄は今回が初めてだ。

つぎはオオムラサキに会いたいものだ。







これは10年前に出会ったオオムラサキの雌。紫色の鮮やかな雄はまだ見ていない。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上瀬谷球場とお別れ

2023-05-26 19:10:21 | 日記



上瀬谷を歩く。
ここはつい先日まで上瀬谷球場として区民が野球を楽しんでいたところだ。
2027年の花博や再開発に向けて、約50年の野球場の歴史に幕を閉じた。







細谷戸団地の横を通って上川井方面に向かう。







今年も真っ白な花が咲いた。







ウツギ(卯の花)だ。







蜂などの虫たちが誘われてやって来る。







花が多いので争わずとも次から次へと花を渡り歩ける。







卯の花と別れて畑のほうへ進むと畔にヤセウツボが見えた。
花後のものが多かったが、まだ咲いているものもあった。






ヤセウツボはいろんな植物に寄生するが、この場所ではおそらくツメクサ(クローバー)だと思われる。

ウツギもヤセウツボも時期を逸するところだったが、何とか今年も見ることができた。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沼津港 びゅうお

2023-05-24 18:42:23 | 日記



千本浜から沼津港方面に向かう。もうすぐ夕方4時だ。







沼津港の巨大な建物は大型展望水門の「びゅうお」だ。
扉の部分は 高さ9.3m 幅40m 重量406tもあるそうだ。

沼津港の内港から外港への出口に設けられた水門で震度5強以上の地震を検知すると自動的に閉まる。
内港を高潮から守るためだろう。








エレベータで高さ30mの展望回廊に上がることができる。







外港から駿河湾に出る。
朝であれば漁から戻る船がたくさん見られたかもしれない。







眼下をトビが舞っている。上からトビを見られるのも珍しい経験だ。







トビを追っていると隣の建物の屋根に鳥がいっぱい休んでいた。
数羽のトビのほかはすべてアオサギだった。







下へ降りて狩野川の堤防に上がってみると浅瀬に数羽の鳥の姿が見られた。
どうやらキアシシギのようだ。







内港の向こうに見えるのは沼津魚市場だ。
魚市場は外港を入ってすぐのところ、展望水門の傍と合わせて3か所の建物がある。







展望水門の傍の魚市場に入ってみた。
2階から見学ができるようになっている。もちろんセリなどの時間ではなかった。

機会があったら朝の早い時間に訪れたいものだ。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千本浜

2023-05-23 16:48:46 | 日記



沼津市。乗雲寺から海岸に向かうと千本浜公園がある。
このあたりから田子の浦まで10kmに渡って松原が続く。







公園内に若山牧水の歌碑があった。
「 幾山河 こえさりゆかば 寂しさのはてなむ國ぞ けふも旅ゆく 」
               牧水

若山牧水は宮崎県出身で早稲田大学在学中、帰省の際に中国地方を歩いたときの歌だという。
その後、花壇に認められ世に出た牧水は大正九年(1920)35才のときに沼津に移住した。
千本松原の景観に惹かれて、松原のすぐ近くに移住したそうだ。

今は近くに若山牧水記念館があり、ゆかりの資料がいろいろと展示されている。








千本浜からは富士山が望めるが、手前に愛鷹山があるため裾野は見えない。
田子の浦あたりまで行くと、万葉集に詠まれた歌の光景が現れるはずだ。
「 田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける 」

子供のころ夏休みに伯父の家あたりで見た富士山だ。







千本浜の一角に、築山があった。津波の避難所として2016年に完成したそうだ。
環境破壊を懸念する議論があったとか。







沼津港方面を見る。
釣りを楽しむ人たちがいた。仕掛けは近くに落としているようだった。どんな魚が狙いなのか。

左奥に見える高い建物は展望水門「びゅうお」だ。この後、見に行った。








遊歩道の陸側で見た花たち。
まず白い穂がきれいなチガヤ。もう果実の穂が飛び始めていた。







堤防の斜面にはハマヒルガオが這っていた。








松林の脇ところどころで、カジイチゴの低い木が白い花を咲かせていた。
中には実が熟しているのもあったが、つまみ食いはやめておいた。

季節が変わると花たちもいろいろと変わるのだろう。もう少し近ければ何度も歩きたいものだ。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする