横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

市民の森の入口あたり

2020-03-31 06:13:49 | 日記



瀬谷市民の森の入口近くに毎年アマナが咲くところがあるのだが、
今年は一輪だけが寂しそうに、隠れるように、ひっそりと咲いていた。







その前の道を進むと役目を終えたかのようなツクシと、その栄養茎であるスギナが見えた。







スギナは水滴をいっぱいつけていた。
スギナは枝に水気孔があって根に水分が多いときなどに体内の水を放出するのだそうだ。







梅林に入るとスミレの仲間が咲いていた。







この梅林でタチツボスミレ以外のスミレを見るのは初めてだ。どうやらヒメスミレのようだ。







スミレやコスミレとは葉の形が違う。







ノジスミレとちがって側弁に毛がある。

いつものことだが、スミレの見分けは難しい。



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春の雪

2020-03-30 05:46:35 | 日記



      
               葛買ふや  吉野の春の  雪に遇ひ         弦四朗








昨日は横浜にも雪が降った。(8時半頃)
当初予想されていたのよりも南の方まで降ったらしい。







もう2,3日で4月だというのに、けっこう本格的に降った。(10時半頃)







隣の公園も雪景色。(12時半頃)
その後も降り続け、当初予想より長く2時頃まで降った。







降雪量は分らないが積雪は5cm以上はあった。







不要不急の外出をする者はいなかっただろうと思う。


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伸びる

2020-03-29 05:51:15 | 日記



家の小さな庭で今年もシャクヤクが顔を出した。
例年より少し早いような気もする。







市民の森に行くと柔らかそうな小さな葉が顔を出して展開し始めていた。







ヤツデだ。この葉はどんな早さで大きな葉に成長するのだろうか。







枯れ落ち葉の間からは新しい緑の茎がいっぱい出ていた。







ホウチャクソウだ。この市民の森は毎年、ホウチャクソウがいっぱい見られる。

蕾が出ているのもあって、花が咲くのも間もなくだろう。








車道際には、こんな花茎が伸びていた。オニタビラコだ。
花が咲いているのはいつも見ているが、咲く前のこんな様子に初めて気づいた。
茎の頭頂部の主たる花序のほかに、少し下からも枝分かれする小さな花序が見える。







大きなロゼットから3本の茎が延びていた。


4月に入ると、草木のいろいろなものがどんどん成長することだろう。


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プロポーズ ?

2020-03-28 06:08:13 | 日記



4月も近づいて色んなチョウを見かけるようになった。
キタテハ、キチョウ、テングチョウそしてこのムラサキシジミなど。
成虫で越冬する種類は翅の痛みが目立つのもいる。







ベニシジミも見かけることが多くなった。







この2頭は前にいる雌を雄が追いかけている。
このまま飛ばないで長い距離を歩き続ける。







かなり近づくのだけれどカップルになることなく、その内どちらからともなく飛んでいった。
どうやらカップルになり損なったようだ。







こちらは目出度くカップルになったモンシロチョウ。







少し飛んでは近くに止まるようなことを繰り返していた。

卵を生めば成虫の役目は終わって世代交代。このあたりでは年間5~6世代のようだ。


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ムラサキ科の花たち

2020-03-27 06:20:30 | 日記



七沢の自然環境保全センターにヤマルリソウ(ムラサキ科)が咲いていた。







ヤマルリソウは崩れそうな斜面などに群生することが多く、花茎は地を這うようだ。。







ヤマルリソウは蓑毛でも見られた。青紫の花の芯に白い副花冠がある。







蓑毛ではキュウリグサ(ムラサキ科)も咲いていた。
こちらは茎がしっかり立ち青色で副花冠が黄色の花をいくつもつける。

花序は先の方まで螺旋状になっていて、サソリ型花序を形成している。







瀬谷市民の森ではハナイバナ(ムラサキ科)が咲いている。







花茎が立ち上がるのろはキュウリグサに似ているが、青紫の花で副花冠が白いところはヤマルリソウと同じだ。



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