東京都文京区の根津神社に行ってきた。
根津神社は日本武尊が千駄木に創祀したと伝えられ後に太田道灌が社殿を奉建している。
さらに徳川綱吉が自らの屋敷地を献納、社殿を奉建したことにより現在の根津の地に遷座となった。
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、大山咋神(おおやまくいのみこと)、誉田別命(ほんだわけのみこと)。
どこにあるかも詳しくは知らなかった根津神社を初めて訪れようと思い立ったのは、
4月6日~5月6日の間、「根津神社つつじまつり」が開催されているのを知ったからだ。
境内にある「つつじ苑」には約100種3000本のツツジが期間中つぎつぎと咲き移るそうだ。
ツツジの種類がそんなに多いとは知らなかったので、一つ一つの名前はほとんど分からない。
つつじ苑は築山に広がっていて歩き進むとツツジを下から見上げたり上から俯瞰したりできる。
朝 10時前に着いたのだが苑内は人がいっぱいだった。
時間がたつにつれ、どんどん人がやって来る。
右も左もツツジがいっぱい。
一つ一つのツツジをゆっくり見ていくが、後から後から人が来るので立ち止まりにくい気にもなる。
右の方に赤い鳥居が並んでいるのが見える。
その先には乙女稲荷神社があって、参拝者が次々とやってくる。
祭神は倉稲魂命(宇迦之御魂神、うかのみたまのみこと)という女神で、お稲荷さんの神様だ。
つつじまつりの期間中、骨董市や露店が出たり、奉納演芸が行われたりしている。