横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

元は園芸の花

2022-04-29 18:38:22 | 日記



瀬谷市民の森の入口近く。
そんな場所にもキンランの蕾が見られて、けっこう増えているのかも知れないなどと感じていた。







その近くには、長く伸びた茎の先に白いツリガネ状の花をつけているのが何株もあった。







久しぶりのツリガネズイセン(シラーカンパニュラータ)だ。
ヨーロッパ原産の園芸種が、こんなところに飛んできたようだ。







1週間後、上瀬谷のリトルリーグ球場の近くでは、こんな白い花が咲いていた。
オオアマナと言って、やはりヨーロッパ原産で明治時代に逸出したらしい。






花が二重になっているように見えるが、内側のは雄しべだ。
雄しべの根元の方が広がっているので、内側にも花被片があるかのように見える。
王冠に見立てる向きもあるようだ。

オオアマナという名前になっているがキジカクシ科で、ユリ科のアマナとは花の形も付き方も違う。






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今年も キンラン

2022-04-28 18:22:03 | 日記



近所の市民の森。
ここに咲く黄色い花と言えばオニタビラコとかニガナのようなキク科の花が多いが、
4月はちょっと違う花が咲いてくれる。







キンランだ。名前の通りラン科で、けっこう背が高く花もしっかりしている。
少し前に咲いていたシュンランの柔らかさとは対照的に輝いている。







市民の森のあちこちに分布していて、全体では何十株もあるように思う。







ここには毎年ギンランも咲くのだが、今回観察に行った時は見かけなかった。
キンランに比べると背も低いし色も白なので見過ごしたかも知れない。







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名前がすぐに出てこない

2022-04-26 07:11:24 | 日記



小野路の五反田谷戸で畦の花などを見た後、車道に戻ろうと歩いていると、
頭に触るほどの位置に花が咲いていた。
来るときには気付かなかったのだが・・・






何気なく花の写真を何枚か撮っておいた。
家へ帰ってから写真を整理していて花の名前がすぐには分らない。
いろいろ考えているうちに、シオデの花もこういう花火みたいな形だったと気付いた。







そうすると、成程これはサルトリイバラ(雄花)だと思い出した。
最近、いろんな人や物の名前などをすぐに思い出せないことが多くなった。







車道沿いに奈良ばい谷戸の入口近くまで来ると斜面から出た木に花が咲いていた。







黄白色の小さな花は1cm弱の細長い萼筒の先で萼片が4裂している。







さて、この花の名前は・・・?
これも家へ帰ってから、やっと思い出した。ナツグミだ。







葉や萼に鱗状毛が密生しているのも特徴の一つだ。
花の名前や特徴が現地で分っていれば、もう少し細かい写真を撮っておくのだが残念。



しかしサルトリイバラもナツグミも名前が分ってスッキリした。


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十二単と稚児

2022-04-25 07:28:19 | 日記



小野路城址あたりの散策路。クサイチゴやホタルカズラ以外にもいろんな草花に出会う。







ジュウニヒトエは9年ぶりぐらいに見た本当に久しぶりの花だ。







ジュウニヒトエはキランソウに近い仲間だけれど地面を這わないで立ち上がっている。
そして茎の周りをたくさんの花が取り囲んでるから十二単と名付けられたらしい。

茎には多くの白い毛が生えていて花を柔らかな感じにしている。







また散策路のところどころで、細長い葉をもつ草が何本も立ち上がっている。
そして茎の先に小さな白い花が咲いている。







チゴユリだ。全ての株は地下茎でつながっているという。
秋には実が出来て黒く熟すらしいが、まだ一度も見たことがない。







小山田緑地では、チゴユリがヤブレガサの下で雨宿りするような姿が面白かった。




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木だけれど草と呼ばれる

2022-04-23 07:17:39 | 日記



奈良ばい谷戸の入口から谷戸ではなく小野路城址方向に山道を上った。

ちょっとした竹林があって、あちこちで竹の子が出てきているのが見られた。。







散策路にまで竹の子が顔を出して、竹の根は旺盛に広がっていくといううことががよく分る。







散策路の両側にはいろんな花が見られる。







中でもクサイチゴは広い範囲で白い花を咲かせていた。
もう少ししたら紅くなって食べられるかな。

あ、草苺といっても草花ではなくて、キイチゴの仲間なので木本だ。







草の間から顔を出す紅い花もあった。
クサボケだ。これも草花ではなくて背は低いが木本に分類される。

これらの接頭辞「草」は草野球、草競馬などを例として、本格のものに準ずるものを示すようだ。








散策路の片側の斜面が急で崩れそうな場所には小さな青い花がポツポツと咲いていた。







ホタルカズラだ。どういうわけか山の斜面を好んで生える。





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