近所の農道。車の両輪が通らない中央部分は草が生えている。
近くで見ると小さな黄色い花が無数に咲いている。
コメツブツメクサだ。明治後期ぐらいに牧草に紛れて入ってきて帰化したらしい。
ツメクサと言えばシロツメクサ(クローバー)が一番のお馴染み。
こちらは明治初期に牧草として導入されたそうだ。
どこでも見られるシロツメクサも虫たちにとっては身近なレストランだ。
ヒメアカタテハやモンシロチョウなどチョウを見ることも多い。
これはセセリチョウの仲間かな。しっかりと口吻を花の中に延ばしている。
ミツバチもやって来た。シロツメクサは蜂蜜の主要な蜜源の一つだ。
ミツバチに比べてずいぶんスマートな蜂も来ていた。
キコシホソハバチ(黄腰細葉蜂)という蜂らしい。1cmちょっとの体は細長くて腰が黄色い。
黄腰というけれど腹の裏側も黄色いし腹の先の方は赤っぽくなっている。
なかなか面白いデザインだ。