横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

香りがない・・・

2023-10-31 16:29:47 | 日記



散歩道の傍の少し上がったところに、2mほどの高さで横に枝を張らない木が2本あった。







近づいてみると何か実がなっている。山椒だろうか。








葉の先端に窪みがあるのがサンショウで、これは窪みがないのでイヌザンショウのようだ。
サンショウに比べて香りもないので食用には適さない。







実がはじけて顔を出す黒い種は艶々している。
この実はどんな鳥が食べるのだろう。







幹を見ると鋭いトゲが出ている。うっかりと触れない。









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背が高い

2023-10-29 12:05:16 | 日記



上瀬谷を歩いていると今年は例年以上に蔓延っているものがある。







セイタカアワダチソウだ。
明治の末ごろに北米から持ち込まれ、特に終戦後アメリカからの輸入拡大により帰化が進んだそうだ。







黄色い花はキク科によく見られるように、中心にある筒状花と周囲にある舌状花で構成されている。








こちらのアキノキリンソウがセイタカアワダチソウに近い日本在来の花だが、最近は見ることが少なくなった。







近くの車道。植えられていた桜の木が枯れた跡を、これ幸いとセイタカアワダチソウが占拠した。







そこに何か虫がやって来た。
ミツバチではなく、シロオビハラナガツチバチあたりかな。







セイタカアワダチソウは秋の花粉症の原因と誤解されることもあるようだが、
セイタカアワダチソウは虫媒花なので風に乗せて花粉を飛ばすことはない。






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落ち着いた雰囲気

2023-10-27 16:44:54 | 日記



隣町にある「ふれあいの森」や「泉の森」。
今の時期は花が少ないけれど落ち着いた雰囲気がある。






そんな場所でも若者たちは夢を追い練習を繰り返している。







ちいさい子を連れた友だち家族。一休みするのも暖かい場所を選ぶ季節になった。







ちょっと森の奥に入ると木がいっぱい。
あまり太くもない木に何かの蔓が何本も巻き付いている。
近くに他の木もあるのに、この木だけが頼られているみたいで面白い。







久し振りにミツバウツギを見た。
ウツギと同じように白い花を咲かせるし茎も中空だが、ウツギに近い木ではない。
名前の通り三小葉が目立つ。








袴にも軍配にも見える実の形が面白い。


森の木々もそろそろ色づくものが出始めるのではないだろうか。


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ミゾソバ

2023-10-25 16:10:01 | 日記




2週間ほど前に追分市民の森でコスモスを見た。
昨日の読売新聞地域版に、追分で1万本のコスモスが見頃になったと紹介されていた。
1万本もあったのかと少し驚いた。













その脇の水辺に白い花が咲いているのを見た。シャクチリソバのようだ。













反対側の川沿いには白い蕾がいっぱい。













蕾に少しピンクが入っているのと葉の形からミゾソバと思われる。













それから10日ほどして、泉の森の水車付近の湿地に花がいっぱい。













ミゾソバだ。茎の先で枝分かれして、それぞれ花序をなしている。


ミゾソバとは言うもののソバに近い仲間ではないので、その実は食べる蕎麦にはならない。
























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躄蟹 朮 杜鵑草

2023-10-23 15:23:43 | 日記



先日、泉の森の湿地辺りにザリガニが歩いていた。
この辺りは右側に小川があり左手は池やアヤメ、ショウブの花畑になっている。
ザリガニは川から池に移動しようとしていたのだろうか。

しかし、ここでザリガニを見るのは初めてのことだ。







その後、水車小屋の前を通り過ぎて山野草園に行った。
今はキツリフネが見られるくらいかと思っていたら、8月に蕾だったオケラに花が咲いていた。







毎年ここで咲くし、しっかり立ちあがって木のようにも見えるが、多年草なのだそうだ。







オケラから少し行ったところでは、茎を延ばしたところに蕾がいっぱい付いていた。







ホトトギスのようだ。恐らくタイワンホトトギスだろう。
また、花が咲いた頃に見に行こう。




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