Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

第2回水圏環境教育研究会公開シンポ

2013-06-14 | ツイッター
「6月度公開シンポジウム」のお知らせ
東京海洋大学品川キャンパスで開催される「水産について考える会II」に於いて 公開シンポジウムを開催致します。
【水圏環境教育と防災】
―社会科教科書における防災の扱いと
水圏環境教育との連携を図る提案―
【演者】:高橋 洋子(文部科学省)
コンビーナー:佐々木 剛(日本水圏環境教育研究会代表理事)
1.【日時】:平成25年6月19日(水)18:00~
2.【場所】:東京海洋大学品川キャンパス内
楽水会館2F コミュニティールーム
3.【講演要旨】
海や河川、湖沼など水圏環境は、津波、高潮、洪水、土砂災害など自然災害 の場ともなりうる。正しい知識に基づいた十分な理解を持って対峙しなくては ならない、まさに自然と人間とのかかわりの場であって、そのかかわり方が問 題となる。
現在、初等中等教育における小学校社会科、中学校社会科地理的分野、高等 学校地歴科地理の各教科書において「水圏」、「水圏環境」にかかわるリテラシ ー的記述は豊富であるとは言えない。一方、自然災害のメカニズムの理解には 自然現象の理解が前提となる。人々の自然災害や防災への努力や、自然災害の 発生しやすい地域の学習や防災対策の努力などの社会科における視点や枠組み を踏まえつつも、自然現象の科学的説明や解説を含む水圏リテラシー教育を充 実するべきであると考える。安全教育の一環としての保健体育や総合的な学習、 特別活動などとの連携や、AED 教習、CPR 講習に水圏環境教育を組み入れて開催 するなど、地域、関係機関との連携を提案する。
【橋洋子】
・文部科学省 初等中等教育局 教科書調査官 ・東京経済大学、東京都市大学講師 ・お茶の水女子大学大学院博士課程単位取得満期退学 ・ 専門:自然地理学、地理教育

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