Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

港区教育委員会後援【第11回臨床教科教育学セミナー特別講演会in東京海洋大大学】を開催します。

2012-12-27 | ツイッター

港区教育委員会後援【第11回臨床教科教育学セミナー特別講演会in東京海洋大大学】を開催します。

臨床教科教育学は児童生徒の『学び合い』に着目した教育学である。『学び合い』とは,ラーニングサイクル理論にも通じるもので,社会構成主義学習理論の立場をとる。つまり,人は影響し合いながら学んでいる。知識や技術を一方的に与えるのではなく,学び合うことで知識が身についていくという立場である。臨床教科教育学はこの『学び合い』に着目して,どのように学習が深化しているのか,従来型の教育とどのような利点や課題があるのか等を情報を共有して検討している。

そのセミナーが東京海洋大で初めて開催されることとなった。学び合いといえば,シーマンシップの一つとして山本五十六の名言がある。

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

今まで,教育的に正しいと考えられたことは,十分に検証されていない場合が多かった。『学び合い』では,学習者や教育者の行動や発話を元に分析をしていく。大変地味な作業であるが,一人ひとりの学びを分析する上で非常に有効な手段である。

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