Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

地元の中学生の9割は,臭いがない運河に改善しようと強い願いを持っています

2014-11-15 | 水圏環境教育
昨日行われた中学校運河学習の大きなテーマは「世界に誇れる運河にしよう」であった。
運河のある地元で生活し学んでいる自分たちがどのように貢献できるのか,意見を出し合った。
その結果,出てきた意見は,どんな新しい施設を作っても,運河の臭いを何とかしなければ
解決にならない。臭いをかいだだけで頭が痛くなる現状を何とかしたい。
アンケートからも9割以上が今の現状を何とかしたいと考えている。

愛するふるさとの自然を考えたとき,彼らの大半は,いやなものに蓋をするのではなく
何とか自分たちの手で臭いのない憩いの場に改善出来ないか,と前向きに考えている。
安心して生活できる場にしたい。と本気で思っているのだ。
実に素晴らしいことである。

いよいよこれから,皆の気持ちがそれぞれの活動という形となって表れる。

大学生が授業の冒頭で「私の夢は,災害などが起きて食べ物がなくなったときに,釣り糸をたらしたら簡単に魚が釣り上げられる。
そうゆう運河にしたい。」と挨拶すると「そのとおり」「おー」「私も,大賛成です。」と生徒の間から声がわき上がった。

同じ地域に住む若者の共通の願いである。大学生と中学生の活動に期待したい。大人達も頑張ろう!


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