Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

日本台湾森川海国際体験交流会が無事終了しました。

2019-02-02 | 水圏環境教育

この度は,皆様にお世話になり,無事終えることができました。 

反省点は、バス停から目的地までの移動手段,活動場所や見学場所での休憩所の有無,防寒対策など数多くありますが,森川海の探究活動によって森川海のつながりを理解する良い機会になったかと思います。

日常性と非日常性をどのように組み合わせるかについても考える機会となりました。日常性と非日常性はつながっており,日常性のための非日常性,非日常性のための日常性それらの相互的な関わりを考えることができるようになればと思っております。

江戸時代の自然哲学者安藤昌益も何事も自然界は「互性」によって成立していると訴えています。この体験交流会では,互性を実感できると思います。科学的思考力育成も必要ですが,まずこの互性の考え方は重要です。

互性・・・自然界は2つのモノが1つとなってはじめて意味をなすという考え。例えば、生物は雌雄があって次の世代を生み出すことができる,昼があれば夜がある。苦があれば楽がある。・・・すべてが当てはまるわけではありませんが,物事には二面性があるという事を意識することは大事ですね。

各小学校で解説したサクラマスの産卵ですが,岩手日報,毎日新聞でも取り上げていただきました。

毎日新聞岩手版トップ記事 2月1日
https://mainichi.jp/articles/20190201/ddl/k03/040/102000c

毎日新聞デジタル 1月31日
https://mainichi.jp/articles/20190131/k00/00m/040/248000c

 

日本と台湾の森川海国際交流をさらに深めて参りたいと思いますので,
今後ともどうぞよろしくお願い致します。