Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

水圏環境教育の新ゼミスタート

2011-01-22 | 水圏環境教育
新しいメンバー学部3年生4人を加え、水圏環境教育学研究室のゼミがスタートした。
新しいスタートは実にうれしいことであり,新たなる刺激を与えてくれる。1年後の成果発表が楽しみである。

本日のテーマはPDE(プロジェクトデザイン、評価)による水圏環境教育実践の手法についてである。実際の水圏環境学習会の実践結果を踏まえ、どのようなテーマ設定を行うのかを学習した。

大変ありがたいことに,今回のメンバーには民間企業の元会社役員であり社会人入学者の方から,大変豊富な経験を交えお話をいただいた。

こうしたPDEの手法は企業としては大変重要指定いること、アセスメントの実施,オブジェクトの組み立てが成功の8割を握っていること、チームとしての取り組みは大切であること。そして何より、責任者の役割が最終的に重要であることなど、大変実践的な貴重なお話をいただいた。ゼミの内容として大変充実した学習会であった。

なお、PDEについては,市民レベルでの各地域の水圏環境学習会ではあまり実施報告がなされておらず,この度3月に日本大学で開催される第22回海洋工学シンポジウムにてPDEの実践結果について結果報告を行う予定である。