Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

水圏環境リテラシーは、水族館とどう繋がるのか?

2009-12-09 | 水圏環境リテラシープログラム
「水族館における水生生物研究と教育。現状と課題。」東京中野区にある東京大学海洋研究所でシンポジウムが開催された。
水圏環境リテラシープログラムの取り組み、海外視察から見える海洋大学と水族館のあり方について提案した。その中で、水圏リテラシー基本原則は、他の学問や学習指導要領、諸外国をつなぐ「基準」のようなものであり、同時に、水圏環境リテラシーを元にした主体的な学びを促進する具体的な実践プログラムを作成することが求められる。水圏環境リテラシー推進リーダーは大学と水族館等の教育施設をつなぐパイプ役であると同時に、水圏環境リテラシーを普及するための実践的プログラムを開発運用することで、従来型の教育から脱却した多元的参加型の教育システムにより水圏環境リテラシーを備えた市民の育成が可能となるのである。そして、水圏環境リテラシー教育が進むことで、学校教育と水族館をはじめとした社会教育が有機的に連携し「よりよい日本の教育」が醸成されるのである。