縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

土器「御所野・水田」

2022年01月01日 | 土器

御所野遺跡で縄文中期後半という土器です。

縄文時代の「水田」がある。

 この御所野遺跡の土器が 「水田」に関係すると感じています。


 まず、器形を観察します。
 下部が「タル型」になっています

・「海」で生活する人の器形は「円筒型」が多かったが
・「山」で生活する人の器形は「タル型」が多いだろうと仮説をたてる。。

 物事を考える時に 2項対立で 考えると分かりやすいことがあります。
「 円筒形」(海)に対して「タル形」(山)で考える

大地は「地母神」であり生命の誕生の場であり全て の命が生まれる。


この恩恵を現す器形が「タル形」(母胎)と仮定し設定します。

口縁部分は無文であり水平である ことから「水田」と設定しました。
 胴の部分の 区画は「水田」を 形作っているのです
 「垂柳遺跡」の「水田」の様子と土器の模様が一致するようです 。

この土器は「水田」を現し土器に「おらの里山である理想郷」を製作して「祈る」ための対象物だと考えます。この土器がおらの里山(理想郷)です。

縄文楽  浄山

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