
縄・余話04)「土器模様・繊維土器」
縄文土器の模様を北黄金貝塚の展示品で調べた。
上坂式土器は、模様は赤貝の背でこすってつけたと聞いていた。
自分でも複製を作ってみて成る程と思ったことがあった。
縄文の模様は「縄」をなった施文具を転がしてつけると思っている。それが疑うことになるのか不気味だ。
北黄金貝塚の鉢形土器(上坂土器)を縄文模様ではないが一部拡大して観ていた。すると驚いたのは、下地の模様が表に表れているように感じる。
どう見ても上から押した模様とちがって見えた。下から浮き出ているようであったこれは大変なことである。
模様は施文具を使ってつけるのが常識のようになっている。
この模様をどのように解釈するでしょうか。
上から押した模様なら「凹」の模様に見えるが下から浮き出た模様なら「凸」の模様に見えると思う。
拡大した模様をどのように見るでしょう。凹か凸のどちらでしょう。大変に困った発見になるかもしれません。
細い糸目まで見え細工が複雑なのとがよく分る。手間もかかる土器づくりだ。
そして繊維の素材は何だろう?
縄文楽 浄山
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