縄文余話(土器・渦)
この土器の腹面にある模様を見て全てが渦巻きで埋められているのです。
このような模様の土器は、今まで見たことがなかったのです。
これは川が氾濫したり暴れ川だったと想像したのです。
名前のあがる川は笛吹川だろうか。
縄文時代はちがうところを流れていたかもしれないが、とにかくこの川の川辺に人が氾濫と向き合うように生活していたということが想像できます。
この土器の形は鉢形でなく茶筒型である。
このことは、ずっと川幅が広がってゆるやかな流れで長く続くと解釈できそうだ。
底が丸いということはあまり深くないつまり海でなくて川ということになる。
口縁の凸凹は地形を表現していると思える。
それらしい画像を一枚載せたが土器の産地に近くの人はきっと笛吹川は過去はどのような川か想像できると思います。
土器の渦巻きと比べてみるのもいいかなと考えます。
縄文楽 浄山
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます