縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「栄浜1遺跡」「北の縄文」09

2019年04月27日 | 土器
栄浜1遺跡 
「八雲(やくも)町 栄浜(さかえはま)1遺跡は、噴火湾に面した標高22~50mの緩やかな海岸段丘にある縄文時代前期後半から中期にいたる集落跡です。これまで200軒を超える竪穴住居や500基を超える土坑が発掘されていますが、その中から、9体が合葬された墓が見つかっています。」と解説があります。
◇祭祀用とみられる足のついた土器です。
◇竪穴住居は、三角で中が空いてます。墓は中が埋まっています。 仮定
小さい土器で、はっきりと区別がつきませんが、そのように考えています。
◇合葬墓は大きめで表面が削られていたり低く掘られています。
◇脚が付き浮いているのは、命を落とした人と思います。
次の軽石でできた「家形」は「家」という認識で今まで見ていましたが、家をつくる理由も意味も感じません。勝手に思っていただけです。
「イカ」の石器と思います。
脚もそれとなく分かるように掘られています。
隣町(森町)から「イカ型土器」が出土しています。
何のために作ったのでしょうか?イカを送る儀式をしていたのでしょうか。
『北黄金貝塚の竪穴式住居は八雲の栄浜の壁立ちの家をモデルにした」と解説に入れているのです。今だから言えることです。
△▽の印は疑問も残ります。課題です。
 縄文楽 浄山
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