縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

小樽市の小学生 3

2011年06月16日 | 北黄金貝塚公園

11時20分に昼食をとるという変則かもしれない日程の小樽市立天神小学校がきました。
発掘現場を見てもらいたいので、午前中に「北黄金2遺跡」の発掘現場を見てもらうため、すぐに、発掘現場を見学してもらいました。
現場の仕事を休んで学芸員の方が説明をしてくれます。

何しろ本物の貝塚の断面が見られます。
貝の層や遺物も見られたり触って「冷たい」と言った声も聞こえます。
午後の時間も十分にとってあって、ゆったりとした見学や体験をしていました。


体験は、模擬発掘体験です。「竪穴式住居」をモデルにした発掘体験場があります。ここで、いろいろなものが埋められています。石器類、骨角器、貝類などの本物を発掘して見つけていました。

縄文土器が出土しますが、洗うとよくわかりますが、縄文のついているのを見て判断しています。ただの石ころみたいに見えるものも、縄文時代に使ったと思われていたのではないかと想像できるものもあります。「スリ石」「たたき石」「網の錘」「道具か」などです。


想像するのがおもしろいのですが、そこまでは余裕がありません。当たり前でしょう。
下の粘土層まで出していた子もいました。

話の聞き方もよくて、最後に感想も話してもらいました。
楽しい見学になったでしょうか。

 

 

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