縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「井戸尻(02)」(新道式)

2021年07月12日 | 八ヶ岳土器

新道式土器

八ケ岳山麓には「湧水」が多く、湖沼になっている所が数多くあるようです。

「縄目の隆線」で囲んでいる場所は「湖沼」と考えます。湧き水が湧いている表現もあります。

写真のような湧水のため池状の個所が豊富に点在しています。

器形が「深鉢型」ですので、遠くまで湧水が流れる川があり環境も続くという感じです。

この湧き水を縄文ヒトは利用したにちがいない。感謝すると同時に命の再生を願ったのかもしれない。

「おらの世界(大地)を土器に表す」といえる。

縄文楽   浄山

 

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