縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北11のぼりべつ文化交流館(カント・レラ)

2024年03月23日 | 北海道土器

のぼりべつ文化交流館の土器です。

1、はじめに
のぼりべつ文化交流館
口縁が「ツノ状」になった深鉢の土器を使います。
この土器の「ツノ状」は何を表現しているかということです。

 土器の産地が重要なのですがはっきり明記した解説文が見つかりませんでしたので登別市内ということで 解読をすることにしました。

2、土器の解読
・深鉢の円筒式土器
深い海を生活環境とする人たちの土器と思います。

・縄紋模様から分かることは
土器の上部まで海だと考えると波が穏やかでなく荒れ気味で波の向きが左右と変わっていたりしています。

・海岸の風景を探しました。
岬の突端にカブト岩とも表現しても良い風景がありましたが、産地と離れすぎて該当しません。


そこで

・土器の模様を波から河川と仮定し変更してみました。
そうすると地形の上部まで(河川)縄文が続きます。

・「ツノ状」は「凹んだ土地」を表現していると仮定しました。
高い土地に凹んだ「倶多楽湖」がありました。「地獄谷」とも思われますが今後になります。

3、終りに
土器の器形と模様が現地の環境に合致するということは非常に楽しいことです。
今回の「倶多楽湖」は不安もあります。
縄文楽   浄山

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北10苫小牧市美術博物館 | トップ | 北12北黄金貝塚情報センター »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿