縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北黄金貝塚とは 2(丘の風景 B貝塚)

2018年10月21日 | 縄文楽

それでは、公園に入っていきましょう。

歩く小道は整備されて歩きやすいようになっています。

縄文の丘の一番奥にある山側の貝塚に行ってみます。

丘の高いところで、対岸の「駒ヶ岳」が見えます。

縄文時代は噴煙を上げていたと思います。

こちら側の有珠山も噴煙をはいていたでしょう。

先ず、一番遠くにある「B貝塚」に行きます。

 やっと奥にある貝塚に着きました。息も切れるほどの人もいると思います。

海抜 25メートル位の高さになります。

修学旅行で車椅子の子をみんなで押したり引っ張たりして見学した学校もあります。

この貝塚は「B貝塚」といいます。

およそ6000年前の貝塚を復元したものです。手前の小さな貝塚がそうです。

後ろ(海側)を見ると500メートル位先に海が見えます。その先には対岸が見えるでしょうか。

この画像は風のある日でしたので見えませんが、白波が立っています。

貝塚は、本来は地下に埋まっていますが、わかるように、その上に復元したものです。

貝は粉々になっていますが、実は「ハマグリ」の貝塚なのです。他の貝類や石器なども混ざっています。

開拓当時の古老の話では、このハマグリを畑の肥料に使うため馬車で運び出したというエピソードもあります。

きっと、山のように積もっていたと思われます。

ハマグリが重要なポイントになります。

 

 

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