縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北黄金貝塚とは 3(B貝塚 ハマグリ)

2018年10月22日 | 縄文楽

B貝塚は、直径10メートル位の丸い形に作られています。今の畑の地面に貝が散らばるように出ていたのです。
ほとんどがハマグリですが、その他ホタテやアサリなどの貝も含まれています。

縄文時代の「ヤマトハマグリ」といわれる在来種は、現在は生息していません。気候だけでなく環境もかわりました。

ハマグリは今より温暖な気候で内湾のきれいな海水の砂泥底に生息するといわれます。

気候としては仙台以南ですがハマグリにとって環境が悪くなって生息できなくなりました。
日本では周防灘や有明海の一部にだけ生息しているようです。

店頭に並ぶのは、ほとんどは「チョウセンハマグリ」だそうです。

復元した貝塚は発掘し出土した貝も当初はありました。年数が経つと壊れたりして補充します。
お店屋さんで廃棄する殻を頂いています。

ハマグリということで解説しています。区別がつきません。

この時代は、温暖な気候だったということで、海水面の変化はどうだったのでしょう。

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